農薬情報>殺虫剤


特長
■有効成分:チオジカルブ・・・32.0%
■毒性:医薬用外劇物
■魚毒性:原体B類相当
  • 食毒作用に優れる
    散布されたラービンに直接触れることでも効果を現しますが、害虫が摂食することで強い食毒効果を発揮します。
  • 一部の薬剤で効きにくくなったハスモンヨトウに対しても高い効果があります。
  • タマナギンウワバに対してもすぐれた効果が認められています。
  • 野菜のハスモンヨトウ、ヨトウムシなどの大型鱗翅目害虫の老齢幼虫にも高い効果を発揮するほか、果樹、茶のハマキムシ類およびシンクイムシ類などにもすぐれた効果を示します。
  • 殺虫作用はやや遅効的に発現しますが、光、温度に対して比較的安定なため、残効性が長いです。
  • 食毒作用なのでクモ類、サシガメ等の天敵にほとんど影響がありません。
  • 作物に対して安全性が高く安心して使用できます。
【ラービンフロアブルで防除可能な主な害虫】
ハスモンヨトウ ヨトウムシ アオムシ
タマナギンウワバ リンゴコカクモンハマキ チャハマキ
ミダレカクモンハマキ チャノコカクモンハマキ カキノヘタムシガ
ヨモギエダシャク
適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 チオジカルブを含む農薬の総使用回数
りんご ハマキムシ類 750〜1000倍 - 収穫14日前まで 3回以内 散布 散布は3回以内、配置の総使用回数は定められていない
シンクイムシ類 750倍
なし ハマキムシ類、シンクイムシ類 750倍 収穫7日前まで
もも 1000倍
かき カキノヘタムシガ、イラガ類 1000倍 収穫14日前まで
かんきつ コアオハナムグリ、ケシキスイ類、ハスモンヨトウ、ナメクジ類、アザミウマ類 800倍 散布は3回以内、配置の総使用回数は定められていない
カタツムリ類 800〜1000倍
かんしょ イモコガ、ハスモンヨトウ、ナカジロシタバ 750〜1000倍 収穫3日前まで 3回以内
ハスモンヨトウ 12倍 2.4L/10a 無人ヘリコプターによる散布
さといも 750倍 - 2回以内 散布 2回以内
だいず 750倍〜1000倍 収穫14日前まで
6倍 0.8〜1.6L/10a 無人ヘリコプターによる散布
キャベツ アオムシ、ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、タマナギンウワバ 750〜1000倍 - 収穫7日前まで 4回以内 散布 4回以内(株元散布は2回以内)
はくさい アオムシ、ハスモンヨトウ、タマナギンウワバ 750〜1000倍 2回以内 2回以内
ヨトウムシ 1000倍
だいこん アオムシ、ハスモンヨトウ、ヨトウムシ 1000倍 収穫21日前まで
非結球あぶらな科葉菜類 アオムシ、ヨトウムシ類 1000倍 収穫35日前まで
しょうが ハスモンヨトウ、アワノメイガ 750倍 収穫3日前まで
いちご ハスモンヨトウ 1000倍 定植30日後まで 3回以内 3回以内
ねぎ シロイチモジヨトウ 750倍〜1000倍 収穫21日前まで 2回以内 2回以内
レタス ハスモンヨトウ、オオタバコガ、ナメクジ類 1000倍 収穫14日前まで
非結球レタス 1000倍 収穫21日前まで
しそ ハスモンヨトウ 1000倍 収穫10日前まで
てんさい ヨトウムシ 750〜1500倍 収穫30日前まで 3回以内 3回以内
カメノコハムシ 1500倍
ふき ハスモンヨトウ 1000倍 収穫21日前まで 2回以内 2回以内
にんじん 1000倍 収穫3日前まで
セルリー 1000倍 収穫30日前まで 3回以内 3回以内
かんしょ(茎葉) イモコガ、ハスモンヨトウ、ナカジロシタバ 750〜1000倍 収穫14日前まで 2回以内 2回以内
チャノホソガ、チャノコカクモンハマキ 750〜1000倍 摘採14日前まで
チャハマキ、ヨモギエダシャク 750倍
りんどう リンドウホソハマキ 1000倍 発生初期 6回以内 6回以内
きく オオタバコガ 1000倍
花き類・観葉植物 ヨトウムシ類 750倍
希釈方法
水の量(g) ラービンフロアブルの量(ml)
750倍 1000倍
10 13.3 10
使用方法 ラービンフロアブルの特長である強い食毒性を生かすために、作物の茎葉全体に充分量をムラなく丁寧に散布します。害虫の発生初期、若齢期のうちに散布するとより効果的です。
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液、ジチオカーバメート系薬剤及び銅水和剤との混用なしないで下さい(分解)。
  • 本剤は貯蔵中に分離することがありますので、使用に当っては、容器を良く振って下さい(分離)。
  • ねぎのシロイチモジヨトウおよびりんどうのリンドウホソハマキの防除に使用する場合は、食入前の若齢幼虫期に散布してください。
  • りんごに使用する場合、開花直前から落花10日頃までの使用は葉に薬害を生ずるおそれがあるので避けてください。ただし、世界一に使用する場合には落花3週間頃までの使用は葉に薬害を生ずるおそれがあるので避けてください。
  • 育苗期間中は使用しないで下さい(薬害)。
安全使用・保管上の注意
  • 医薬用外劇物なので取扱いには十分注意してください。
  • 誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 本剤使用中に身体に異常を感じた場合には、直ちに医師の手当てを受けてください。
  • 眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗してください(弱い刺激性)。
  • 散布の際は保護眼鏡、防護マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用する。また散布液を吸い込んだり浴びたりしないよう注意し、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • 蚕に対して長期間毒性があるので、桑葉にかからないように注意してください。
  • ミツバチを放飼している地域では使用を避けてください。
  • ハウス内では使用しないでください。
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切ってください。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理してください。洗浄水はタンクに入れてください。
  • 火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤等で消火に努めてください。
  • 漏出時は、保護具を着用し布・砂等に吸収させ回収してください。
  • 移送取扱いは、ていねいに行ってください。
  • 直射日光をさけ、カギのかかるなるべく低温な場所に密栓して保管してください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。 なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
製造: シオノギ製薬(株)
販売: アベンティス クロップサイエンス ジャパン(株)