農薬情報>殺虫剤


特長
■有効成分:PAP・・・50.0%
■性状:赤黄色澄明可乳化油状液体
■毒性:劇物
■有効年限:4年
■包装:500ml×20瓶、5g×4瓶(受注生産)
  • 有機りん殺虫剤で、果樹・野菜・水稲の広範囲の害虫防除にすぐれた効果を示します。
  • 特にみかん害虫のヤノネカイガラ、サンホーゼカイガラ、アカマルカイガラに高い効果があります。
  • だいずの害虫防除に適しています。
  • 野菜のコナガ、アオムシ、ヨトウムシなどりん翅目害虫にすぐれた効果を示します。
適用作物及び使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 総使用回数*
くり モモノゴマダラノメイガ、クリイガアブラムシ、カツラマルカイガラムシ若齢幼虫 1000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 4回以内 散布 4回以内
カリフラワー アオムシ、アブラムシ類、ハイマダラノメイガ、キスジノミハムシ 1000〜2000倍 100〜300L/10a 2回以内 2回以内
ヨトウムシ、カブラハバチ幼虫、ハスモンヨトウ、アザミウマ類 1000倍
コナガ 1000〜1500倍
ブロッコリー アオムシ、アブラムシ類、ハイマダラノメイガ、キスジノミハムシ 1000〜2000倍 収穫30日前まで
ヨトウムシ、カブラハバチ幼虫、ハスモンヨトウ、アザミウマ類 1000倍
コナガ 1000〜1500倍
はくさい アオムシ、アブラムシ類、ハイマダラノメイガ、キスジノミハムシ 1000〜2000倍 収穫21日前まで 3回以内 3回以内
ヨトウムシ、カブラハバチ幼虫、ハスモンヨトウ、アザミウマ類 1000倍
コナガ 1000〜1500倍
ほうれんそう アブラムシ類 1000〜2000倍 1回 1回
ヨトウムシ、ハスモンヨトウ 1000倍
だいこん アオムシ、アブラムシ類、ハイマダラノメイガ、キスジノミハムシ 1000〜2000倍 収穫30日前まで 2回以内 2回以内
ヨトウムシ、カブラハバチ幼虫、ハスモンヨトウ、アザミウマ類 1000倍
コナガ 1000〜1500倍
かぶ アオムシ、アブラムシ類、ハイマダラノメイガ、キスジノミハムシ 1000〜2000倍
ヨトウムシ、カブラハバチ幼虫、ハスモンヨトウ、アザミウマ類 1000倍
コナガ 1000〜1500倍
ダイコンハムシ、オオニジュウヤホシテントウ 1000〜2000倍
レタス アブラムシ類 1000〜2000倍 収穫21日前まで
ヨトウムシ、ハスモンヨトウ 1000倍
すいか、しろうり アブラムシ類 1000〜2000倍 収穫3日前まで 3回以内 3回以内
アザミウマ類 1000倍
まくわうり 1000倍 4回以内 4回以内
アブラムシ類 1000〜2000倍
メロン 1000〜2000倍
アザミウマ類 1000倍
かぼちゃ アブラムシ類 1000〜2000倍 3回以内 3回以内
アザミウマ類 1000倍
ごぼう アブラムシ類 1000〜2000倍 収穫7日前まで
にんじん 1000〜2000倍 収穫90日前まで 1回 1回
ヨトウムシ、ハスモンヨトウ 1000倍
ねぎ アブラムシ類 1000〜2000倍 収穫21日前まで
アザミウマ類 1000倍
たまねぎ アブラムシ類 1000〜2000倍 収穫7日前まで 2回以内 2回以内
アザミウマ類 1000倍
かんしょ ヒルガオハモグリガ 1000倍 4回以内 4回以内
ばれいしょ アブラムシ類、ニジュウヤホシテントウ 1000〜2000倍 収穫14日前まで 2回以内 2回以内
ヨトウムシ、ハスモンヨトウ 1000倍
さといも アブラムシ類 1000〜2000倍 収穫7日前まで 1回 1回
ハスモンヨトウ 1000倍
クワシロカイガラムシ 1000倍 1000L/10a 最終摘採後から冬期まで 2回以内 2回以内
チャドクガ 1000倍 200〜400L/10a
コカクモンハマキ 1000〜1500倍
豆類(種実、ただし、らっかせい、だいず、あずき、いんげんまめ、えんどうまめを除く) アブラムシ類 1000〜2000倍 100〜300L/10a 収穫21日前まで
だいず 1000〜2000倍 収穫7日前まで
マメシンクイガ、カメムシ類、ハスモンヨトウ、ツメクサガ 1000倍
シロイチモジマダラメイガ 1500〜2000倍
あずき アブラムシ類 1000〜2000倍
フキノメイガ 1000倍
いんげんまめ アブラムシ類 1000〜2000倍
フキノメイガ、インゲンテントウ 1000倍
えんどうまめ アブラムシ類 1000〜2000倍
エンドウハモグリバエ 1000〜1500倍
ヨトウムシ、ハスモンヨトウ 1000倍
未成熟そらまめ アブラムシ類 1000〜2000倍
さやいんげん 1000〜2000倍 1回 1回
フキノメイガ、インゲンテントウ 1000倍
さやえんどう アブラムシ類 1000〜2000倍 収穫28日前まで
エンドウハモグリバエ 1000〜1500倍
ヨトウムシ、ハスモンヨトウ 1000倍
小麦 アブラムシ類、ムギクロハモグリバエ、アワヨトウ、ムギキモグリバエ 1000倍 60〜150L/10a 収穫7日前まで 4回以内 4回以内
わけぎ アザミウマ類 1000倍 100〜300L/10a 収穫14日前まで
アスパラガス ジュウシホシクビナガハムシ 1000倍 収穫3日前まで 2回以内 2回以内
クワノメイガ、ハゴロモ類 1000〜1500倍 120L/10a 摘採15日前まで 4回以内 4回以内
ヒシモンヨコバイ 1500〜2000倍
クワシロカイガラムシ 1000倍
ヒメコシンクイ 1200倍
クワヒメゾウムシ、カミキリムシ類 200〜300倍 萌芽前まで
きく キクヒメヒゲナガアブラムシ 1000〜2000倍 100〜300L/10a - 2回以内 2回以内
ニカメイチュウ第1世代 1000〜1500倍 60〜150L/10a 収穫7日前まで
ニカメイチュウ第2世代、サンカメイチュウ第3世代 800〜1000倍
ツマグロヨコバイ、ヒメトビウンカ、イネヒメハモグリバエ 1500〜2000倍
カメムシ類、アブラムシ類、フタオビコヤガ 1000倍
イネドロオイムシ 1000〜2000倍
イネハモグリバエ 2000倍
