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特長
種類名 チアクロプリド水和剤
有効成分 チアクロプリド・・・30.0%
性状 褐色水和性細粒
毒性 劇物
安全性 製品安全データシートバイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)
有効年限 4年
包装 100g×25袋×4、 250g×20袋×2
作用機構分類 IRAC 4A[チアクロプリド]
  • 果樹のシンクイムシ類に卓効を示し、ハモグリガ、アブラムシ類にも有効です。
  • ハチ類に対して影響が少ないので施設栽培の果菜類(いちご・トマト)などにも使いやすい 薬剤です。
  • 優れた浸透移行性、残効性を持っていますので、作物全体を害虫の被害から守ります。
  • 顆粒水和剤なので粉立ちせず、非常に溶けやすい顆粒タイプで使いやすい薬剤です。
  • 人畜・魚介類に対して安全性が高く、環境にもやさしい薬剤です。

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(製造・販売元 バイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)

適用作物及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 チアクロプリドを含む農薬の総使用回数
ばれいしょ アブラムシ類 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
きゅうり アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ウリノメイガ 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ズッキーニ アブラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
すいか アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
メロン アブラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
コナジラミ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ミナミキイロアザミウマ 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ウリノメイガ 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
トマト アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
コナジラミ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ミニトマト アブラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
コナジラミ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
なす アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
コナジラミ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ピーマン アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
とうがらし類 アブラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
こまつな アブラムシ類 4000倍 散布 収穫21日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
いちご アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
コナジラミ類 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
なし アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
カメムシ類 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
クワコナカイガラムシ 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
シンクイムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
りんご アブラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
カメムシ類 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ギンモンハモグリガ 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
コナカイガラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
キンモンホソガ 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
シンクイムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
リンゴワタムシ 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
おうとう ウメシロカイガラムシ 4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
オウトウショウジョウバエ 2000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
もも アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
モモハモグリガ 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
シンクイムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ネクタリン アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
モモハモグリガ 2000〜4000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
シンクイムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
小粒核果類(うめ、すももを除く) アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
シンクイムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
うめ アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
アカマダラケシキスイ 4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
シンクイムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
すもも アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
モモノゴマダラノメイガ 4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
シンクイムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
ぶどう チャノキイロアザミウマ 4000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
コナカイガラムシ類 4000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
かき アザミウマ類 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
コナカイガラムシ類 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
カキノヘタムシガ 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
コミカンアブラムシ 2000〜4000倍 散布 摘採7日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
チャノキイロアザミウマ 2000〜4000倍 散布 摘採7日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
マダラカサハラハムシ 2000倍 散布 摘採7日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
チャノミドリヒメヨコバイ 2000〜4000倍 散布 摘採7日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
チャノホソガ 2000〜4000倍 散布 摘採7日前まで 1回 200〜400L/10a 1回

バリアード顆粒水和剤のカタログ (バイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)
バリアード顆粒水和剤の技術資料(混用事例含む)(バイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)

アブラムシ類
モモシンクイガ
チャノホソガ
タバココナジラミ
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきって下さい。
  • ネクタリン、すももおよびあんずでは品種により葉に薬害(軽い穴あき症状)を生ずることが ありますので注意して下さい。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせて調節して下さい。
  • 蚕に対して長期間毒性がありますので、桑に付着する恐れのある場所では使用を避けて下 さい。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、とくに初 めて使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任 において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係 機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 医薬用外劇物なので、取扱いには十分注意して下さい。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせて下さい。本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けて下さい。
  • 粉末は眼に対して刺激性がありますので眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
  • 散布の際は防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをして下さい。
  • 水産動植物(甲殻類)に影響を及ぼすおそれがありますので、河川、養殖池に飛散、流入しないよう注意して使用して下さい。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
  • 直射日光を避け、食品と区別して、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管して下さい。盗難、紛失の際は、警察に届け出て下さい。
  • 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収して下さい。
  • 火災時は、適切な保護具を着用し消化剤等で消化に努めて下さい。
  • 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。
製造:バイエルクロップサイエンス(株)