農薬情報>殺虫剤>ダニ剤

特長
■種類名:エトキサゾール・フェンプロパトリン水和剤
■有効成分:エトキサゾール 5.0%、フェンプロパトリン 7.5
■性状:類白色水和性粉末
安全性
  1. ハダニ類に対して速効性と残効性に優れます。
    フェンプロパトリンの殺成幼虫力と、エトキサゴールの殺卵.殺幼虫力で、優れた速効性と残効性を示します。
  2. ハダニ類の全てのステージに効果があります。
    卵.幼虫.第一若虫.第二若虫.成虫の、いずれのステージにあるハダニにも高い効果を示します。
  3. ハダニ類と害虫の同時防除が可能です。
    ハダニに対する効力に加え、同時に発生する害虫にも高い効果を示します。
  4. 作物に対する薬害が少ない薬剤です。
  5. 作用性
適用害虫の範囲及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数
(倍)
使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量(g/10a) 総使用回数* 総使用回数**
すいか アブラムシ類 1500 散布 収穫前
日まで
2回以内 150〜350 2回以内 4回以内
ハダニ類
なす ハダニ類 1回 1回 5回以内
かんきつ カメムシ類 1000〜1500 収穫21
日前まで
2回以内 200〜700 2回以内 4回以内
ミカンサビダニ 1000
チャノキイロアザミウマ 1000〜1500
ミカンハダニ
なし ハダニ類 1000 収穫14
日前まで
2回以内
シンクイムシ類 1000〜1500
りんご ナミハダニ 1000
リンゴハダニ
モモシンクイガ 1500
きく ハダニ類 - 1回 150〜300 1回 6回以内
チャノキイロアザミウマ 1000 摘採21
日前まで
200〜400 1回
カンザワハダニ
チャノコカクモンハマキ
チャノミドリヒメヨコバイ
チャノホソガ
* 総使用回数は、エトキサゾールを含む農薬の総使用回数。
** 総使用回数は、フェンプロパトリンを含む農薬の総使用回数。
委託試験成績
かんきつ類/ミカンハダニ


(圃場試験:長崎果樹試、1995)、処理日:1995年7月25日
茶/カンザワハダニ


(圃場試験:京都茶業研究所、1995)、処理日:1995年6月29日
ナシ/ナミハダニ


(圃場試験:鳥取園試、1995)、処理日:1995年7月25日
ナス/カンザワハダニ


(圃場試験:大阪農技センター、1995)、処理日:1995年5月9日
混用適否表
混用相手剤 かんきつ なし なす 混用相手剤 かんきつ なし なす
アグレプト水和剤

トップジンM水和剤
アプロード水和剤


トリフミン水和剤
アリエッティ水和剤
バイコラール水和剤
アントラコール水和剤
バイレトンAN水和剤





バイレトン水和剤25
エムダイファー水和剤
ビスダイセン水和剤

オーソサイド水和剤
プルーク水和剤
ゲッター水和剤
フロンサイド水和剤
サニパー水和剤
フロンサイドフロアブル
サルファーフロアブル
ベフラン液剤

ジマンダイセン水和剤
ベルクート水和剤
ジメトエート乳剤
ベンレート水和剤
スミレックス水和剤
ポリオキシンAL水和剤
スプラサイド乳剤

ボルドー液
石灰硫黄合剤
マネージ水和剤
ダーズバン乳剤

モスピラン水溶剤



ダイファー水和剤
ラビライト水和剤
ダイボルト水和剤
ルビゲン水和剤
デランT水和剤

ロブラール水和剤

デランフロアブル

ICボルドー
○: 混用できる X: 混用できない  空欄: 未実施
△: 混用後速やかに散布すること
−: 相手剤登録なし
使用上の注意事項
  • ボルドー液との混用は避けて下さい。(効果)
  • ボルドー液との近接散布について。(ICボルドーも同様)
    「かんきつ」
    1. 本剤の散布後にボルドー液を使用する場合、2週間以上の散布間隔を置く。
    2. ボルドー液の散布後に本剤を使用する場合、2ヶ月以上あけて散布。
    「なし」
    1. 本剤の散布後にボルドー液を使用する場合、2週間以上の散布間隔を置く。
    2. ボルドー液の散布後に本剤は使用しないで下さい。但し、発芽期のボルドー液の散布は本剤の効果には影響しません。
  • 本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布して下さい。
  • ハダニ類は繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるので、発生初期に散布ムラのないように丁寧に散布して下さい。
  • 本剤の散布は年1回とし、作用性の異なる他の薬剤と輪番で使用して下さい(抵抗性発達回避)。
  • 蚕に長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し、桑に付着する恐れのある場所では使用しないで下さい。
  • 本剤はごく低濃度でも水産動物に強い影響を及ぼすので特に注意して下さい。
  • 河川、湖沼、海域及び養殖池に本剤が飛散.流入する恐れのある場所では使用しないで下さい。
  • 散布器具.容器の洗浄水および残りの薬液は河川などに流さず、周囲に影響のない地点を選定して、土壌表面に散布するなどの処理を行い、容器、空袋などは、焼却などにより水産動物に影響を与えないよう安全に処理してください。
  • フェンプロパトリンの中毒に対しては、動物実験でメトカルバモール製剤の投与が有効であると報告されています。
  • 粉末は眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意します。
  • 本剤はのど、鼻、皮膚などを刺激する場合、またかゆみを生ずる場合があるので注意して下さい。散布の際には防護マスク、手袋不浸透性防除衣などを着用して下さい。作業後は手足、顔などを石鹸でよく洗い、うがいをして下さい。
販売: 住友化学(株)