農薬情報>殺虫剤>ネオニコチノイド系>フラニコチニル系


特長
■有効成分
粒剤 ジノテフラン・・・1.0%
顆粒水溶剤 ジノテフラン・・・20.0%
粉剤DL ジノテフラン・・・0.5%
■性状
粒剤 類白色細粒
顆粒水溶剤 淡青緑色水溶性細粒
粉剤DL 類白色粉末 45μm以下 浮遊性指数20以下
■人畜毒性(原体):普通物
急性毒性
(LD50 mg/kg)
経口 ラット、マウス > 2000
経皮 ラット > 2000
■魚毒性(原体):A類相当
TLm(mg/L) マゴイ(48時間) > 1000
ニジマス(96時間) > 1000
ミジンコ(3時間) > 10,000
■鳥類毒性(原体):低い
急性毒性
(LD50 mg/kg)
経口 ウズラ > 1000
■天敵(クモ類・カブリダニ)に対する影響:少ない
 アルバリンは三井化学(株)が開発したハロゲンを含まないネオニコチノイド系薬剤です。
 近年、主要害虫(コナカイガラムシ類・カメムシ類)及び侵入害虫(マメハモグリバエ・トマトハモグリバエ、ミナミキイロアザミウマ、オンシツコナジラミ・シルバーリーフコナジラミ)の問題等、圃場での害虫相の変化が懸念されています。要因として気温等の環境変化に加え、有機リン剤、合成ピレスロイド剤などの連用による弊害とも考えられます。
 現在問題とされているこれらの害虫は、薬剤抵抗性を獲得するスピードが速く、なかなか防除に適した薬剤が見当たらないのが現状です。
 アルバリンは新規ネオニコチノイド系(フラニコチニル系)害虫防除剤で、果樹・野菜・水稲の現在問題となっている広範な害虫防除に最適な、21世紀を担う薬剤です。
  使用目的に合わせ、
 アルバリン粉剤DL・・・水稲のカメムシ、ウンカ類等用
 アルバリン粒剤・・・野菜、水稲に適用
 アルバリン顆粒水溶剤・・・野菜、果樹に適用
  • 現在問題となっている広範囲の害虫に効果があります。
    半翅目(コナジラミ・カメムシ類)、双翅目(マメハモグリバエ等)、甲虫目(キスジノミハムシ等)、鱗翅目(ハモグリガ・シンクイムシ等)、総翅目(ミナミキイロアザミウマ、チャノキイロアザミウマ等)の害虫に卓効を示します。
  • 他のネオニコチノイド系に類を見ない、ユニークな殺虫特性。
    ユニークな化学構造と作用機構により、きわめてユニークな特性を発揮します。
  • 大切な作物に広く行きわたり、害虫を内側からノックアウト!
    根部及び茎葉部から容易に吸収され、高い浸透移行性を有し、茎葉散布、土壌混和処理、育苗箱処理、湛水散布にて速やかに効果を発揮し、十分な残効を示します。
  • 既存剤の薬剤抵抗性害虫にも高い効果を示します。
  • 魚類・鳥類・天敵などに高い安全性!!
