農薬情報>殺虫剤


特長
■有効成分:カルボスルファン・・・3%
■性状:青色細粒
■毒性:医薬用外劇物
■魚毒性:B-s類相当
ガゼット粒剤は、米国FMC社が開発した浸透性のカーバメイト系殺虫殺線虫剤のカルボスルファンを成分としています。
ガゼット粒剤は、(社)日本植物防疫協会等を通じて広範な試験が行われ、水稲難防除害虫イネミズゾウムシをはじめ、近年問題になっているキャベツのコナガ、だいこんのキスジノミハムシ、サトウキビのハリガネムシなどの野菜畑作害虫に高い防除効果が確認され、平成元年10月農薬登録となりました。
その後、かんしょのコガネムシ類、なす、ピーマンのミナミキイロアザミウマ、アブラムシ類、きゅうりのアブラムシ類、はくさいのコナガなどにも適用拡大となり、今回、ねぎのネギアザミウマ、ネギハモグリバエ、ネギコガ、ブロッコリーのコナガ、メロンのミナミキイロアザミウマ、アブラムシ類、かんしょのアリモドキゾウムシなどの他、キャベツ、はくさいの育苗期後半処理にも拡大となりました。
  • 広範囲の害虫に優れた効果
    鞘翅目、半翅目、双翅目、鱗翅目、アザミウマ目など幅広い害虫に優れた効果があります。水稲の初期害虫や野菜類の主要害虫を同時防除できます。
  • 土壌害虫に優れた効果
    かんしょ、いちごのコガネムシ類幼虫、だいこんのキスジノミハムシ、サトウキビのハリガネムシなど防除の困難な土壌害虫に優れた効果があります。
  • すぐれた浸透移行性
    土壌散布によりすみやかに植物に吸収され、薬剤のかかりにくい部分でも十分な効果を発揮します。
  • 難防除害虫に優れた効果
    水稲のイネミズゾウムシをはじめ、果菜類のミナミキイロアザミウマ、抵抗性コナガなどの難防除害虫に優れた効果があります。
  • すぐれた残効性
    効果の持続が長いので防除回数を減らすことが可能です。
適用害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 使用目的 カルボスルファンを含む農薬の総使用回数
水稲(箱育苗) ヒメトビウンカ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり50〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネシンガレセンチュウ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネゾウムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり40〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネミズゾウムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり40〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネドロオイムシ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり40〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
イネヒメハモグリバエ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり40〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
ツマグロヨコバイ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり50〜70g 育苗箱の苗の上から均一に散布する。 移植前3日〜移植当日 1回 1回
キャベツ アブラムシ類 1〜2g/株(3〜6kg/10a) 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 4回以内(但し、マイクロカプセル剤は2回以内、粒剤は2回以内(定植時は1回以内))
コナガ 1〜2g/株(3〜6kg/10a) 株元散布 育苗期後半 2回以内 4回以内(但し、マイクロカプセル剤は2回以内、粒剤は2回以内(定植時は1回以内))
2g/株(6kg/10a) 株元散布 生育初期(但し、収穫45日前まで) 2回以内 4回以内(但し、マイクロカプセル剤は2回以内、粒剤は2回以内(定植時は1回以内))
1〜2g/株(3〜6kg/10a) 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 4回以内(但し、マイクロカプセル剤は2回以内、粒剤は2回以内(定植時は1回以内))
アオムシ 1〜2g/株(3〜6kg/10a) 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 4回以内(但し、マイクロカプセル剤は2回以内、粒剤は2回以内(定植時は1回以内))
だいこん コナガ 6kg/10a 作条土壌散布 は種覆土後 1回 1回
キスジノミハムシ 3〜6kg/10a 作条土壌散布 は種覆土後 1回 1回
3〜6kg/10a 播溝土壌混和 は種時 1回 1回
はくさい アブラムシ類 2g/株(6kg/10a) 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
1〜2g/株(3〜6kg/10a) 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
コナガ 1〜2g/株(3〜6kg/10a) 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
1〜2g/株(3〜6kg/10a) 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
ブロッコリー コナガ 1〜2g/株(3〜6kg/10a) 株元散布 育苗期後半 1回 1回
1〜2g/株(3〜6kg/10a) 株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
きゅうり アブラムシ類 1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
すいか アブラムシ類 1g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
メロン アブラムシ類 1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
1g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
ミナミキイロアザミウマ 1g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
とうがん ミナミキイロアザミウマ 2g/株 植穴土壌混和 定植時 1回 1回
ピーマン アブラムシ類 1g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
ミナミキイロアザミウマ 1g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
なす アブラムシ類 1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
1g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
ミカンキイロアザミウマ 2g/株 株元散布 定植時 1回 1回
1g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 育苗期後半 1回 1回
1〜2g/株 育苗期後半:株元散布 定植時:株元散布又は植穴土壌混和 定植時 1回 1回
いちご アブラムシ類 0.4〜0.75g/株(6〜9kg/10a) 株元散布又は植穴土壌混和 本圃定植時 1回 1回
コガネムシ類幼虫 6〜9kg/10a 全面土壌混和 仮植床植付時 1回 1回
キンケクチブトゾウムシ幼虫 2g/株 株元散布 本圃定植時 1回 1回
ねぎ ネギアザミウマ 3〜6kg/10a 株元散布 育苗期後半 2回以内 2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
