農薬情報>土壌病害虫薬剤/除草剤


姉妹品トラペックサイド油剤もご参考下さい。
特長
■有効成分
:メチルイソチオシアネート(MITC)・・・20.0%
:1.3ジクロロプロペン(1.3-D)・・・40.0%
■性状:黄褐色の刺激臭のある油状液体
■毒性:劇物
■魚毒性:原体B類相当
■包装:20g(缶)x1
  • 土壌中の有害なセンチュウ類、土壌病原菌など、広範囲にわたり防除効果を示します。
  • 注入後は土壌中で速やかにガス化し、土壌病害虫に効果的に働きます。
  • 人体や家畜に対して刺激臭が比較的少なく、使いやすい土壌くん蒸剤です。
  • 周辺作物に対して影響の少ない土壌くん蒸剤です。
  • 土壌消毒機で効率よく使用することができます。
炭そ病/いちご
ネコブセンチュウ
根こぶ病/キャベツ
立枯病/たばこ
萎凋病/トマト
適用病害虫・雑草の範囲と使用方法
作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
しょうが センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの21日前まで 1回 圃場を耕起・整地した後、30cm間隔の千鳥状に深さ約12〜15cmの穴をあけ、所定量を注入し、直ちに覆土・鎮圧する。薬剤処理7〜14日後にガス抜き作業を行う。
根茎腐敗病、立枯病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
ごぼう センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種の30日前まで
萎凋病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
ねぎ、わけぎ、あさつき センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの30日前まで
萎凋病、黒腐菌核病、白絹病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
ふき センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) 植付けの30日前まで
半身萎凋病、一年生雑草 30L/10a(1穴当り3ml)
トマト、ミニトマト センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの21日前まで
苗立枯病(リゾクトニア菌) 40L/10a(1穴当り4ml)
萎凋病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
だいこん センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
根こぶ病 30L/10a(1穴当り3ml)
萎黄病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの14日前まで(砂質土) 圃場を耕起・整地した後、30cm間隔の千鳥状に深さ約12〜15cmの穴をあけ、所定量を注入し、直ちに覆土・鎮圧する。薬剤処理7日後にガス抜き作業を行う。
根こぶ病 30L/10a(1穴当り3ml)
萎黄病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
すいか センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの21日前まで 圃場を耕起・整地した後、30cm間隔の千鳥状に深さ約12〜15cmの穴をあけ、所定量を注入し、直ちに覆土・鎮圧する。薬剤処理7〜14日後にガス抜き作業を行う。
つる割病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
メロン センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの30日前まで
つる割病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
ほうれんそう センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種の30日前まで 圃場を耕起・整地した後、30cm間隔の千鳥状に深さ約12〜15cmの穴をあけ、所定量を注入し、直ちに覆土し、ポリエチレン、ビニール等で被覆する。薬剤処理7〜14日後にガス抜き作業を行う。
萎凋病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
苗立枯病(ヒ°シウム菌) 40L/10a(1穴当り4ml)
かぶ センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種の21日前まで 圃場を耕起・整地した後、30cm間隔の千鳥状に深さ約12〜15cmの穴をあけ、所定量を注入し、直ちに覆土・鎮圧する。薬剤処理7〜14日後にガス抜き作業を行う。
根こぶ病 30L/10a(1穴当り3ml)
萎黄病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
らっきょう センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの21日前まで
黒腐菌核病、根腐病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
にんにく センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの30日前まで
乾腐病、紅色根腐病、一年生雑草 30L/10a(1穴当り3ml)
キャベツ センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの21日前まで
バーティシリウム萎凋病 40L/10a(1穴当り4ml)
萎黄病、根こぶ病、菌核病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
はくさい センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
萎黄病、根こぶ病 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
黄化病 30L/10a(1穴当り3ml)
一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
いちご センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
疫病 30L/10a(1穴当り3ml)
萎黄病、炭疽病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
きく センチュウ類(ハガレセンチュウを除く) 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
半身萎凋病、萎凋病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
白紋羽病 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
苗根腐病 50L/10a(1穴当り5ml)
一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