    • 哺乳類に対する安全性は高かく、原体・各製剤とも普通物です。
    • 魚毒性はA類相当(原体・各製剤とも)で、ミジンコ等の水性生物にも安全です。
    • 鳥類に対する安全性は高く、環境中で速やかに分解される自然にやさしい薬剤です。
    • 重要な天敵であるクモ類やカブリダニに対する影響がほとんどありません。
  • ハダニのリサージェンスの心配がありません。
    リサージェンスとは、圃場で農薬(殺虫剤)を施用した後、対象害虫あるいは他種類の害虫が増加すること。
    原因は、主に農薬の影響による天敵生物の減少とされる。
適用及び使用方法:アルバリン粉剤DL
作物名 適用場所 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 総使用回数*
- ウンカ類、ツマグロヨコバイ、カメムシ類、イナゴ類、イネドロオイムシ、ニカメイチュウ、フタオビコヤガ 3kg/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理及び側条施用は合計1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内)
だいず、えだまめ カメムシ類、フタスジヒメハムシ、ダイズサヤタマバエ 3kg/10a 2回以内 2回以内
水田作物、畑作物(休耕田) ヨシ、オギ、ススキ、セイタカアワダチソウ等の多年生雑草が優占している休耕田 カメムシ類 3kg/10a - 3回以内 3回以内
* 収穫物への残留回避のため本剤およびその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限。
適用及び使用方法:アルバリン粒剤
作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 総使用回数*
ウンカ類、ツマグロヨコバイ、ニカメイチュウ、イネドロオイムシ、カメムシ類 3kg/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理及び側条施用は合計1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内)
きゅうり ハモグリバエ類 2g/株 育苗期 1回 株元散布 4回以内(育苗期の株元散布、定植時の土壌混和及び定植時の株元散布は合計1回以内、定植後の株元散布は1回以内、散布は2回以内)
2g/株 定植時 植穴土壌混和
アザミウマ類 2g/株
アブラムシ類、コナジラミ類 1g/株 育苗期 株元散布
1g/株 生育期但し、収穫14日前まで
1〜2g/株 定植時 植穴土壌混和
うり類(漬物用) アザミウマ類 2g/株 3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
アブラムシ類、コナジラミ類 1〜2g/株
メロン ハモグリバエ類 2g/株 育苗期 株元散布 3回以内(育苗期の株元散布、定植時の土壌混和及び定植時の株元散布は合計1回以内、散布は2回以内)
2g/株 定植時 植穴土壌混和
アザミウマ類 2g/株
アブラムシ類 1g/株 育苗期 株元散布
1g/株 定植時 植穴土壌混和
コナジラミ類 1g/株 育苗期 株元散布
1〜2g/株 定植時 植穴土壌混和
すいか ワタアブラムシ 2g/株 定植時 植穴土壌混和 4回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、定植後の株元散布は1回以内、散布は2回以内)
2g/株 生育期 但し、収穫21日前まで 株元散布
2g/株 育苗期
かぼちゃ アブラムシ類、コナジラミ類 2g/株 定植時 植穴土壌混和 3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
なす ハモグリバエ類 2g/株 育苗期 株元散布 3回以内(育苗期の株元散布、定植時の土壌混和及び定植時の株元散布は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計2回以内)
1〜2g/株 定植時 植穴土壌混和
アザミウマ類 1〜2g/株
アブラムシ類 1g/株
コナジラミ類 1〜2g/株
アブラムシ類、コナジラミ類 1g/株 育苗期 株元散布
1g/株 生育期 但し、収穫前日まで 2回以内
トマト、ミニトマト ハモグリバエ類 1〜2g/株 育苗期 1回 5回以内(育苗期の株元散布は1回以内、定植時の灌注は1回以内、定植時の土壌混和は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計2回以内)
1〜2g/株 定植時 植穴土壌混和
コナジラミ類 1g/株 育苗期 株元散布
1g/株 生育期 但し、収穫前日まで 2回以内
アブラムシ類 1g/株
