農薬情報>殺虫剤>性フェロモン剤

特長
■種類名:リトルア剤
■有効成分:
:リトルアA・・・4.55mg/1個
:リトルアB・・・0.45mg/1個
■性状:赤褐色中空円筒様弾性物質
■毒性;普通物
■有効年限:3年
■包装:1個x2x4
ハスモンヨトウの雌成虫が放出する性フェロモンを製剤化した製品です。本剤はハスモンヨトウの雄成虫を大量に誘引しますので、トラップとの併用により雄成虫を捕殺し、受精卵数と次世代幼虫を減少させることが可能となります。


フェロディンSL+ファネルトラップ ファネルトラップ取付状況
ハスモンヨトウのステージ
若齢幼虫
老齢幼虫 成虫
適用害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期 適用場所 使用目的 適用地帯
あぶらな科野菜 ハスモンヨトウ
雄成虫
2〜4個/ha 本剤をトラップ1台当り1個を取付けて配置する。
取付けた薬剤は1.5〜2ヶ月間隔で更新する。
成虫発生初期から発生終期まで ハスモンヨトウ加害作物栽培地帯 誘引 設定なし
なす科野菜
いちご
にんじん
れんこん
ねぎ類
レタス
豆類
いも類
まめ科牧草等
たばこ
使用方法
  1. 広範囲に使用する。
    防除対象地域はハスモンヨトウ加害作物栽培圃場を含むできるだけ広域な地域(10ha以上)とし、生産団地を中心に共同で使用することが望まれます。また、毎年繰り返し使用することが効率的防除につながります。
  2. 早い時期から使用する。
    被害を軽減するためには、成虫の密度が低い発生の初期(4〜5月)から終期まで連続的に使用する必要があります。
  3. トラップの使用量
    標準設置料は1ha当たりトラップが2〜4台ですが、対象地域の条件によって増減します。
    圃場の周辺部に50〜100mの間隔で設置します。(本剤の誘引範囲は半径60m前後です。)
  4. 設置方法
    トラップは風通しのよい場所に、地上1〜1.5mの高さ(作物より高い位置)に固定します。なお、本剤は2ヶ月経つと誘引効果が低下しますので、新しいものと交換する必要があります。
  5. 効果の評価
    本剤によるハスモンヨトウの防除は薬剤防除と違って速効的ではありません。各種の手段を上手に組合わせて総合的に防除することが肝要です。
  6. 施設栽培での使用方法
    夜間サイドが開放されている時は、ハウス外の周辺に50〜100mの間隔で設置して下さい。
    夜間サイドが閉じられている時は、ハウス内の中央に設置して下さい。

適用害虫の範囲と使用法

  • 適用場所:ハスモンヨトウ加害作物栽培地帯
  • 適用作物いも類:
    まめ類、あぶらな科野菜、なす科野菜、レタス、れんこん、にんじん、ねぎ類、いちご、たばこ、まめ科牧草など
  • 使用目的:誘引
  • 適用害虫:ハスモンヨトウオス成虫
  • 使用時期および使用量使用方法:
    成虫発生初期から発生終期まで。
    1ha当たり2〜4個本剤をトラップ1台に1個取り付けて配置する。
    取り付けた薬剤は、1.5〜2ヶ月間隔で更新する。
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • ハスモンヨトウ雄成虫を連続的に誘引するので、トラップとの併用により雄成虫を誘殺し、産卵を減少させることを目的とします。
  • 広い地域におけるハスモンヨトウの密度低下を目的に使用します。対象地域はハスモンヨトウの加害作物圃場だけでなくこれらを含むできるだけ広い地域とし、生産団地などを中心に共同で毎年繰り返し使用してください。個々の畑や狭い地域で使用すると、地域外から交尾した雌蛾が飛び込んで産卵してしまい、十分な効果は得られません。
  • 早い時期から使用してください。効果は、ハスモンヨトウ成虫の密度が低いほど大きいので、幼虫の被害を軽減するためには、成虫の発生初期(4〜5月)から継続的に使用する必要があります。発生密度が高まってからの使用では、トラップから放出する合成性フェロモンより、雌蛾の放出する天然性フェロモンの量が相対的に多くなっているため、雄蛾がトラップに誘引される前に近くの雌蛾に誘引されて交尾する機会が増え、効果が劣ります。したがって、幼虫の加害が出始めてからの使用では、本剤の効果を十分に発揮することはできません。
  • トラップの標準的な設置台数は1ヘクタール当り2〜4台ですが、対象地域の条件によって適宜増減します。比較的狭い地域では、周辺地域からの雄蛾の飛来を阻止するために、対象地域内の周辺部に密にトラップを配置すると効果的に誘殺できます。広い地域では1ヘクタール当り1〜2台の割合で略均等にトラップを配置するのが効果的です。
  • トラップは樹木や建物から離れた風通しの良い場所に、地上1〜1.5mの高さ(作物の草丈より高く)に支柱などを立て、固定してください。
  • 本剤は必ず使用直前に必要個数だけアルミ箔を開封してください。
  • 開封後1.5〜2ヵ月経つと誘引効果が低下するので、新しいものと交換してください。(古くなったものをそのままにして新しいものを追加してもよいです。)
  • トラップの設置中はハスモンヨトウの発生密度に応じて巡回し、トラップが捕殺された成虫でいっぱいになる前に処理してください。
  • 使用済みのフェロモン剤は、圃場に放置することなく、適切に処理してハスモンヨトウ雄成虫の誘引に影響のないようにしてください。
安全使用・保管上の注意
  • b直射日光をさけ、なるべく低温の場所に保管してください。
製造:住友化学(株)