みかん ヤノネカイガラムシ、アブラムシ類 1000〜1500倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで
ミカンサビダニ、ミカントゲコナジラミ、ミカンコナジラミ、ハマキムシ類、ミカンハモグリガ、トビイロマルカイガラムシ、サンホーゼカイガラムシ、アカマルカイガラムシ、コナカイガラムシ類、カメムシ類、アザミウマ類、ケシキスイ類、ゴマダラカミキリ成虫 1000倍
キャベツ アオムシ、アブラムシ類、ハイマダラノメイガ、キスジノミハムシ 1000〜2000倍 100〜300L/10a
ヨトウムシ、カブラハバチ幼虫、ハスモンヨトウ、アザミウマ類 1000倍
コナガ 1000〜1500倍
とうもろこし アワノメイガ 1000倍 4回以内 4回以内
食用ゆり アブラムシ類 1000倍 収穫7日前まで 3回以内 3回以内
* 総使用回数は、本剤およびPAPを含む農薬の総使用回数。
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • ぶどうには薬害の心配があるので、かからないように注意してください。
  • 桑のカミキリムシ類、クワヒメゾウムシの防除に200〜300倍液を散布する場合は蚕は影響があるので越冬期および夏切り直後、春切り直後など桑の萌芽前に使用してください。また、薬液のかかった桑は、15日以上期間をあけて給桑してください。
  • 大豆のハスモンヨトウ防除は若令幼虫期に散布してください。
  • 薬臭が残らないように収穫間近の茶畑、野菜畑にかからないように注意してください。
  • 果樹のカメムシ類は発生に応じて繰り返し散布してください。
  • ボルドー液、石灰硫黄合剤などアルカリ性薬剤との混用は不可です。
  • DCPA剤との10日以内の近接散布は避けてください。
  • 本剤を水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用型の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用してください。
安全使用・保管上の注意
  • 医薬用外劇物なので取扱いには十分注意してください。
  • 誤って飲みこんだ場合は吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせてください。
  • 本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
  • 作業中は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。
  • 散布液を吸い込んだり、浴びたりしないよう注意してください。
  • 作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがい、洗眼をするとともに衣服を交換してください。
  • 作業に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • 治療法:硫酸アトロピン製剤が有効です。
  • 眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意してください。万一眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • かぶれやすい体質の人は取扱に十分注意してください。
  • 水産動物に影響を及ぼすので養魚田での使用はさけ、空中散布で使用の場合は十分注意してください。ボラ、マスには特に影響を及ぼし、また比較的低濃度でも魚が平衡失調等を起こすので、養魚池等周辺での使用はさけてください。
  • 自動車などにかからないようにしてください。
  • 盗難・紛失の際は警察に届け出てください。
散布時注意事項
  1. 大型散布機(ヘリコプターなど)で使用する場合は各散布機種の散布基準に従って実施してください。
  2. 桑に散布した場合は15日以上経過してから桑に給与してください。
  3. 空中散布に使用する場合は次の注意を守ってください。
    • さといも、うり類、れんこん、もも、うめ、ぶどう、ソルガムには薬害を生ずるおそれがあるので付近にある場合には、かからないように注意して散布する。
    • 大豆の空中散布に使用する際は、枝豆用大豆に散布しないよう十分注意する。また空中散布した大豆は枝豆として収穫しない。
    • 散布薬液の飛散によって他の動植物(特に茶、桑等の農産物、養蚕)及び自動車やカラートタンの塗装等へ影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意する。
    • 水源池、飲料用水等に本剤が飛散・流入しないように、十分注意する。
  4. 空中少量散布(6〜8倍液)に使用する場合は、さらに次の注意を守ってください。
    • 微量散布装置以外の散布器具は使用しない。
    • 散布中、薬液の漏れないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行う。
    • 散布中や薬液または散布装置の取扱には必ずゴム手袋、防護マスク等をつけて直接薬液に触れないように注意し、誤ってつけた場合は、直ちに石けんでよく洗い落とす。
    • 特定の農薬(混用可能が確認されているもの)を除いて原則として他の農薬との混用は行わない。
    • 散布終了後は次の項目を守る。
      1. 使用後の空の容器は放置せず、安全な場所に廃棄する。
      2. 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に責任者をきめて保管する。
      3. 機体の散布装置は十分洗浄し、薬液タンクの洗浄廃液は安全な場所に処理する。
      4. 顔、手足等の皮膚の露出部を石けんでよく洗い、うがいをする。
  5. 水稲に対して希釈倍数300倍で散布する場合は、所定量を均一に散布できる乗用方の速度連動式地上液剤少量散布装置を使用してください。
製造: 日本農薬(株)
日産化学(株)
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