農薬情報>殺菌剤


特長
■種類名:メタラキシル・TPN水和剤
■有効成分
:メタラキシル・・・10.0%
:TPN・・・65.0%
■性状:類白色水和性細粒
■毒性:普通物
急性毒性(製剤)
急性経口毒性(LD50、mg/kg)ラット>2000
急性経皮毒性(LD50、mg/kg)ラット>2000
刺激性(製剤)
眼刺激性 ウサギ 強度刺激性(洗顔効果あり)x500液:刺激性なし
皮膚刺激性 ウサギ 軽度刺激性
皮膚感作性 モルモット 感作性なし
■魚毒性:C類相当
水生生物に対する影響(製剤)
コイ LC50(96時間)0.139mg/L
オオミジンコ EC50(48時間)0.257mg/L
藻類 EbC50(0〜72時間)0.406mg/L ErC50(24〜72時間)4.91mg/L
■有効年限:3年
■包装:500gx20袋
  1. TPNとメタラキシルのダブル効果で作物を守ります。
  2. 浸透移行性に優れています。
    有効成分メタラキシルは、根・茎・葉から吸収されて急速に浸透し、求頂的(上方)に移行します。
    そのため、葉のかかった部分だけでなく、新葉も病気から守ります。
  3. 耐雨性が高く、安定した効果を示します。
    有効成分メタラキシルは、すばやく植物体内に吸収されるので、降雨の影響を受けにくく、圃場で安定した防除効果を発揮します。
適用病害及び使用方法
作物名 適用病害名 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 メタラキシルを含む農薬の総使用回数 TPNを含む農薬の総使用回数
きゅうり うどんこ病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜
400g/10a
4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) 10回以内(土壌灌注は2回以内、散布及びくん煙及びエアゾル剤の噴射は合計8回以内)
褐斑病
炭疽病
べと病
かぼちゃ べと病 収穫7日前まで 3回以内
すいか 炭疽病 収穫7日前まで 5回以内
つる枯病
褐色腐敗病
メロン つる枯病 収穫3日前まで
べと病
うどんこ病
トマト 疫病 収穫前日まで 4回以内 5回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内) 4回以内(土壌灌注は2回以内)
なす 褐色腐敗病 4回以内
はくさい 白さび病 収穫7日前まで 2回以内 4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) 3回以内(は種又は定植前の土壌混和は1回以内、散布は2回以内)
ピシウム腐敗病
べと病
たまねぎ 灰色かび病 収穫7日前まで 3回以内 4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) 6回以内
べと病
ばれいしょ 疫病 500〜750倍 3回以内 5回以内
夏疫病 750倍
ねぎ べと病 1000倍 収穫14日前まで 3回以内 4回以内(種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内) 4回以内(土壌灌注は1回以内、散布は3回以内)
らっきょう 白色疫病 3回以内 3回以内
上手な使い方と防除適期
  • 病気の発生前に予防剤としてお使いください。
  • 新しい葉が次々と展開している作物の生育が旺盛な時期に散布すると、作物のすみずみまで有効成分が行きわたり、薬剤の効果を最大限発揮できます。
  • 異なる作用性の薬剤と、体系で散布してください。
【ばれいしょの例】

試験成績
トマト/疫病
品種 大型福寿
定植 4月17日
発生程度 甚発生
処理 5月23日、29日、6月7日の計3回
調査 6月14日(最終散布7日後)
2001年(社)日本植物防疫協会研究所 宮城試験場
ばれいしょ/疫病
品種 男爵薯
植付 3月27日
発生程度 多発生
処理 6月4、11、18、25日の計4回
調査 7月4日(最終散布9日後)
2001年(社)日本植物防疫協会研究所
たまねぎ/べと病
品種 O・L黄
植付 2000年11月13日
発生程度 少発生
処理 2001年5月10、17、25日、6月1日の計4回
調査 2001年6月8日
2001年(社)日本植物防疫協会研究所
きゅうり/べと病に対する降雨の影響
品種 相模半白
処理 9月11日 薬剤散布30分後に1時間当たり60ミリの降雨を30分間処理
接種 薬剤処理24時間後に分生子懸濁液(1.0x105/ml)を第2葉の葉裏に噴霧接種し、20時間インキュベートした。
調査 10月15日
2002年シンジェンタ ジャパン(株)中央研究所
使用上の注意事項
  1. ボルドー液との混用は避けてください。
  2. 耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用を避け、なるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせて輪番で使用してください。
  3. 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所など関係機関の指導を受けてください。
  4. 粉末は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗いし、眼科医の手当を受けてください。
  5. 散布の際は農薬用マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用してください。作業後は直ちに身体を洗い流し、うがいをするとともに衣服を交換してください。
  6. 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  7. かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物などとの接触を避けてください。
  8. 夏期高温時の使用を避けてください。
  9. 本剤は水産動物に強い影響を及ぼすので、河川、湖沼、海域および養殖池に本剤が飛散、流入する恐れのある場所では使用しないでください。
  10. 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきってください。散布器具及び容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。また、空容器、空袋などは水産動物に影響を与えないよう適切に処理してください。
製造:シンジェンタ ジャパン(株)
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