3〜6kg/10a 株元散布 生育期(但し、収穫45日前まで) 2回以内
2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
3〜6kg/10a 植溝土壌混和 定植時 1回
2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
3〜6kg/10a 播溝土壌混和 は種時 1回
2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
ネギハモグリバエ 3〜6kg/10a 株元散布 育苗期後半 2回以内
2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
3〜6kg/10a 株元散布 生育期(但し、収穫45日前まで) 2回以内
2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
3〜6kg/10a 植溝土壌混和 定植時 1回
2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
3〜6kg/10a 播溝土壌混和 は種時 1回
2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
ネギコガ 6kg/10a 株元散布 生育期(但し、収穫45日前まで) 2回以内
2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
3〜6kg/10a 植溝土壌混和 定植時 1回
2回以内(但し、マイクロカプセル剤は1回以内、粒剤のは種時の土壌混和は1回以内、粒剤の定植時の土壌混和は1回以内)
きく アブラムシ類 2g/株 株元散布又は植穴土壌混和 定植時 3回以内 3回以内
ミカンキイロアザミウマ 9kg/10a 株元散布 生育期 3回以内 3回以内
ネグサレセンチュウ 30kg/10a 全面土壌混和 定植時 3回以内 3回以内
シクラメン キンケクチブトゾウムシ幼虫 1〜2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
ストック コナガ 9kg/10a 株元散布 定植時 1回 1回
18kg/10a 全面土壌混和 定植時 1回 1回
プリムラ キンケクチブトゾウムシ成虫 0.5〜2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
1〜2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
ベゴニア キンケクチブトゾウムシ幼虫 1〜2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
イチイ キンケクチブトゾウムシ幼虫 2g/株 株元散布 生育期 1回 1回
つつじ類 コガネムシ類 9kg/10a 定植時:全面土壌混和及び株元土壌混和 生育期:株元土壌混和 定植時及び生育期 2回以内 2回以内
ツツジグンバイ 10g/株 株元散布 生育期 1回 2回以内
ケラ 5〜10kg/10a 散布 発生初期 3回以内 3回以内
コガネムシ類 5〜10kg/10a 散布 発生初期 3回以内 3回以内
シバオサゾウムシ成虫 5〜10kg/10a 散布 発生初期 3回以内 3回以内
設定なし 5〜10kg/10a 散布 糞塚形成時 3回以内 ミミズの糞塚形成防止 3回以内
5〜10kg/10a 散布 脱出孔形成時 3回以内 オオハサミムシの脱出孔形成防止 3回以内
かんしょ コガネムシ類幼虫 6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 4回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内)
アリモドキゾウムシ 6kg/10a 株元散布 生育期(但し、収穫45日前まで) 4回以内 4回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内)
イモゾウムシ 6kg/10a 株元散布 生育期(但し、収穫45日前まで) 4回以内 4回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内)
ハリガネムシ 9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 4回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内)
ばれいしょ ナストビハムシ 6kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 1回
さとうきび コガネムシ類幼虫 6〜9kg/10a 株元土壌混和 培土時 1回 2回以内(但し、植付時は1回以内、培土時は1回以内)
6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 2回以内(但し、植付時は1回以内、培土時は1回以内)
メイチュウ類 6〜9kg/10a 株元土壌混和 培土時 1回 2回以内(但し、植付時は1回以内、培土時は1回以内)
6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 2回以内(但し、植付時は1回以内、培土時は1回以内)
ハリガネムシ 6〜9kg/10a 株元土壌混和 培土時 1回 2回以内(但し、植付時は1回以内、培土時は1回以内)
6〜9kg/10a 植溝土壌混和 植付時 1回 2回以内(但し、植付時は1回以内、培土時は1回以内)
たばこ アブラムシ類 6kg/10a 作条土壌混和 定植時 1回 1回
作物別使用方法(詳細)
水稲 キャベツ はくさい・ブロッコリー だいこん
ねぎ きゅうり・なす
ピーマン・メロン
かんしょ・いちご さとうきび・たばこ
キャベツの病害虫防除
いちごの病害虫防除
使用上の注意
  1. 水稲(箱育苗)に使用する場合は、
    • 移植当日に使用する場合は、育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水して田植機にかけて移植して下さい。
      移植1〜3日前に使用する場合には、散布後通常の管理を移植日まで行って下さい。
    • 育苗箱の土壌表面が乾燥していて、苗を田植機にのせる際、薬剤落下のおそれがある場合は散布後潅水して下さい。
    • 軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗の場合には薬害を生ずるおそれがあるので使用しないで下さい。
    • 稲苗の葉が濡れていると薬害を生じやすいので散布直前の潅水はしないで下さい。
    • 本田が砂質土壌の水田や、漏水田、未熟堆肥多用田の場合は使用を避けます。
    • 処理苗を移植した水田の整地が不均整な場合は、薬害を生じやすいので代かきは丁寧に行い、移植後田面が露出しないように注意します。移植後は直ちに潅水し極端な浅水、深水は避けます。又深植にならないように注意します。
    • 移植後低温が続き苗の活着遅延が予測される場合には使用を避けます。また移植後極端な高温が続くと予測される場合も使用を避けます。
    • 本剤を散布した苗の移植水田では薬害を生ずるので、DCPA剤、MCC剤の使用を避けます。
    • 本剤散布により時に葉先枯れ等の薬害を生ずることもあるので、所定の使用量、使用方法を厳守して下さい。
  2. 畑作に使用する場合は、
    • 定植時に植穴土壌混和する場合には、植付苗の根に薬剤が直接ふれると薬害を生ずるおそれがあるので軽く土壌と混和します。
    • 土壌が極度に乾燥している時は、散布後潅水します。
    • 果菜類のアブラムシ類、ミナミキイロアザミウマの防除に使用する場合、過剰に使用すると、下葉の黄変、葉緑の黄化等の薬害を生ずるので、使用量を誤らないように注意します。
  3. 安全使用上の注意
    本剤による中毒の治療法としては動物実験で硫酸アトロピン製剤の投与が有効であると報告されています。
製造:日産化学工業(株)

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