農薬情報>殺虫殺菌剤>水稲箱処理剤


特長
■有効成分
:クロチアニジン(ダントツ)・・・1.5%
:ジクロシメット(デラウス)・・・3.0%
■毒性:普通物
急性経口毒性(LD50) ラット♂
ラット♀
>5000mg/kg
>5000mg/kg
マウス♂
マウス♀
>5000mg/kg
>5000mg/kg
急性経皮毒性(LD50) ラット♂
ラット♀
>2000mg/kg
>2000mg/kg
■魚毒性:A類相当
マゴイ(96h) LC50>400mg/L
タマミジンコ(96h) LC50>400mg/L
武田薬品工業株式会社が新規に開発した殺虫剤ダントツ(クロチアニジン)と、住友化学株式会社の新規いもち剤デラウス(ジクロシメット)を混合した水稲育苗箱処理用の殺虫殺菌混合剤で、水稲の幅広い害虫といもち病を同時に長期間防除することができます。
  1. 水稲の害虫といもち病を同時に防除できる。
  2. 幅広い殺虫スペクトラム!
    初期害虫のイネミズゾウムシ・イネドロオイムシからウンカ・ヨコバイ類まで高い防除効果を示します。
  3. いもち病に優れた効果!
    いもち病菌のメラニン生合成を低濃度で阻害することにより、いもち病菌の稲体への侵入を強く抑制します。また、いもち病菌の二次感染阻止作用も発揮します。
  4. 効果が長く持続!
    デラウス、ダントツともに浸透移行性に優れ低濃度で高い活性を示し、長期間効果が持続します。
    いもち病と幅広い害虫を長期間防除できるので、本田散布が省略できます。
  5. 抵抗性害虫にも有効!
    従来の有機リン、カーバメイト、合成ピレスロイド剤に感受性が低下した害虫にも安定した高い効果を示します。
  6. 優れた安全性!
    人畜、魚介類および有用天敵であるクモ類に対する影響が少なく、環境に対しても優しい薬剤です。
デラウスの特長 ダントツの特長
  • 葉いもちに対して安定した防除効果があり、また、穂いもちに対しても高い防除効果が期待できます。
葉いもち
穂いもち
  1. 殺虫スペクトラムが広い!
  2. 低濃度で高い活性!
  3. 効果が長く持続!
  4. 抵抗性害虫にもよく効く!
イネドロオイムシ イネミズゾウムシ
ヒメトビウンカ ツマグロヨコバイ
セジロウンカ トビイロウンカ
適用病害虫と使用方法
作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 クロチアニジンを含む農薬の総使用回数 ジクロシメットを含む農薬の総使用回数
稲(箱育苗) いもち病、ウンカ類、ツマグロヨコバイ、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、ニカメイチュウ 育苗箱(30x60x3cm、使用土壌 約5g1箱当り50g) 移植3日前〜移植当日 1回 育苗箱の上から均一に散布 4回以内(移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内) 3回以内(育苗土壌への混和及び育苗箱への処理は合計1回以内、本田では2回以内)
上手な使い方
試験成績
イネミズゾウムシ
イネドロオイムシ
セジロウンカ
ヒメトビウンカ
ツマグロヨコバイ
トビイロウンカ
いもち病
参考ダントツ箱粒剤で現在試験中の害虫と効果
使用上の注意事項
  • 育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水して田植機にかけて移植する。
  • 軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害が生じるおそれがあるので注意する。
  • 誤って過剰に使用したり、本剤使用後4日以上移植せずに育苗箱中に置くと葉枯れなどの薬害を生じることもあるので、所定の使用量、使用時期、使用方法を厳守する。
  • 本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきは丁寧に行い、移植後田面が露出したりしないように注意する。移植後は直ちに入水し、水深2〜3cm程度を保ち浅水はさける。
  • 本剤の使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所など関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • ピーマン、ししとうがらしに対しては、薬害が生じる恐れがあるので、薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように注意する。
製造:住友化学(株)