ぶどう/灰色かび病の生態と防除


ぶどうの花穂は組織が柔らかいために、本病に感染しやすくなっています。そのため、開花期間中に降雨の多い場合には多発性となります。また、落花期に低温で雨が多いと、花冠の離脱が悪く、これが伝染源となって幼果での発病を招きます。そのため開花期〜落花期が最重要防除時期となります。
灰色かび病(キャンベル・アーリー) 灰色かび病(巨峰)
ビニルハウス栽培では、ハウス内が病原菌の生育に好適な多湿条件になりやすく、また開花期が長引くため、開花中の散布も必要です。特に、無核ピオーネの施設栽培では、開花前後に発生が多いと、成熟果房での発生も多くなるため特別な注意が必要となります。