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特長
種類名 プロピザミド水和剤
有効成分 プロピザミド・・・50.0%
性状 類白色水和性粉末
毒性 普通物
安全性 製品安全データシートコルテバ・アグリサイエンスへのリンク)
有効年限 5年
包装 300g×20袋 ダンボール箱
作用機構分類 HRAC 3[プロピザミド]
  1. 土壌処理により雑草の幼芽・幼根の成長点を阻害し、雑草を枯殺します。
  2. 雑草発生前に全面土壌処理することにより、イネ科雑草及び広葉雑草までの幅広い雑草に効果を示します。
  3. 雑草の発生を比較的長期間抑えることができます。

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(製造・販売元 コルテバ・アグリサイエンスへのリンク)

適用作物及び使用方法
作物名 適用雑草 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 プロピザミドを含む農薬の総使用回数
キャベツ 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜300g/10a 全面土壌散布 定植直後雑草発生前 1回 100L/10a 1回
ブロッコリー 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜300g/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前(但し、定植14日後まで) 1回 100L/10a 1回
チコリ 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 300g/10a 全面土壌散布 は種後発芽前(雑草発生前) 1回 100L/10a 1回
ごぼう 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜300g/10a 全面土壌散布 は種後発芽前(雑草発生前) 1回 100L/10a 1回
ごぼう(べたがけ栽培) 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 100〜200g/10a 全面土壌散布 は種後発芽前(雑草発生前) 1回 100L/10a 1回
チコリ(根株) 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 300g/10a 全面土壌散布 は種後発芽前(雑草発生前) 1回 100L/10a 2回以内
一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 300g/10a 全面土壌散布 定植後又は中耕後雑草発生前(但し、収穫60日前まで) 2回以内 100L/10a 2回以内
しゅんぎく 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 300g/10a 全面土壌散布 は種後発芽前(雑草発生前) 1回 70L/10a 1回
たまねぎ(春播栽培) 一年生広葉雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 300g/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前(但し、収穫45日前まで) 2回以内 100L/10a 2回以内
一年生イネ科雑草 200〜300g/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前(但し、収穫45日前まで) 2回以内 100L/10a 2回以内
たまねぎ(秋播栽培) 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜300g/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前(但し、収穫45日前まで) 2回以内 100L/10a 2回以内
もりあざみ 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 150〜200g/10a 全面土壌散布 は種後発芽前(雑草発生前) 1回 100L/10a 1回
レタス(秋播栽培) 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜300g/10a 全面土壌散布 は種覆土後雑草発生前(但し、は種14日後まで) 1回 70〜100L/10a 1回
一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜300g/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前(但し、定植14日後まで) 1回 70〜100L/10a 1回
一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜300g/10a 全面土壌散布 定植前 1回 70〜100L/10a 1回
レタス(春播栽培) 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜300g/10a 全面土壌散布 定植前 1回 70〜100L/10a 1回
一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜300g/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前(但し、定植14日後まで) 1回 70〜100L/10a 1回
きく 一年生雑草(キク科、カヤツリグサ科を除く) 200〜400g/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前 1回 100L/10a 1回

アグロマックス水和剤の製品ちらし (コルテバ・アグリサイエンスへのリンク)

  • キャベツ、ブロッコリー、タマネギなどのキク科ではない作物の、アグロマックス水和剤の使い方を教えてください。
  • 土壌処理型除草剤ですので、雑草発生前に処理してください。すでに発生している雑草には効果がありません。雑草抑制期間はおよそ30〜40日程度です。キャベツ、ブロッコリー、タマネギでは薬害がでやすいので、薬量を守ってください。重複散布にならないように気をつけてください。製品ラベルの「効果・薬害等の注意」をよく読んでください。
上手な使い方
  • 定植後散布の場合は、他の農薬との混用や展着剤の加用は避けてください。
  • 砂土では、薬害を生じる恐れがあるので使用を避けてください。
  • 保水性の高い水田転換畑や、イネ後作のキャベツ・ブロッコリー(移植)では、200g/10aの薬量で使用してください。又11月から翌年3月までの低温期の使用を避けてください。
  • キャベツ・ブロッコリーでの定植散布では、薬液が霧状にならないような低い散布圧(10kgf/cuを超えない程度)で使用してください。殺虫剤や殺菌剤散布時のような高圧で霧が立つような噴霧処理は、薬害の原因になります。
  • 定植後の散布には、土壌処理型除草剤の散布に適した散布幅が調節できるノズルの使用をお勧めします。
  • 軟弱徒長苗、老化苗では使用しないでください。
  • タマネギには条件によって薬害を生じる場合があります。下記の条件では使用しないでください。
    1. 11月以降の低温時
    2. 水はけの悪い土壌
    3. 砂壌土
    4. 土壌有機物の少ない土
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 本剤はキク科、カヤツリグサ科には効果が劣るので、キク科、カヤツリグサ科雑草優占の場合には使用を避けてください。
  • 本剤は雑草の発生後では効果が劣るので、散布は必ず雑草の発生前土壌全面に均一に行ってください。
  • 砕土、整地、覆土は丁寧に行なってください。特に水稲後作や水田転換畑では、土壌水分が適湿な時に丁寧に耕起作業を行なってください。
  • 極端な乾燥土壌または過湿土壌での使用は避けてください。特に水稲後作や水田転換畑では、畦間に水がたまるなど、過剰な土壌水分条件下での使用は避けてください。
  • 散布後に降雨が予想される時は使用を避けてください。
  • 散布は噴霧状にならないよう注意してください。特に定植後処理では吐出圧を下げて土壌全面に均一に行い、重複散布を避けてください。
  • 砂土や礫を含む土壌での使用は避けてください。
  • 定植後散布の場合、他剤との同時施用や展着剤の使用は避けてください。又他剤との近接散布の場合、少なくとも前後一日の間隔をあけてください。
  • ごぼうのべたがけ栽培では薬害が生じやすいので、注意してください。
  • 移植をする作物では、根が露出するような浅植えを避け、丁寧に移植を行なってください。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにしてください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して弱い刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。目に入った場合は直ちに十分に水洗してください。
  • 本剤は皮膚に対して弱い刺激性があるので、皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 保管
    直射日光を避け、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。
製造・販売:コルテバ・アグリサイエンス