- 効果の仕組み
有効成分であるペキロマイセス・テヌイペス分生子が昆虫体表に付着、発芽した後、クチクラから侵入し、昆虫体内で増殖することによって、虫を死に至らしめます。また、好適な条件下では虫体から菌糸が発育し、再度分生子を形成、2次感染により昆虫への感染の拡大を繰り返します。
- 効果的な使用方法
- 薬液の調製
500〜1000倍に希釈します。(展着剤を入れると菌がタンク内に均一になりやすい。希釈前に少量の水で溶かしておいても良い。)
- 散布
分生子は紫外線によりゆっくり破壊されるため、夕方あるいは曇天・雨天に散布する方が望ましい。本薬剤には浸透移行性がないため、葉裏にたっぷりかけ虫体に薬液を確実に付着させることが重要です(静電噴霧器がお勧めです)。特に幼虫に高い効果を示しますが、卵には効果がないため1週間間隔で3回以上散布すると更に効果が安定します。成虫には黄色粘着板(スマイルキャッチなど)と併用するとさらに効果的です。
- 管理
温度と湿度に気をつけましょう。有効成分であるペキロマイセス・テヌイペス分生子は糸状菌であり、カビの一種です。つまり温度と湿度によって発育が異なります。適温は15〜28℃、極端な高温期、低温期には菌糸の伸張が阻害されます。最適湿度は80%以上、70%以下の湿度条件では効果が低下する場合があります。温度、湿度条件を8時間以上維持することを目標にしてください。
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