コナジラミ類 1〜2g/株 定植時 1回 植穴土壌混和
アブラムシ類 1g/株
ピーマン アザミウマ類 1〜2g/株 3回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計2回以内)
アブラムシ類 1g/株
1g/株 育苗期 株元散布
1g/株 生育期 但し、収穫前日まで 2回以内
とうがらし類 アザミウマ類 1〜2g/株 定植時 1回 植穴土壌混和 4回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、定植後の株元散布は1回以内、散布は2回以内)
アブラムシ類 1g/株
1g/株 育苗期 株元散布
1g/株 生育期 但し、収穫14日前まで
とうがらし(葉) アザミウマ類、アブラムシ類 1g/株 定植時 但し、収穫30日前まで 植穴土壌混和 1回
キャベツ アオムシ、コナガ 2〜3g/株 定植時 3回以内(育苗期の株元散布、定植時の土壌混和及び灌注は合計1回以内、散布は2回以内)
アブラムシ類 2g/株
2g/株 育苗期 株元散布
ハイマダラノメイガ 3g/株 定植時 植穴土壌混和
はくさい アオムシ、コナガ 2〜3g/株 3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
アブラムシ類 2g/株
ハイマダラノメイガ 3g/株
ブロッコリー アブラムシ類、コナガ 2g/株 3回以内(定植時の土壌混和及び灌注は合計1回以内、散布は2回以内)
ねぎ アザミウマ類、ハモグリバエ類 6kg/10a 株元散布 4回以内(育苗トレイへの灌注及び定植時の株元散布は合計1回以内、生育期の株元灌注は1回以内、散布は2回以内)
にんじん ハモグリバエ類 9kg/10a は種時 播溝土壌混和 4回以内(は種時の土壌混和は1回以内、生育期の株元灌注は1回以内、散布は2回以内)
だいこん キスジノミハムシ 4〜6kg/10a 3回以内(は種時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
アブラムシ類 6kg/10a
かぶ キスジノミハムシ、アブラムシ類 6kg/10a
こまつな、みずな アブラムシ類、キスジノミハムシ 6kg/10a
チンゲンサイ キスジノミハムシ 6kg/10a 定植時 土壌混和 3回以内(は種時及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内)
6kg/10a は種時 播溝土壌混和
アブラムシ類 6kg/10a
非結球あぶらな科葉菜類(こまつな、みずな、チンゲンサイを除く) アブラムシ類、キスジノミハムシ 6kg/10a 1回
なばな類 アブラムシ類 6kg/10a
ほうれんそう 6kg/10a 3回以内(は種時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
いちご ワタアブラムシ 0.5〜1g/株 定植時 植穴土壌混和 1回
かんきつ(苗木) ミカンハモグリガ 20g/株 育苗期 5回以内 株元散布 5回以内
くわい アブラムシ類 3kg/10a 収穫30日前まで 3回以内 散布 3回以内
オクラ 9kg/10a 生育期 但し、収穫14日前まで 1回 株元散布 3回以内(株元散布は1回以内、散布は2回以内)
さやえんどう ハモグリバエ類 9kg/10a
食用ぎく アブラムシ類 1g/株(但し、10a当り30kgまで) 定植時 植穴土壌混和 3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
マメハモグリバエ 2g/株(但し、10a当り30kgまで)
しゅんぎく ハモグリバエ類 9kg/10a は種時 播溝土壌混和 3回以内(は種時及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内)
9kg/10a 定植時 植溝土壌混和
クワシロカイガラムシ 12kg/10a 摘採7日前まで 2回以内 株元土壌混和 2回以内
きく アブラムシ類 1g/株(但し、10a当り30kgまで) 定植時 1回 植穴土壌混和 5回以内(定植後は4回以内)
マメハモグリバエ 2g/株(但し、10a当り30kgまで)
アブラムシ類 20kg/10a 生育期 4回以内 株元散布
ガーベラ マメハモグリバエ 2g/株 定植時 1回 植穴土壌混和
コナジラミ類 1g/株
アブラムシ類 1g/株
20kg/10a 生育期 4回以内 株元散布
花き類・観葉植物(きく、ガーベラを除く) 1g/株(但し、10a当り30kgまで) 定植時 1回 植穴土壌混和
20kg/10a 生育期 4回以内 株元散布
つつじ類 ツツジグンバイ 6kg/10a 発生初期 5回以内 5回以内
* 収穫物への残留回避のため本剤およびその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限。
