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特長
■有効成分
Bacillus thuringiensisの産生するタンパク結晶毒素及び生芽胞 10.0
:鉱物質微分、糖類、界面活性剤 90.0
■毒性:普通物
■魚毒性:A類
天敵微生物を利用して害虫を防除するダイポールは画期的なアイディアから生まれた新しい殺虫剤です。りん翅目幼虫が食べると体内で効き目に変わるユニークな殺虫メカニズムが、薬になれっこになった害虫も確実に抑えます。未体験の効き目が新しい !!!
コナガ幼虫
コナガ成虫
アオムシ
  1. 生菌剤ですから、
    • 殺虫性タンパクの殺虫効果を胞子が増強します。
    • 鱗翅目害虫に幅広く、より確実に効果を発揮します。
    • 死菌剤に対して感受性の低下したコナガにも有効です。
  2. 人畜・魚介類に対して高い安全性を持ちます。
  3. 有効成分は化学合成物質でなく、自然界に広く分布するBT菌に由来しているので生態系にほとんど影響を及ぼしません。
  4. 鱗翅目害虫に有効で、特にコナガ、アオムシ等には、優れた効果を示します。
  5. 食毒効果が優れます。
  6. 殺虫効果の発現は遅効的ですが、確実な効果が得られます。
  7. 寄生蜂、訪花昆虫に対して影響が少ない殺虫剤です。
BT菌と殺虫のメカニズム
ダイポールはBT菌(Bacillus thuringiensis)の生み出す結晶毒素の殺虫力を利用した殺虫剤です。その殺虫メカニズムは、散布された結晶毒素をりん翅目幼虫が摂食することにより体内で活性化し消化管に作用して死亡させるという大変ユニークなものです。
BT菌の細胞の中に結晶毒素と胞子が作られる。 BT菌の細胞膜が消え、結晶毒素と胞子が残る。 結晶毒素と胞子がダイポールとして散布される。
りん翅目幼虫が摂食すると、消化管内のアルカリ条件と分解毒素が働いて活性化する。 消化管がダメージを受け死亡する。
適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 総使用回数*
野菜類 アオムシ、コナガ 1000〜2000倍 発生初期ただし、収穫前日まで - 散布 -
ヨトウムシ 500倍
あぶらな科野菜類 タマナギンウワバ 1000倍
りんご ヒメシロモンドクガ、アメリカシロヒトリ、ハマキムシ類 1000倍
かき カキノヘタムシガ、イラガ類 1000倍
チャノコカクモンハマキ 500〜1000倍 発生初期ただし、摘採7日前まで
チャハマキ、ヨモギエダシャク、チャノホソガ 500倍
さくら モンクロシャチホコ 1000倍 発生初期
アメリカシロヒトリ 1000〜2000倍
プラタナス 1000〜2000倍
つばき類、食用つばき(種子) ハスオヒ゛エダシャク 500〜1000倍
チャドクガ 1000倍
ストック コナガ 1000倍
タマナヤガ 1000倍 1m²当り300ml散布
スジキリヨトウ、シバツトガ 500〜1000倍
* 総使用回数は、BT剤を含む農薬の総使用回数。
上手な使い方
  • 早期の散布を心がけます。
    ダイポールは遅効性のため、早期の散布が効果的です。
  • 他剤と混用します。
    ダイポールはりん翅目害虫以外には効果がありませんので、他の殺虫剤と混用して使用することをお勧めします。
  • 他剤との体系で使用します。
    ダイポールは有機りん剤、カーバメート剤、ピレスロイド剤などに抵抗性のコナガにも高い効果を示しますが、過度の連用は避け、他系統殺虫剤との体系防除を行って下さい。
使用上の注意
  • 蚕に対して毒性があるので、十分注意します。
  • 散布地域の使用規制に従います。
  • 吸湿すると固化したり、効果が低下したりすることがあるので、貯蔵に当っては湿気に注意し、とくに使用残りの薬剤は密封して乾燥した冷暗所に貯蔵します。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液など、アルカリ性の強い薬剤との混用は避けます。
  • 若令幼虫に特に有効なので時期を失わせず散布します。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。 なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
製造:住友化学(株)