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主要作物/害虫別処理方法および試験成績

 だいこん/キスジノミハムシ
  • 春、夏だいこんの生育期間は約2ヶ月です。フォースは播種時に播溝又は全面混和処理するだけで、この間をカバー。1回の処理で収穫期まで、キスジノミハムシの根部加害を防ぐことができます。
  • キスジノミハムシの年間発生回数は高冷地で2〜3回、断続的に発生し、6〜8月ごろに成虫の発生ピークを迎えます。フォースの残効が大きな威力を発揮します。
  • 処理例

  • 処理方法
    1. 播溝処理=地表面から3〜4cmの深さに溝を切り、所定量を処理。覆土した後、播種します。
      処理時期・量:播種時4kg/10a
    2. 全面土壌混和:土壌表面に薬剤を均一に散布し、ロータリーなどで混和します。
      処理時期・量:播種時6〜9kg/10a

  • 試験成績
    供試薬剤 施用量 被害度指数※2
    播種30日後 播種61日後
    フォース粒剤 播種時1回4kg/10a 0.7 9.0
    慣行処理※1 播種前1回4kg/10a
    生育期2回6kg/10a
    6.7 38.7
    無処理 45.7 76.0
    左:フォース処理、右:無処理
    • 品種:耐病総太り
    • 播種:8月17日(同日薬剤処理)
    • 発生:多発生
    • 調査:9月16日(播種30日後)、10月17日(播種61日後)の2回実施
    • (1988)青森県農業試験場
    • 1:
      播種時:A粒剤4kg/10aを地表面散布
      播種21日後:B粉剤6kg/10aを地表面散布
      播種30日後:B粉剤6kg/10aを地表面散布
    • 2:
      被害程度別基準(少〜甚の4段階)は発生予察基準に準拠
 かんしょ/コガネムシ類
  • フォースはコガネムシ類に対し約90日の残効期間があります。
  • 一般的に、かんしょを加害するコガネムシ類(ヒメコガネ、アカビロウドコガネ、ドウガネプイプイ)の成虫飛来のピークは7〜8月。6月初め頃に植付される普通掘り栽培のかんしょの植付前にフォースを処理することで、その長い残効により徹底防除が可能です。
  • 処理例
    栽培体系によっては植付(挿苗時)からコガネムシ幼虫の加害時期まで3ヶ月以上になったり、また収穫期が加害時期と重なる場合など十分な効果が得られないことがあります。このような生育期処理との体系防除をおすすめします。

  • 処理方法
    1. 作条処理:植付場所に15〜20cm程度の幅で、帯状に薬剤を均一に散布し、薬剤の上に土をかぶせるように畝立します。
      処理時期・量:植付前9kg/10a
    2. 全面処理土壌混和:土壌表面に薬剤を均一に散布し、ロータリーなどで混和します。
      処理時期・量:播種時6〜9kg/10a

  • 試験成績
    供試薬剤 処理量 被害イモ率(%)
    フォース粒剤 9kg/10a 17.2
    T細粒剤 6kg/10a 35.0
    B粒剤 9kg/10a 41.7
    無処理 45.8
    • 品種:紅赤
    • 処理:フォース(5/22)、畝立時・全面土壌混和処理、対照区(同日、畝立時・作条混和処理
    • 調査:10/19
    • (1989)茨城県農業試験場
 茶/ナガチャコガネ
  • 産卵前のナガチャコガネの成虫をすばやく防除します。
  • 粒剤だから、扱いやすく、短時間で散布できます。
  • すぐに効果が目に見えるから、確実・安心です。
  • 使用方法
    • 畝間の雨落ち部に本剤を均一に散布後、耕運機などで土壌と混和します。
    • 使用時期:5月下旬〜6月の成虫飛来初期(摘採7日前まで)
    • 使用量:10a当り9kg(フェース粒剤3袋)

  • ナガチャコガネに対する効果
    • 品種:おおいわせ
    • 薬剤処理日:フォース粒剤(6/6)、対照A剤(10/31)
    • 調査方法:
      11/27に、1区当り6ヶ所掘り取り(25cmx25cmx25cmを6ヶ所)、生存幼虫をカウント。
    • 静岡県茶業試験場(H8)