適用作物及び使用方法:アルバリン顆粒水溶剤
作物名 適用場所 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 総使用回数*
- カメムシ類 2000倍 60〜150L/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 4回以内(育苗箱への処理及び側条施用は合計1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内)
ウンカ類、ツマグロヨコバイ 3000倍
ピーマン コナジラミ類 2000〜3000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 2回以内 3回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計2回以内)
アブラムシ類 3000倍
アザミウマ類 2000倍
トマト、ミニトマト コナジラミ類 100倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm・使用土壌約1.5〜4.0L)当り0.5L 定植時 1回 灌注 5回以内(育苗期の株元散布は1回以内、定植時の灌注は1回以内、定植時の土壌混和は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計2回以内)
2000〜3000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 2回以内 散布
なす 2000〜3000倍 3回以内(育苗期の株元散布、定植時の土壌混和及び定植時の株元散布は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計2回以内)
アブラムシ類 3000倍
アザミウマ類 2000倍
とうがらし類 アブラムシ類 3000倍 4回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、定植後の株元散布は1回以内、散布は2回以内)
アザミウマ類 2000倍
かぼちゃ アブラムシ類 2000倍 3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
きゅうり アブラムシ類、コナジラミ類 2000〜3000倍 4回以内(育苗期の株元散布、定植時の土壌混和及び定植時の株元散布は合計1回以内、定植後の株元散布は1回以内、散布は2回以内)
アザミウマ類 2000倍
すいか アブラムシ類 2000〜3000倍 収穫7日前まで 4回以内(育苗期の株元散布及び定植時の土壌混和は合計1回以内、定植後の株元散布は1回以内、散布は2回以内)
メロン コナジラミ類 2000〜3000倍 収穫3日前まで 3回以内(育苗期の株元散布、定植時の土壌混和及び定植時の株元散布は合計1回以内、散布は2回以内)
アブラムシ類 3000倍
アザミウマ類 2000倍
うり類(漬物用) コナジラミ類、アザミウマ類 2000倍 収穫7日前まで 3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
アブラムシ類 2000〜3000倍
にがうり コナジラミ類 2000倍 収穫前日まで 2回以内
ブロッコリー アブラムシ類 2000〜3000倍 収穫3日前まで 3回以内(定植時の土壌混和及び灌注は合計1回以内、散布は2回以内)
100倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm・使用土壌約1.5〜4.0L)当り0.5L 定植時 1回 灌注
コナガ 100倍
セルリー アブラムシ類 2000倍 100〜300L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
はくさい 2000〜3000倍 収穫3日前まで 3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
キャベツ 2000〜3000倍 3回以内(育苗期の株元散布、定植時の土壌混和及び灌注は合計1回以内、散布は2回以内)
50〜100倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm・使用土壌約3L)当り0.5L 定植前日〜定植時 1回 灌注
コナガ、アオムシ、ハイマダラノメイガ 50〜100倍
レタス アブラムシ類 2000〜3000倍 100〜300L/10a 収穫3日前まで 2回以内 散布 3回以内(育苗トレイへの灌注は1回以内、散布は2回以内)
ハスモンヨトウ 50倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm・使用土壌約1.5〜4.0L)当り0.5L 定植前日〜定植時 1回 灌注
