農薬情報>殺虫剤>IGR剤

特長
■有効成分:ルフェヌロン・・・5.0%
■性状:淡黄色澄明可乳化液体
■毒性:普通物
■魚毒性:A類相当
■危険物:第4類第2石油類
■有効年限:3年
■包装:500ml×20、250ml×20
  1. りん翅目害虫にすぐれた効果
    ヨトウムシ、ハスモンヨトウ、オオタバコガなど大型りん翅目害虫をすぐれた効果で長期間抑制します。
  2. ミカンキイロアザミウマにすぐれた効果
    幼虫主体の発生初期に散布することで、長期間密度を抑制します。
  3. ハチ・天敵への影響が少ない
    散布翌日にはハチを導入できます(安全日数1日)。オンシツツヤコバチ、チリカブリダニなど天敵に影響が少ない。
  4. 作物に安全
    これまでの試験において、各種作物に薬害は認められていません。
適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 総使用回数*
りんご ハマキムシ類 2000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布 3回以内
キンモンホソガ 2000〜3000倍
かんしょ ハスモンヨトウ、ナカジロシタバ 2000〜3000倍 100〜300L/10a 2回以内 2回以内
キャベツ コナガ、アオムシ、ヨトウムシ 2000〜3000倍 収穫7日前まで 3回以内 3回以内
ハスモンヨトウ、ハイマダラノメイガ 3000倍
はくさい コナガ、アオムシ 2000〜3000倍
だいこん 3000倍 収穫14日前まで
ねぎ シロイチモジヨトウ 2000倍 収穫7日前まで
わけぎ 2000倍 収穫21日前まで
なす オオタバコガ 2000倍 収穫前日まで 4回以内 4回以内
トマト 2000〜3000倍
ハスモンヨトウ 3000倍
ミカンキイロアザミウマ 1000〜2000倍
トマトサビダニ、コナジラミ類 2000倍
ハモグリバエ類 1000倍
ミニトマト オオタバコガ 2000〜3000倍 2回以内 2回以内
ハスモンヨトウ 3000倍
ミカンキイロアザミウマ、トマトサビダニ、コナジラミ類 2000倍
ピーマン オオタバコガ 2000倍 4回以内 4回以内
いちご ミカンキイロアザミウマ 1000〜2000倍
ハスモンヨトウ 3000倍
てんさい ヨトウムシ 750倍 25L/10a 収穫14日前まで 2回以内 2回以内
3000倍 100〜150L/10a
カメノコハムシ、アシグロハモグリバエ 3000倍
だいず ハスモンヨトウ 3000倍 80〜300L/10a
みかん チャノキイロアザミウマ、ミカンハモグリガ、ミカンサビダニ、アゲハ類、ヨモギエダシャク 2000〜3000倍 200〜700L/10a 3回以内 3回以内
かんきつ(みかんを除く) 2000〜3000倍 収穫21日前まで 1回 1回
チャハマキ、チャノコカクモンハマキ、ヨモギエダシャク、チャノキイロアザミウマ、チャノホソガ 2000〜3000倍 200〜400L/10a 摘採7日前まで
きく ミカンキイロアザミウマ、マメハモグリバエ 1000倍 100〜300L/10a 発生初期 5回以内 5回以内
ばら、カーネーション ハスモンヨトウ 2000倍
* 総使用回数は、本剤及びルフェヌロンを含む農薬の総使用回数。
試験成績
ハイマダラノメイガに対する効果
散布: 9/17、26
調査: 10/5
アファーム、マッチとも被害株なし。
アファームはハイマダラノメイガには現在未登録です。
上手な使い方
害虫の発生を見たらすぐに散布します。虫に対して遅効的ですが確実な効果を示します。カケムラの無いように丁寧に散布します。効果の持続期間は約3週間と比較的長い薬剤です。速効性の薬剤(アファーム等)とのローテーションでの使用をお勧めします。
  • りん翅目害虫に使用する場合、若齢幼虫期に散布して下さい。
  • アザミウマ類に使用する場合、幼虫主体の発生初期に散布して下さい。
  • 浸透移行性がないので、かけムラのないよう丁寧に散布して下さい。

トマトのIPM防除プログラム例、及びトマトの「その他害虫の防除方法」を参照。
→ミカンキイロアザミウマ、ハスモンヨトウ、オオタバコガ、トマトサビダニの防除。
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 本剤は幼虫の脱皮を阻害してやがて死亡させる性質を持つ薬剤であるので、幼虫期になるべく早く散布してください。
  • 本剤は植物体上での浸透移行性がないため、葉裏にもよくかかるように散布してください。
  • アザミウマ類に使用する場合、蛹、成虫に対しては効果が無いので、幼虫主体のときに散布してください。
  • 本剤の連続散布は、本剤に対するコナガの抵抗性を発達させるおそれがあるので、作用性の異なる他の薬剤との輪番で使用してください。
  • トマトサビダニに対しては成虫には効果がないため発生初期に使用してください。被害が目立ってからの防除では他剤との併用を心がけてください。
  • てんさいに対して希釈倍率750倍(使用液量25L/10a)で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の地上液剤散布装置を使用してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節してください。
  • 蚕に対して長期間毒性があるので、散布された薬剤が飛散し付近の桑に付着する恐れがある場所では使用しないでください。
  • 調製した散布液はその日に使い切ってください。
  • 空ビンは散布液調製時に必ずよく洗い(洗浄液は散布液に入れる)圃場などに放置せず適切に処理してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場所には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
安全使用・保管上の注意
  • 原液は眼に対して強い刺激性があるので、散布液調製時には保護眼鏡を着用して薬剤が眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合は直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 原液は皮膚に対して刺激性があるので、散布液調製時には不浸透性手袋を着用して薬剤が皮膚に付着しないよう注意してください。付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布の際は、農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。
    作業後は直ちに手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換してください。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯してください。
  • かぶれやすい体質の人は、取扱いに十分注意してください。
  • 散布薬液の調製容器、散布器具などは水でよく洗浄し、その洗浄液は灌漑水路、排水路、河川、湖沼、井戸などの水系へ流さず、当該薬液を処理した場所での作物の安全を確認の上始末してください。
  • 本剤は水産動物、特に甲殻類に影響を及ぼすので、養殖池等周辺での使用には十分注意してください。
  • 火気を避け、直射日光の当たらないなるべく低温な場所に密栓し、食品と区別して保管してください。
  • 危険物第4類第2石油類に属するので火気には十分注意してください。
製造・販売:シンジェンタジャパン(株)