きゅうり センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
つる割病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
にんじん センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
萎凋病、しみ腐病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
なす センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
萎凋病、一年生雑草 30L/10a(1穴当り3ml)
こんにゃく センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
乾腐病、根腐病、白絹病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
やまのいも センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
褐色腐敗病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
カーネーション センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
萎凋病、萎凋細菌病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
つつじ類 イシュクセンチュウ、一年生雑草 30L/10a(1穴当り3ml) 植付けの21日前まで
たばこ センチュウ類、黒根病 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml) は種又は植付けの21日前まで
立枯病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
レタス、非結球レタス センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
根腐病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
花き類・観葉植物(カーネーション、きくを除く) センチュウ類 20〜30L/10a(1穴当り2〜3ml)
萎凋病(フザリウム菌)、萎黄病(フザリウム菌)、球根腐敗病(フザリウム菌)、苗立枯病(フザリウム菌)、尻腐病(フザリウム菌)、腐敗病、乾腐病、萎縮病、一年生雑草 30〜40L/10a(1穴当り3〜4ml)
メチルイソチオシアネートを含む農薬の総使用回数 D-Dを含む農薬の総使用回数
1回 1回
一般的使用方法
  • 畑の準備
    ていねいに耕起・整地し、前作の根などを除去する。
  • 処理
    30cm間隔のチドリ状に、深さ12〜15cmに処理し、直ちに覆土、針圧する。
  • ガス抜き
    処理した土壌に、未消毒の土壌が混ざらないように、ロータリーなどでていねいにガス抜きをする。
  • 播種・定植
    ガスが十分に抜けたことを確かめてから播種または定植する。
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 作付けは薬害を避けるためガスが抜けたことを十分確かめてから行ってください。地温が10℃以下の時、重粘土質で通気の悪い時、降雨など土壌水分が多い時はガスが抜けにくいので、ガス抜きを丁寧に行い、注入してから植付けまでの期間をさらに約1週間長くしてください。時に茶のセンチュウ類防除の場合は低温時の処理となるので、14日後にガス抜きを行い、更に14日以上おいてから植え付けてください。
  • だいこんは本剤のガス対する感受性が強く、岐根等の薬害を生じやすいので、ガス抜きは完全に行うように十分注意してください。使用量が多い場合には2回ガス抜きをするなどし、できるだけ深く切り返しを行ってください。粘土質の割合が低い砂質土(砂土、壌質砂土)では本剤のガスは抜けやすく、ガス抜き7日後の作付けが可能であるが、粘土質の割合が砂質土よりも高い砂壌土以上の土性においてはガス抜きから播種までの期間を長く(ガス抜きが複数回の場合は初回から14日以上)とるようにしてください。
  • 地温が低いと効果が劣るので、地温15℃以上のときになるべく使用してください。やむを得ず10℃以下で使用する場合には、ガス抜きまでの期間を長く(14日以上)し、ガス抜きを丁寧にしてください。
  • 処理前
    1. 作物の生育中には使用をしないで下さい。・・・薬害
    2. 処理を行う前にアルカリ性肥料(石灰など)を施用しないで下さい。・・・薬害
      石灰などの肥料はガス抜き後に施用して下さい。
  • 処理時
    1. できるだけ地温が15℃以上の時に使用します。・・・効果・薬害
      やむを得ず10℃以下の時に使用する場合は、ガス抜きまでの期間を長く(14日以上)して下さい。
    2. 注入して穴をふさいだ後、地表面をビニールなどで被覆するか、水封(1m2当たり5〜10g)すると効果的です。
    3. 使用する直前にふたをあけ、なるべく使い残しのないようにして下さい。
  • 処理後
    1. 処理して7〜9日後にガス抜きを行い、薬剤の抜けたことを十分確かめてから作付けして下さい。・・・薬害
      低温時に処理する場合は、処理後14日間放置してからガス抜きを行い、さらに14日おいてから作付けして下さい。・・・効果・薬害
    2. 地温が10℃以下の時、重粘土質で通気の悪い時、降雨などにより土壌水分が多い時は、ガス抜きをていねいに行い、回数を増やし、注入してから作付けまでの期間をさらに約7日間長くして下さい。・・・薬害
    3. 処理した苗床や圃場に、消毒されていない土壌を混入しないよう十分注意して下さい。・・・効果
    4. 使用後の注入機などは錆を生じやすいので、灯油、石油などでよく洗って下さい。
安全使用・保管上の注意
  1. 医薬用外劇物。取り扱いには十分注意します。誤飲に注意して下さい。飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当てを受けさせて下さい。使用中に異常を感じた時は、直ちに医師の手当てを受けて下さい。
  2. 危険物第四類第二石油類に属するので、火気には十分注意します。
  3. 眼・皮膚に対して刺激性があるので十分注意します。・・・刺激性
  4. 本剤のガスに暴露しないよう風向きなどをも十分注意します。
  5. 決められた使用方法では、水産動物への影響は少ないが、本剤そのものは魚毒性があるので、残った薬剤や洗浄液などの処理は、水産動物に害を及ぼさないように土中に埋めるなどして下さい。
  6. 薬液が河川、海域および養殖池に飛散又は流入の恐れのある場所では使用せず、これら以外の場所でも、一時に広範囲で使用しないで下さい。
  7. 使い終わった缶は、逆さまにして周囲に影響のない圃場に臭いが抜けるまで立てておき、その後危険のない場所で処理して下さい。
  8. 密栓し、火気を避け、食品と区別して、直射日光の当らない冷涼・乾燥した所で、カギをかけ保管します。
  9. 種子、苗、肥料、他の農薬などと隔離して保管します。
  10. 盗難、紛失の際には警察に届け出て下さい。
  11. 居住場所又は隣接する屋内には保管しないで下さい。
製造:シオノギ製薬