アブラムシ類、ナモグリバエ 50〜100倍
リーフレタス アブラムシ類 2000〜3000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布
ハスモンヨトウ 50倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm・使用土壌約1.5〜4.0L)当り0.5L 定植前日〜定植時 1回 灌注
アブラムシ類、ナモグリバエ 50〜100倍
非結球レタス(リーフレタスを除く) アブラムシ類 2000〜3000倍 100〜300L/10a 収穫21日前まで 2回以内 散布 2回以内
クレソン 3000倍 収穫3日前まで 3回以内 3回以内
だいこん 3000倍 収穫7日前まで 2回以内 3回以内(は種時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
かぶ 3000倍 収穫3日前まで
ねぎ アザミウマ類 2000倍 4回以内(育苗トレイへの灌注及び定植時の株元散布は合計1回以内、生育期の株元灌注は1回以内、散布は2回以内)
50倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm・使用土壌約1.5〜4.0L)当り0.5L 定植前日〜定植時 1回 灌注
ネギハモグリバエ 50倍
アザミウマ類、ネギハモグリバエ、トビイロヒョウタンゾウムシ 400倍 0.4L/m² 生育期 但し、収穫14日前まで 株元灌注
にんじん アブラムシ類 2000倍 100〜300L/10a 収穫30日前まで 2回以内 散布 4回以内(は種時の土壌混和は1回以内、生育期の株元灌注は1回以内、散布は2回以内)
トビイロヒョウタンゾウムシ 400倍 0.4L/m² 生育期 但し、収穫45日前まで 1回 株元灌注
しゅんぎく アブラムシ類 3000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 3回以内(は種時及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内)
ほうれんそう 3000倍 収穫3日前まで 3回以内(は種時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
チンゲンサイ 3000倍 3回以内(は種時及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内)
キスジノミハムシ 2000倍
こまつな アブラムシ類 3000倍 収穫14日前まで 3回以内(は種時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
キスジノミハムシ 2000倍
みずな アブラムシ類 3000倍 収穫7日前まで
キスジノミハムシ 2000倍
ばれいしょ ワタアブラムシ 2000倍 2回以内
だいず、えだまめ カメムシ類、ダイズサヤタマバエ 2000倍
フタスジヒメハムシ 3000倍
さやえんどう アブラムシ類、ハモグリバエ類 2000倍 収穫前日まで 3回以内(株元散布は1回以内、散布は2回以内)
らっきょう アザミウマ類 2000倍 3回以内 3回以内
オクラ アブラムシ類 2000倍 2回以内 3回以内(株元散布は1回以内、散布は2回以内)
りんご アブラムシ類、キンモンホソガ、シンクイムシ類、ギンモンハモグリガ、コナカイガラムシ類、カメムシ類 2000倍 200〜700L/10a 3回以内 3回以内
もも モモチョッキリゾウムシ、アブラムシ類、モモハモグリガ、シンクイムシ類、カメムシ類 2000倍
ネクタリン アブラムシ類、モモハモグリガ、シンクイムシ類、カメムシ類 2000倍
おうとう オウトウショウジョウバエ、カメムシ類 2000倍 2回以内 2回以内
なし アブラムシ類、シンクイムシ類、カメムシ類、ケムシ類、コナカイガラムシ類 2000倍 3回以内 3回以内
かき カメムシ類、コナカイガラムシ類、カキノヘタムシガ、チャノキイロアザミウマ、カキクダアザミウマ 2000倍 4回以内(塗布は1回以内、散布は3回以内)
マンゴー チャノキイロアザミウマ 2000倍 3回以内
うめ アブラムシ類、カメムシ類 2000倍
小粒核果類(うめを除く) カメムシ類、アブラムシ類 2000倍 収穫7日前まで 2回以内 2回以内
ぶどう カメムシ類 2000倍
フタテンヒメヨコバイ 3000倍
チャノキイロアザミウマ、コナカイガラムシ類 1000〜2000倍
かんきつ(みかんを除く) 1000〜2000倍
ゴマダラカミキリ 1000倍
アブラムシ類、ミカンハモグリガ、カメムシ類、コアオハナムグリ、ケシキスイ類、ミカンバエ、アカマルカイガラムシ、ヤノネカイガラムシ、ミカンキジラミ、コナジラミ類、チャノミドリヒメヨコバイ 2000倍
