| 防除のポイント |
| べと病 |
ハウス栽培では換気をよくし、過湿防止につとめる。肥料切れを起こさないように肥培管理に努める。栽培が終わった段階では、被害残渣を残さないように環境整備して伝染源を残さないようにする。育苗中に発病した時は、定植後の伝染源となる危険性が高いので薬剤防除を徹底しておく。
本病に対する登録農薬は多い。慣行的に使われるものとしてダコニールフロアブルがよく知られているが、アミスターは予防的・治療的の両者に優れ、かつべと病以外の病気に対しても効果が優れ、うどんこ病、灰色かび病などにも登録があるので安心して使用することができる。
本病は極若い葉や下方の老化葉・硬化葉には発病しにくいので、中段から上方の部分に重点を置いて、むらなく散布する。
薬剤散布はなるべく初期防除に重点をおき、発病後はおおむね7〜10日程度の間隔で実施する。但し、アミスター単剤の連用は避ける。
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| 炭そ病 |
種子は無病株から採集する。種子消毒をする。被害茎葉は畑に残すことなく除去焼却し、古い資材を使用するときは巻きひげを取り除いてから使用する。発病地には連作しない。薬剤防除はべと病に準じて行う。有効な農薬も共通のものが多い。育苗期から発生することがあるので、ダイセン類を予防的に使用しておくと発生が抑制される。 アミスターをべと病を対象として使用すると、本病も同時防除できる。
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| 褐斑病 |
被害残渣や前作で発病したハウスで使用した農業資材などからの伝染が起きるので、栽培環境を清潔に保つように心がける。種子伝染の可能性もあるので種子は消毒済のものを使用する。施肥を十分に肥え切れしないように肥培管理する。栽培期間中は、とくにハウスでは湿度を低く保つために天窓や腰窓をできる限り長く開放する。 薬剤散布は、病原菌が使用される薬剤に対して薬剤耐性を獲得して、防除効果が落ちる場合が知られているので、このような薬剤は連用をつつしみ、作用性の異なる薬剤を輪番に使用する。
アミスターは予防効果、治療効果とも優れるので発病の恐れがある場合、初発期及び伝搬時期に散布すると発生を食い止めるのに極めて有効である。
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| 菌核病 |
土壌中で越夏した菌核が第一次伝染源となるので、前年発病した圃場はクロルピクリンなどで土壌消毒する。深く天地返しを行って菌核を地中深く埋め込んでしまう。ハウス内はビニルマルチを行い、潅水は地中潅水を行うことによって、子のう盤からの胞子の飛散を妨げ、併せてハウス内の湿度を低下させて発病を抑えることができる。 紫外線カットフィルムを使用して子のう盤の形成を防ぐ。被害茎葉はできる限り集めて焼却するか、地中深く埋め込む。夏の間、圃場は湛水して土壌中に埋もれている菌核を腐敗させる。
本病は、発病後の防除は困難を伴うので、初発の時期を的確に捕らえて予防的に薬剤散布を行うように心がける。
防除薬剤は多いが、なかでも、アミスターは予防効果、治療効果とも優れるので、発病始めや病斑の進展期を的確に捕らえて散布する。
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| 灰色かび病 |
ハウスでは換気及び暖房装置により、低温多湿の発病しやすい環境を改善することが好ましい。発病果や被害葉は発見次第取り除き、栽培の終わった圃場では伝染源を残さないように圃場環境を清潔に保つように努める。薬剤散布は発生初期の防除に重点をおき、散布間隔は概ね7日間隔とする。 本病に対する防除薬剤は優れたものが多い。しかし、薬剤によっては薬剤耐性菌の出現で防除効果が低下している種類のものもあり、散布に際しては十分な注意が必要である。
その点、アミスターはいずれの薬剤耐性菌にも高い防除効果が期待できるので、安心して使用することができる。アミスターは予防効果にも優れるが、できれば発病を発見次第、間一髪使用することが望ましい。
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