安全と安定生産への貢献
食料は、生命維持に不可欠であり、人の健康に直結しています。飢餓からの脱出を図る為の食糧増産時代から、飽食の時代の昨今と食生活の変化に対応した農業生産の方法で努力されて来ました。農業の国際化の今日、海外の生産動向も視野に入れた中で、安全・良質・本物・健康・新鮮指向などのニーズを満たしながら、安定的・継続的・低コスト農業生産に取り組まなければなりません。
社会的要請の現状認識
  1. 環境保全運動の高まり
    • 地球環境との共生を前提とした活動
      地球温暖化など地球環境問題がクローズアップされています。
    • 地球環境問題
      1. 地球温暖化(温室効果ガスが現在の増加率で増え続ければ) 気温は2025年までに1℃、21世紀末には約3℃上昇(東京→鹿児島)・・・(IPCC報告)
      2. 熱帯林の消失:毎年1700万ha(日本の国土の半分)減少・・・(FAO報告)
      3. 砂漠化の進行:年間約600万ha(四国+九州)の農地が砂漠化・・・(UNEP報告)
      4. 野生生物種の減少:2000年までに現存種の15%(44万〜145万)が消失
      5. 酸性雨(森林の被害状況:デンマーク、イギリス、旧西ドイツ5〜6割)
      6. オゾン層の破壊
  2. 消費者の食生活志向の変化
    満腹から満足の時代へ
    健康・自然志向の進展
    安全・高品質・美味・安価・新鮮農産物の供給要請
    無農薬・減農薬農産物のニーズ拡大
  3. 人口増加と食糧確保の必要
    世界の人口が、2000年には、63億人・2025年には、85億人と予想されています。
    食料の確保システムは、次世代のためにも必要とされています。
京浜興農の役割
  1. 環境保全型農業の確立
     生産性の向上を図りつつ環境への負荷の軽減に配慮した持続的農業の確立
       ・現場に受け入れ可能な農業技術の確立
       ・病害虫防除要否の判断基準の見直し
       ・未利用有機資源のリサイクル利用システムの構築
       ・生態系利用型防除資材の開発と利用技術の確立
       ・農薬の「使用コントロール」によるメリットの拡大とデメリットの押え込みの理解啓蒙
  2. 国際競争力のある農業の育成強化を消費者と共に求める
     安全・低コスト・高品質・安定生産
     技術力の限りない追求
     安全で効率の良い総合防除方法の確立

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