みかん チャノキイロアザミウマ、コナカイガラムシ類 1000〜2000倍 収穫前日まで 3回以内 3回以内
ゴマダラカミキリ 1000倍
アブラムシ類、ミカンハモグリガ、カメムシ類、コアオハナムグリ、ケシキスイ類、ミカンバエ、アカマルカイガラムシ、ヤノネカイガラムシ、ミカンキジラミ、コナジラミ類、チャノミドリヒメヨコバイ 2000倍
あけび(果実) カメムシ類 2000倍 収穫14日前まで 2回以内 2回以内
チャノホソガ、チャノミドリヒメヨコバイ、チャノキイロアザミウマ、ツマグロアオカスミカメ、コミカンアブラムシ 2000倍 200〜400L/10a 摘採7日前まで
てんさい カメノコハムシ 1000〜2000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 3回以内(灌注は1回以内、散布は2回以内)
100〜200倍 5L/ペーパーポット6冊(2.5L/m²) 移植前 1回 灌注
テンサイモグリハナバエ、 100〜200倍
100〜240倍 6L/ペーパーポット6冊(3L/m²)
テンサイトビハムシ 100〜200倍 5L/ペーパーポット6冊(2.5L/m²)
100〜240倍 6L/ペーパーポット6冊(3L/m²)
はっか アブラムシ類 3000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 2回以内
バジル コナジラミ類、アブラムシ類 3000倍 収穫14日前まで
しそ科葉菜類(はっか、バジルを除く) アブラムシ類 3000倍
きゅうり(葉) アブラムシ類、コナジラミ類 3000倍
きゅうり(花) 3000倍 収穫7日前まで
しそ(花穂) アブラムシ類 3000倍 収穫14日前まで
しょくようほおずき、食用ミニバラ 3000倍 収穫3日前まで
食用カーネーション、食用パンジー 3000倍 収穫7日前まで
食用トレニア コナジラミ類 3000倍 収穫14日前まで
食用ぎく アブラムシ類 3000倍 収穫7日前まで 3回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
すいぜんじな 2000倍 収穫3日前まで 2回以内
ふき コナジラミ類 2000倍 収穫7日前まで
せり 水田 アブラムシ類 2000倍 3回以内 3回以内
せり(水耕栽培) ガラス室等の施設 2000倍 収穫3日前まで
いね科牧草 - 2000倍 収穫7日前まで
ガーベラ アブラムシ類、コナジラミ類 2000〜3000倍 発生初期 4回以内 5回以内(定植後は4回以内)
ハモグリバエ類 1000倍 1L/m² 灌注
つつじ類 ツツジグンバイ 2000倍 100〜300L/10a 5回以内 散布 5回以内
ばら アブラムシ類 2000〜3000倍
コナジラミ類 2000倍
ハモグリバエ類 1000倍 1L/m² 灌注
きく アブラムシ類 2000〜3000倍 100〜300L/10a 4回以内 散布 5回以内(定植後は4回以内)
カメムシ類、コナジラミ類 2000倍
ハモグリバエ類 1000〜2000倍 1L/m² 灌注
花き類・観葉植物(ばら、きく、ガーベラを除く) アブラムシ類 2000〜3000倍 100〜300L/10a 散布
コナジラミ類 2000倍
ハモグリバエ類 1000倍 1L/m² 灌注
水田作物、畑作物(休耕田) ヨシ、オギ、ススキ、セイタカアワダチソウ等の多年生雑草が優占している休耕田 カメムシ類 2000倍 60〜150L/10a - 3回以内 散布 3回以内
作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 総使用回数*
かき コナカイガラムシ類 20〜40g/樹 発芽前〜発芽期 1回 本剤1g当り水1mlの割合で混合し、主幹から主枝の粗皮を環状に剥いだ部分に塗布する。 4回以内(塗布は1回以内、散布は3回以内)
* 収穫物への残留回避のため本剤およびその有効成分を含む農薬の総使用回数の制限。
作用機作
神経系はいくつものニューロン(神経細胞・軸索)が連なったもので、ここを通る情報は、電気信号として伝わります。ある軸索の末端は、次の神経細胞とシナプスと呼ばれる間隔で隔てられています。

アルバリンは害虫の神経伝達系に作用します。
アルバリンの作用機作
他のネオニコチノイド剤に類をみない、ユニークな性能です。
シナプス前膜から放出された神経伝達物質は、シナプス後膜にあるアセチルコリン受容体と結合します。その後、情報は再び電気信号となって、次の軸索を伝わります。本剤の有効成分であるジノテフランは、昆虫の神経伝達系に作用して麻酔を引き起こすことにより、効果を発揮します。現在のところ、神経シナプス後膜のアセチルコリン受容体に結合し、神経伝達を撹乱すると考えられています。
(島根大学・尾添ら、日本農薬学会25回大会講演要旨集、p115、2000年)
