農薬情報>殺菌剤


特長
■有効成分:アゾキシストロビン・・・20.0%
■性状:淡褐色水和性粘稠懸濁液体
■毒性:普通物
■有効年限:4年
■包装:250mlx40瓶
  • シメジ(マツカサキノコ)の一種である食用きのこから発見された天然生理活性物質(ストロビルリン類)に由来する殺菌剤で、作用性としては病原菌細胞におけるミトコンドリア内の電子伝達系に働き、呼吸を阻害します。
  • アミスターは作物に侵入する前の病原菌に効果を発揮する「予防効果」、作物内部に取り込まれる「浸透性」を有し、体内全体を守ります。また、既に侵入した病原菌に対しても効果を発揮する「治療効果」、また葉表から葉裏の病原菌へ、葉裏から葉表の病原菌に対し効果を発揮する「浸達性」を重ね備えております。
  • 幅広い病害に効果があります。子のう菌類、担子菌類、不完全菌類、べん毛菌類の多くの糸状菌に対して優れた殺菌効果があります。
  • 扱いやすいフロアブル製剤で散布液の調製が容易であり、収穫物の汚れも少ないです。
  • 人畜に対し毒性が低く、有用生物にも影響が少ないです。
  • べと病、うどんこ病に対してローテーションの一剤となる新系統の薬剤です。・・・きゅうり
  • つる故病に対して優れた効果を持ち、べと病、うどんこ病に対してはローテーションの一剤となる新系統の薬剤です。・・・メロン
  • つる故病に対して優れた効果を持つ新系統の薬剤です。・・・すいか
  • 育苗床防除では炭そ病に高い効果を示し、うどんこ病の同時防除も可能です。・・・いちご
  • 発生初期までに予防的に散布することでさび病に高い効果を発揮します。・・・ねぎ
  • うどんこ病に対してローテーションの一剤となる新系統の薬剤です。・・・なす
  • 赤かび病の重点防除時期の散布でうどんこ病も同時防除できます。・・・小麦
アミスター[Amistar(英国)]
  1. 病原菌のエネルギーをもとから断つ。
    アミスターは、病原菌が増殖エネルギーを合成する過程を阻害します。天然に存在するストロビルリン類と同様に、病原菌細胞内のミトコンドリアで行われている呼吸の生化学的経路におけるチトクロームbとチトクロームC1間の電子伝達を阻害します。
  2. 病原菌の増殖サイクルすべてに効く。
    アミスターは、病原菌が増殖するためのエネルギー合成を阻害するため、病原菌の増殖サイクルすべてに活性を示します。
  3. 主要な病害をすべてカバー
    アミスターは、病原菌の増殖に共通なエネルギー合成を阻害します。それによって作物の主要な病害に対して高い効果を示します。アミスターは主要4分類の糸状菌(べん毛菌類、担子菌類、子のう菌類、不完全菌類)に高い効果を示します。
AZ(英国)[Azoxystrobin]
  • アミスターに含まれる有効成分「アゾキシストロビン」のトレードマーク
作物別使用方法および試験成績
きゅうり
メロン
すいか
いちご
ねぎ
なす
小麦
混用事例表
適用病害および使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 アゾキシストロビンを含む農薬の総使用回数
小麦 紅色雪腐病 原液 4〜8ml/乾燥種子1kg は種前 1回 種子吹き付け処理 4回以内(種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
株腐病 原液 8ml/乾燥種子1kg 塗沫処理
うどんこ病、赤さび病 2000〜3000倍 100〜200L/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布
だいず 紫斑病 2000〜3000倍 100〜400L/10a 2回以内 2回以内
16〜24倍 800ml/10a 無人ヘリコプターによる散布
腐敗粒、べと病 2000倍 100〜400L/10a 散布
きゅうり うどんこ病、べと病 1500〜2000倍 収穫前日まで 4回以内 4回以内
灰色かび病、菌核病 1500倍
褐斑病、炭疽病 2000倍
にがうり うどんこ病、べと病、炭疽病 2000倍 収穫7日前まで 3回以内 3回以内
うり類(漬物用) うどんこ病、つる枯病、べと病、炭疽病 1500〜2000倍 4回以内 4回以内
メロン うどんこ病、つる枯病、べと病 2000倍 収穫前日まで
すいか つる枯病、炭疽病 2000倍
トマト 葉かび病、灰色かび病 2000倍
なす うどんこ病、すすかび病 2000倍
葉たまねぎ 灰色腐敗病、べと病 2000倍 収穫3日前まで 3回以内 3回以内
たまねぎ 2000倍 収穫前日まで 4回以内 4回以内
ねぎ さび病、べと病、黄斑病、黒斑病、葉枯病 2000倍 収穫3日前まで
わけぎ さび病、べと病、黄斑病、黒斑病 2000倍 収穫7日前まで
あさつき 2000倍 収穫3日前まで
にら 白斑葉枯病 2000倍 収穫14日前まで 2回以内 2回以内
にんにく さび病、葉枯病 2000倍 収穫7日前まで 3回以内 3回以内
はくさい べと病、黒斑病、白さび病、白斑病 2000倍 4回以内 4回以内
レタス 菌核病、灰色かび病、べと病 2000倍 4回以内(土壌灌注は2回以内)
ビッグベイン病 2000倍 3L/m² 収穫30日前まで 2回以内 土壌灌注
非結球レタス 菌核病、灰色かび病、べと病 2000倍 100〜400L/10a 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内
キャベツ 菌核病、株腐病 2000倍
