農薬情報>殺菌剤


特長
■有効成分
:ジエトフェンカルブ・・・12.5%
:チオファネートメチル・・・52.5%
■毒性:普通物
■魚毒性:A類
  1. 灰色かび病の特効薬
  2. 世界初、負相関交差耐性を利用した殺菌剤
  3. 優れた特性を有する殺菌剤
  4. 総合防除剤としての位置付けが可能
  5. 人畜、魚介類および環境に安全
適用病害と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数/使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 ジエトフェンカルブを含む農薬の総使用回数 チオファネートメチルを含む農薬の総使用回数
キャベツ 菌核病 1500倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内 3回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は2回以内)
きゅうり 褐斑病 1500倍 収穫前日まで 5回以内 5回以内 6回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は5回以内)
菌核病
炭疽病
灰色かび病
すいか 炭疽病 1500倍 収穫21日前まで 5回以内 5回以内 6回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は5回以内)
ズッキーニ 灰色かび病 1500倍 収穫7日前まで 3回以内 3回以内 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
トマト 菌核病 1000〜1500倍 収穫前日まで 5回以内 6回以内 6回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は5回以内)
灰色かび病
葉かび病
ミニトマト 菌核病 1500倍 3回以内 3回以内
灰色かび病
葉かび病
なす 菌核病 1000〜1500倍 5回以内 5回以内
黒枯病 1500倍
灰色かび病 1000〜1500倍
えだまめ 紫斑病 1500倍 収穫7日前まで 3回以内 3回以内 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
莢汚損症
さやえんどう 灰色かび病 1500倍 収穫前日まで 3回以内 3回以内 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
実えんどう 灰色かび病 1500倍 収穫前日まで 3回以内 3回以内 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
いちご 炭疽病 1000倍 定植前日まで 3回以内 6回以内 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は3回以内)
たまねぎ 灰色腐敗病 1000倍 収穫7日前まで 5回以内 5回以内 7回以内(但し、種子への処理は1回以内、苗根部浸漬は1回以内、無人ヘリ散布は3回以内、散布は5回以内)
レタス 菌核病 1500倍 収穫7日前まで 2回以内 5回以内 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、灌注は1回以内、散布は2回以内)
灰色かび病
かんきつ(みかんを除く) そうか病 1000〜1500倍 収穫21日前まで 5回以内 200〜700L/10a 5回以内 8回以内(但し、塗布は3回以内、散布は5回以内)
灰色かび病 1000〜2000倍 開花期
みかん そうか病 1000〜1500倍 収穫7日前まで 5回以内 5回以内 8回以内(但し、塗布は3回以内、散布、空中散布及び無人ヘリ散布は合計5回以内)
灰色かび病 1000〜2000倍 開花期
かき 炭疽病 1000倍 収穫7日前まで 3回以内 3回以内 10回以内(但し、塗布は3回以内、休眠期の散布は1回以内、生育期の散布は6回以内)
灰色かび病 1000〜1500倍
落葉病 1000倍
ぶどう 灰色かび病 1000〜1500倍 開花直前〜落弁期まで(但し、収穫60日前まで) 3回以内 3回以内 6回以内(但し、塗布は3回以内、散布は3回以内)
うめ 黒星病 1000倍 収穫21日前まで 3回以内 3回以内 6回以内(但し、塗布は3回以内、散布は3回以内)
灰色かび病 1000〜1500倍 収穫21日前まで
花き類・観葉植物(ひまわり、ゼラニウムを除く) 灰色かび病 1000倍 - 5回以内 100〜300L/10a 5回以内 5回以内
ゼラニウム 灰色かび病 1000倍 - 5回以内 5回以内 5回以内
斑点病
ひまわり 灰色かび病 1000倍 - 5回以内 5回以内 5回以内
斑点病
樹木類(ハイドランジア、やなぎを除く) 灰色かび病 1000倍 感染期〜発生初期 5回以内 200〜700L/10a 5回以内 5回以内
やなぎ 炭疽病 1000倍 - 5回以内 200〜700L/10a 5回以内 5回以内
灰色かび病 感染期〜発生初期 200〜700L/10a
ハイドランジア 灰色かび病 1000倍 感染期〜発生初期 5回以内 200〜700L/10a 5回以内 5回以内
輪斑病 - 200〜700L/10a
あずき 菌核病 1000倍 収穫14日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内 5回以内(但し、種子への処理は1回以内、は種後は4回以内)
炭疽病 1500倍
灰色かび病 1000〜1500倍
輪紋病 1500倍
いんげんまめ 菌核病 1000倍 収穫14日前まで 4回以内 4回以内
炭疽病 1500倍
灰色かび病 1000〜1500倍
だいず 紫斑病 1000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内) 4回以内(但し、種子への処理は1回以内)
乾燥種子重量の0.5% 種子粉衣 は種前 1回 -
上手な使い方
  1. 予防的散布を行って下さい。
  2. 的確な薬剤散布を行って下さい。
  3. 作用性の異なる薬剤と組み合わせて下さい。
  4. 耕種的防除と組合わせて下さい。
特に・・・
  1. 本剤のみの連用は避け、他の有効な薬剤も活用して下さい。
  2. 本格発生初期の防除に特に重点をおき、多発性となる前に抑えることが重要です。
  3. 本剤の長い残効性と的確な散布タイミングにより、通常2〜3週間あけられますので、本剤の使用回数をあまり増加させないようご留意下さい。
試験成績
うめ:灰色かび病
和歌山県果樹園芸試験場
耕種概要 品種 在米種(25年生)
病害発生状況 やや多発生
処理 3/14(落弁終了期)に
十分量を散布
かき:灰色かび病
福岡農業総合試験場
耕種概要 品種:伊豆(5年生)
1区2樹
病害発生状況 多発生
処理 4/243000g/10a
うめ:黒星病
徳島県果樹試験場県北分場
耕種概要 品種:鴬宿(5年生)
1区1樹 3連制
病害発生状況 平成に比べてやや多発生
処理 4/21、5/6、22の
計3回十分量を散布
いんげんまめ:灰色かび病
北海道立十勝農業試験場

*無散布に対し、1%水準で有意
耕種概要 品種:大正金時
播種:5/24
病害発生状況 少発生
処理 7/10、20、30の
計3回 100g/10a
使用上の注意
  1. 石灰硫黄合剤、ボルドー液との混用は避けます。
  2. 薬剤耐性菌の出現を防ぐため本剤の過度の連用は避け、作用性の異なる薬剤と組合わせて輪番で使用します。
  3. 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節すること。
  4. 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。 なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
製造・販売:住友化学(株)