本剤は高い殺虫活性を示すにもかかわらず、現在知られているアセチルコリン受容体上の結合部位への結合活性は、他のネオニコチノイドに比べ極めて低いことが明らかとなりました。
(カリフォルニア大学・Casidaら、Journal of Neurochemistry Vol.75, No.3, 1294-1303, 2000年)
このことから、これまでとは異なる結合部位が存在し、本剤はここにも結合する可能性が示唆されています。ここに示したようなアルバリンのユニークな作用機作と化学構造のおかげで、本剤は他のネオニコチノイドに例を見ない、ユニークな性能を発揮するものと考えられます。
作用特性
広範囲の害虫に効果がある

分類 種類 効果
分類 種類 効果
果樹野菜害虫 甲虫目 キスジノミハムシ 果樹野菜害虫 総翅目 ミナミキイロアザミウマ
フタスジヒメハムシ ミカンキイロアザミウマ
ダニ目 ハダニ類 ネギアザミウマ
半翅目 アブラムシ類 チャノキイロアザミウマ
コナジラミ類 水稲害虫 半翅目 トビイロウンカ
コナカイガラムシ類 セジロウンカ
ヤノネカイガラムシ ヒメトビウンカ
ツノロウムシ ツマグロヨコバイ
チャバネアオカメムシ クモヘリカメムシ
双翅目 マメハモグリバエ オオトゲシラホシカメムシ
トマトハモグリバエ ミナミアオカメムシ
ダイズサヤタマバエ アカヒゲホソミドリカスミカメ
鱗翅目 コナガ 鱗翅目 ニカメイチュウ
アオムシ 甲虫目 イネドロオイムシ
モモシンクイガ イネミズゾウムシ
ミカンハモグリガ ◎:効果が極めて高い
○:実用的効果あり
X:効果なし
チャノホソガ
チャノコカクモンハマキ
浸透移行性に優れる
アルバリンは根部及び茎葉部から容易に吸収され、植物体内を移行します。したがって粒剤散布・茎葉散布いずれも速やかに効果を発揮します。
浸透移行性及び速効性試験
[三井化学(株) 平成14年]
供試植物 イネ(コシヒカリ)
供試虫 ツマグロヨコバイ
試験方法 根部を10ppmの薬液に1時間浸漬後、薬液を含まない水耕液に移し、その直後に放虫した。
調査 放中0.5、1.2時間後に死虫率を調査した。
まとめ アルバリンは対照薬剤にくらべ、速やかに効果を発揮した。
土壌混和処理
茎葉散布
育苗箱処理
粒剤本田処理
効き目が長い
高い効果と優れた浸透移行性により、長期間の残効性を示します。
トビイロウンカに対する残効性試験(イネ)
[三井化学(株) 平成11年]
品種 コシヒカリ
試験規模 1区100u2反復
移植日 5月13日
処理 移植当日に苗箱処理
調査 移植後40、48および55日にトビイロウンカ(雄10頭、雌20頭)を放飼し、同48、55および62日に各区12株について、ふ化幼虫を調査した。
まとめ 本剤は対照薬剤に優る効果を示し、長い残効が認められた。
雨に強い
野菜茎葉散布における処理後3時間以降の降雨は、効果に影響がありません。
きゅうり/ワタアブラムシ:降雨の影響
[三井化学(株) 平成13年]
状況 中発生
品種 相模半白
試験規模 1/5,000aポット2連制
処理 茎葉散布
降雨 薬剤処理3時間後に人工降雨機で20mmの降雨を行った。
調査 処理6日後に死虫率を調査。
まとめ 降雨に効果が低下することはなく、高い防除効果が認められた。
カメムシに高い効果
各種カメムシに対し、高い効果と吸汁阻害効果を示します。
各種カメムシに対する効果 カメムシの吸汁阻害効果
[三井化学(株) 平成11年]
[三井化学(株) 平成11年]
試験方法 供試薬剤をアセトン溶液とし、マイクロシリンジを用いて虫体に局所施用した。処理5日後の死虫率を求め、LD50値を算出した。
試験方法 アルバリンのアセトン溶液を、ミナミアオカメムシにマイクロシリンジを用い局所施用し、稲籾に放飼。処理5日後に死虫率と稲籾の吸汁痕数を調査した。
試験成績
天敵に対する影響
天敵への影響が少ない薬剤です。
キクヅキコモリグモに対する影響 ケナガカブリダニに対する顆粒水溶剤の影響
[三井化学(株) 平成8年]
[三井化学(株) 平成7年]
試験方法 供試薬剤をアセトン溶液とし、マイクロシリンジで虫体に局所施用した。
調査 処理1日後に死虫率を調査
まとめ 本剤のキクヅキコモリグモへの影響は、対照薬剤にくらべて極めて小さいことが明らかとなった。
供試植物 ナス(千両2号)
供試虫 ケナガカブリダニ(天敵)、カンザワハダニ
試験方法 薬剤処理はポット当たり5葉をマーキングし、寄生するケナガカブリダニ、カンザワハダニを計数した。薬液(2000倍)を肩掛け式散布機器で処理。4連制。
調査 処理1、4、13および21日後に寄生虫数を調査。
まとめ 本剤の実用濃度ではケナガカブリダニに影響が見られず、カンザワハダニの密度は抑制された。対照剤ではケナガカブリダニに影響が見られ、カンザワハダニのリサージェンス*が見られた。
* 天敵を減少させるなどにより、農薬が逆に害虫の発生を助長する現象。
訪花昆虫への影響