しろな 白さび病 2000倍 収穫14日前まで 1回 1回
いちご うどんこ病 1500〜2000倍 収穫前日まで 苗床:4回以内 7回以内(苗床では4回以内、本圃では3回以内)
炭疽病 2000倍
灰色かび病 1500倍
うどんこ病 1500〜2000倍 本圃:3回以内
炭疽病 2000倍
灰色かび病 1500倍
アスパラガス 茎枯病、斑点病、褐斑病 2000倍 4回以内 4回以内
てんさい 葉腐病、褐斑病 1500倍 収穫14日前まで 3回以内 4回以内(灌注は1回以内、散布は3回以内)
根腐病 1500〜4000倍
500倍 ペーパーポット1冊当り1L(3L/m²) 定植前 1回 苗床灌注
炭疽病、輪斑病、新梢枯死症(輪斑病菌による)、もち病 2000倍 100〜400L/10a 摘採14日前まで 3回以内 散布 3回以内
非結球あぶらな科葉菜類(ただし、しろな、チンゲンサイを除く) 白さび病 2000倍 収穫21日前まで 2回以内 2回以内
エンダイブ 菌核病 2000倍 1回 1回
らっきょう さび病 2000倍 収穫3日前まで 3回以内 3回以内
パセリ うどんこ病 2000倍 収穫45日前まで 1回 1回
みつば 灰色かび病 2000倍 収穫14日前まで 但し、伏せ込み栽培は伏せ込み前まで
みょうが(花穂) 紋枯病 2000倍 3L/m² 収穫3日前まで 2回以内 土壌灌注 2回以内
みょうが(茎葉) 2000倍 みょうが(花穂)の収穫3日前まで 但し、花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで
しそ 斑点病 2000倍 100〜400L/10a 収穫前日まで 株元散布
せり 葉枯病 2000倍 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内
クレソン 斑点病 2000倍 収穫21日前まで 3回以内 3回以内
だいこん 白さび病、ワッカ症 2000倍 収穫14日前まで
あずき、いんげんまめ 炭疽病 2000倍 60〜200L/10a 収穫7日前まで
葉ごぼう うどんこ病 2000倍 100〜400L/10a 収穫21日前まで 1回 1回
こおにたびらこ、ははこぐさ 菌核病 2000倍 収穫30日前まで
ズッキーニ うどんこ病 2000倍 収穫前日まで 4回以内 4回以内
ピーマン 灰色かび病 2000倍
オクラ うどんこ病 2000倍 2回以内 2回以内
畑わさび 白さび病 2000倍 収穫7日前まで
わさび 2000倍 畑育苗期
かぶ 2000倍 収穫7日前まで
さやいんげん 灰色かび病 2000倍 収穫前日まで 3回以内 3回以内
さやえんどう、実えんどう 灰色かび病、菌核病、褐紋病 2000倍
セルリー 斑点病 2000倍 収穫3日前まで 4回以内 4回以内
未成熟そらまめ さび病 2000倍 3回以内 3回以内
モロヘイヤ 灰色かび病 2000倍 収穫前日まで 4回以内 4回以内
ばれいしょ 夏疫病 3000〜4000倍 収穫7日前まで 3回以内 4回以内(種いもへの処理は1回以内、散布は3回以内)
黒あざ病 500倍 - 植付前 1回 瞬時種いも浸漬
やまのいも 葉渋病、炭疽病 2000倍 100〜400L/10a 収穫前日まで 3回以内 散布 3回以内
せんぶり さび病 2000倍 収穫7日前まで
にら(花茎) 白斑葉枯病 2000倍 収穫前日まで 2回以内 2回以内
しゅんぎく 炭疽病 2000倍
きく 白さび病 2000倍 発病初期 5回以内 5回以内
たばこ 赤星病 2000〜3000倍 100〜180L/10a 収穫10日前まで 2回以内 2回以内
使用上の注意
  • 使用前に容器をよく振ってから本剤の所要量を所定量の水にうすめ、よくかき混ぜてから散布します。(沈殿)
  • 浸透性を高める効果のある展着剤を混用すると薬害を生じる場合がある作物に対する安全性の詳細へ)ので、展着剤混用に当っては事前にその適否を確認します。(薬害):
    トマト、いちご、なす、きゅうり、メロン、すいか、てんさいに使用する場合、浸透性を高める効果のある展着剤:ニーズ、ミックスパワーなどと混用しないで下さい。
  • 液肥および農薬以外の農業資材などとは、混用を避けます。
  • 高温多湿条件での使用を避ける作物に対する安全性の詳細へ)とともに、散布後の温度・温度管理に注意します。:
    いちご、なす、トマトの施設栽培で施設内が高温多湿な場合は、薬害を防ぐため散布後十分な換気を行うこと。また、特に散布後高温が予想される場合には使用しません。
  • いちごの灰色かび病に対しては、多発性条件では効果が劣る場合があるので注意します。
  • 耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用を避け、なるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用します。
  • 通常の使用方法では安全上の問題はありません。
  • 本剤は水産動物に影響を及ぼすが、通常の使用方法では問題はありません。
  • 直射日光をさけ、なるべく低温な場所に密栓して保管します。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。 なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
製造: シンジェンタジャパン(株)
販売: 住友化学(株)