資材情報>植物活性剤

特長
■発明の名称:硝酸態窒素濃度低下剤
■特許番号:第2793583号
■肥料の種類:家庭園芸用複合肥料
■肥料の名称:KA-01
■有効成分
:水溶性リン酸・・・0.2
:水溶性加里・・・0.7
:水溶性ほう素・・・0.50
■材料の種類:効果発言促進材
海藻エキス「ダイサンゲン」の特許は、特許庁が選定する「最近注目される特許」に選ばれています。特許庁が40万件の特許から12件の「最近注目される特許」を選定し、そのうちのひとつが「ダイサンゲン」の硝酸態窒素低減作用です。
特許の概要
安全性の高い食品を求める傾向が強まる中、野菜に含まれる硝酸態窒素についてはその有害性が指摘されてきました。野菜中の硝酸態窒素低減技術については、窒素肥料の削減以外に有効な方法がなく、また、単に窒素肥料を減らすのでは収量の低下を招きかねずたいさくに苦慮しています。
本特許は、海藻抽出成分と他の天然成分と組み合わせることにより野菜中の硝酸態窒素濃度を低下させる資材(=海藻エキス「ダイサンゲン」)に対して与えられています。
海藻ミネラル「ダイサンゲン」とは?
南アメリカのチリの沖合いで育った褐藻(コンブ目レッソニア科レッソニア属のLessonia Flavicans)から抽出した海藻ミネラルに、カルシウム、りん酸、有機酸を添加した葉面散布液肥です。
野菜中の硝酸態窒素を低減させる作用を持つ資材としての特許(第2793583)をもつ(株)紀文フードケミファグループの(株)アクアマテリアル社の製造する海藻エキスを使用しています。
製品分析結果から、りん酸、カリウム、カルシウム、マグネシウム、ほう素、マンガン、鉄、銅、亜鉛、モリブデンなどを含んでいることが確認されています。
「ダイサンゲン」の硝酸態窒素削減のメカニズム
硝酸態窒素の蓄積の原因
多くの植物は畑地で栽培された場合、施肥された窒素肥料が土壌中で硝酸イオンに変化したものを栄養として吸収します。
土壌中の硝酸イオンが植物が必要とする量以上に供給されていたり、光合成代謝が不十分な状態で使い切れなかったりすると、硝酸態窒素として作物内に残ります。
硝酸態窒素の消費
植物は体内中の硝酸態窒素をアンモニアに変え、光合成でつくられた炭水化物とアミノ酸を合成します。さらにアミノ酸からタンパク質を合成します。植物に吸収された硝酸態窒素が光合成によって消費されれば、植物体中に残存する硝酸態窒素濃度は下がります。「ダイサンゲン」に含まれる各種ミネラル、有機酸によって植物の代謝が高まり、光合成が促進され、硝酸態窒素の消費がすすむことで濃度が下がると推測されます。
また、「ダイサンゲン」は硝酸態窒素をアンモニアに変えるのに必要な硝酸還元酵素の働きを高める効果もあるので、硝酸態窒素の消費を促進していると考えられています。
野菜中の硝酸塩に関する情報
農林水産省 消費・安全局の「硝酸塩に関する情報」ページです。下記の情報が見られます。
硝酸塩について
硝酸塩の健康への影響
硝酸塩の一日許容摂取量(ADI)
食品からの硝酸塩の摂取量
日本の野菜の硝酸塩含有量
野菜の健康維持機能
農林水産省の取組状況
(RQフレックスを用いた野菜中の硝酸測定の簡易マニュアル)
EUの取組状況
家庭でできること
野菜における硝酸塩蓄積機構の解明と低減化技術の開発
品質改善が期待できる作物と対象
作物 品質改善機能
ほうれんそう、こまつな、しゅんぎく、チンゲンサイ、ターツァイ、サラダナ、レタス、セロリ、パセリ、だいこん、ラディッシュ 硝酸態窒素の低減
マスクメロン、ばれいしょ 食味向上
すいか、雑メロン、たまねぎ、長ねぎ、だいこん、ごぼう、にんにく 糖度向上、食感向上
レタス、はくさい 巻き向上
トマト 糖度向上、尻腐れ防止、増収
野菜類全般 増収、糖度向上、日持ち向上
おうとう 糖度向上、食感向上、日持ち向上
果樹全般
(りんご、なし、ぶどう、もも、すもも、かき等)
糖度向上、着色向上
使用方法
  • 300〜600倍で葉面散布する。
  • 収穫2週間前から2〜3回使用する。
  • 硝酸態窒素の低減にはさらに収穫2日前に使用すると効果的
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 海藻由来の沈澱がみられることがありますが、品質上の問題はありません。
  • 希釈液はその日のうちに使い切ってください。
  • 高温で日照の強い時など、不適と考えられる条件での散布は避けてください。
安全使用・保管上の注意
  • 眼に入らないように注意し、入った場合はすぐ水でよく洗い流してください。
  • 密栓し、直射日光を避け、食品と区別して冷涼な所に保管してください。
販売:東海物産株式会社