ミツバチ・マルハナバチに対する影響については、試験結果をもとに安全日数(暫定値)を規定しています。
ミツバチ
作物名 製剤 処理方法および薬量 安全日数*
いちご 粒剤 1g/株 植穴土壌混和 40日
メロン 粒剤 2g/株 植穴土壌混和 21日以下
すいか 粒剤 2g/株 生育期株元 30日以下
きゅうり 粒剤 2g/株 植穴土壌混和 30日以下
すいか 顆粒水溶剤 2000倍 14日
ミツバチ
マルハナバチ
作物名 製剤 処理方法および薬量 安全日数*
トマト 粒剤 2g/株 植穴土壌混和 10日
トマト 顆粒水溶剤 2000倍 14日
マルハナバチ
* ここで設定された安全日数は現時点で得られているデータをもとに決められた暫定値で、今後変更される可能性があります。
他剤との混用事例
果樹・・・りんご、かんきつ、もも、なし、ぶどう、かき
野菜・・・なす、きゅうり、メロン、トマト、キャベツ、だいこん、
水稲
作物に対する安全性
安全性は多くの品種で確認されています。
アルバリン粉剤DL
作物名 品          種
初星、あきたこまち、ひとめぼれ、コシヒカリ、あかね空、日本晴、ヤマヒカリ、ひめのまい
アルバリン粒剤
作物名 品          種
あいちのかおり、ミナミヒカリ、どまんなか、夢かほり、日本晴、ひめのまい、コシヒカリ、ヒノヒカリ、むつかおり、ひとめぼれ、ハナエチゼン、あかね空、中生新千本、せとむすめ
なす 千両、千両2号、式部、兵庫長なす
きゅうり 北進、夏秋節成り、シャープワン、貴婦人ニュータイプ、ニューときわ、夏すずみ、南極3号、大将、青力2号、地這い、相模半白
トマト ミニキャロルセブン、ミニキャロル、サンロード、サマーキッズ、桃太郎、桃太郎8、ハウス桃太郎、瑞栄、豊将、山陽交配南光2号、ハウスおどりこ、世界一
キャベツ 金糸201号、YRあおば、中早生2号、YR青春、四季穫
だいこん 役者横丁、天翠、耐病総太り、献夏青首、おせん、YRてんぐ
きく スワン、精雲、磯の輝、キューピット、アルプス
メロン 久留米交配4号、アールスセイヌ春系2号
アルバリン顆粒水溶剤
作物名 品          種
なす 千両、千両2号、黒陽、竜馬、式部
きゅうり 南極節成り、夏すずみ、シャープワン、南極1号、南極3号、時無しみどり、翠星節成、貴婦人、地這い、河童盛夏、よしなり、北進、健緑、相模半白、夏秋節成り
キャベツ 金糸201号、YR青春、YRあおば、深みどり、四季穫
トマト 桃太郎、桃太郎8、ハウス桃太郎、ピコ、ミニキャロル、ぺぺ、ハウスおどりこ、瑞光、サンロード、世界一
メロン ナイト夏系、プリンスメロン、ティファニー328、レッドエース、アールスセイヌ夏U、アールスセイヌ春U
すいか マダーボール、縞王MK
きく キャロル
かんきつ 極早生温州、宮川早生、青島温州、興津早生、宮内伊予柑、川野なつだいだい、原口早生、白柳ネーブル、甘夏
りんご ふじ、つがる、玉林、スターキングデリシャス、ジョナゴールド、紅玉、さんさ、千秋、世界一
もも あかつき、武井早生白鳳、白鳳、白桃、愛知白桃、大久保、興津、布目早生
なし 豊水、二十世紀、幸水、長十郎、新水
ぶどう 巨峰、マスカット・オブ・アレキサンドリア、紅瑞宝、デラウエア、ピノノアール、ルビーオクヤマ、オリンピア、ネオマスカット
うめ 白加賀、竜峡小梅、黄金梅、小梅、紅サシ、豊後、南高
使用上の注意事項
  1. つまみ菜・間引き菜には使用しないでください。(粒剤)
  2. 桑に付着する恐れがある地域では使用しないでください。
  3. 本剤の株元散布を行う際は、処理直後に潅水してください。(粒剤)
  4. かんきつに用いる場合は、今期に収穫見込みのない苗木に対して株元散布し、処理後は軽く散水してください。なお、本剤を散布してから効果を発揮するまでにある程度の期間を要するため、対象害虫の発生前に予防的に散布してください。(粒剤)
  5. ミツバチを放飼している地域では使用をさけてください。
  6. 空袋は圃場などに放置せず、適切に処理してください。
  7. 水稲に使用する場合は、湛水状態(3cm程度)で田面に均一に散布し、4〜5日間は湛水状態を保ち、落水やかけ流しをしないでください。(粒剤)
  8. 使用量にあわせ薬液を調製し、使い切ってください。
  9. ぶどうの幼果期から果粒肥大期の散布は果粉の溶脱のおそれがあるので使用をさけてください。(顆粒水溶剤)
  10. 本剤をキャベツセル苗に使用する際は、苗の移植当日に調製液を育苗箱トレイ上方から灌注してください。また、本剤が土壌に十分に吸収されない恐れがあるので処理直前や直後の灌水はさけてください。(顆粒水溶剤)
  11. 本剤の使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
製造:アグロ カネショウ(株)
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