農薬情報>殺虫剤>クロロニコチル系


特長
■有効成分:アセタミプリド・・・18.0%
■性状:青色澄明液体
■毒性:劇物
■有効年限:5年、3年(5Lのみ)
■包装:(250mlx20本)x2箱、500mlx20本(地域限定)、1Lx12本(北海道限定)、5Lx2本(地域限定)
■作用機構分類:IRAC 4A[アセタミプリド]
  • 液体タイプの剤型です。
  • 速やかに水に溶けるので、散布液の調製に手間がかかりません。
  • 計量が簡単にできます。
  • いやな臭いがありません。
  • 新規の骨格(ネオニコチノイド系)を持ち、作用機作が既存剤と異なるので、有機リン剤・カーバメイト剤・合成ピレスロイド剤などに効きにくくなった害虫にも有効です。
  • 幅広い殺虫スペクトルを有しています。
  • 高い活性があり、少ない薬量で長い残効性があります。
  • 速効性と浸透移行性を示します。
適用害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 アセタミプリドを含む農薬の総使用回数
麦類 アブラムシ類 4000〜6000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 60〜150L/10a 2回以内
ムギキモグリバエ 4000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 60〜150L/10a 2回以内
未成熟とうもろこし アブラムシ類 4000〜6000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
アブラムシ類 64倍 無人ヘリコプターによる散布 収穫14日前まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
とうもろこし(子実) アブラムシ類 4000〜6000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
キャベツ アブラムシ類 4000倍 散布 収穫7日前まで 5回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、粒剤の定植時までの処理は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計5回以内)
コナガ 2000倍 散布 収穫7日前まで 5回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、粒剤の定植時までの処理は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計5回以内)
アオムシ 2000倍 散布 収穫7日前まで 5回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、粒剤の定植時までの処理は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計5回以内)
だいこん アブラムシ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
コナガ 2000倍 散布 収穫14日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
アオムシ 2000倍 散布 収穫14日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
はつかだいこん アブラムシ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
はくさい アブラムシ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、粒剤の定植時までの処理は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)
コナガ 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、粒剤の定植時までの処理は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)
アオムシ 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、粒剤の定植時までの処理は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)
ブロッコリー アブラムシ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、粒剤の定植時までの処理は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)
コナガ 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、粒剤の定植時までの処理は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)
アオムシ 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、粒剤の定植時までの処理は1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)
豆類(未成熟、ただし、えだまめ、さやいんげん、さやえんどうを除く) アブラムシ類 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
えだまめ アブラムシ類 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、は種時または定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
カメムシ類 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、は種時または定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
フタスジヒメハムシ 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、は種時または定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
マメシンクイガ 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、は種時または定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
さやいんげん アブラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
さやえんどう アブラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
アスパラガス カメムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
アザミウマ類 4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
たまねぎ アザミウマ類 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
にんじん アブラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ねぎ アザミウマ類 2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、は種時の土壌混和は1回以内、植付時の土壌混和及び定植当日までの株元散布は合計1回以内)
やまのいも(むかご) アブラムシ類 4000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
かんきつ アゲハ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
アブラムシ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
カイガラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ゴマダラカミキリ 200〜400倍 主幹から株元に散布 収穫14日前まで 3回以内 30〜75L/10a 3回以内
ゴマダラカミキリ成虫 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
カメムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ケシキスイ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
コアオハナムグリ 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
コナジラミ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
アザミウマ類 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ミカンハモグリガ 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ミカンバエ 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
びわ アブラムシ類 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
キウイフルーツ キウイヒメヨコバイ 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
豆類(種実、ただし、だいず、あずき、いんげんまめを除く) アブラムシ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
あずき アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ノメイガ類 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
いんげんまめ アブラムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
だいず アブラムシ類 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
カメムシ類 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
フタスジヒメハムシ 4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
マメシンクイガ 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ばれいしょ アブラムシ類 2000〜6000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、植付後は3回以内)
アブラムシ類 1000倍 散布 【ブームスプレイヤー】 収穫7日前まで 3回以内 25L/10a 4回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、植付後は3回以内)
アブラムシ類 64倍 無人ヘリコプターによる散布 収穫7日前まで 3回以内 3.2L/10a 4回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、植付後は3回以内)
テントウムシダマシ 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、植付後は3回以内)
ナストビハムシ 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、植付時の土壌混和は1回以内、植付後は3回以内)
やまのいも アブラムシ類 4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
コミカンアブラムシ 2000〜4000倍 散布 摘採14日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
チャノキイロアザミウマ 2000倍 散布 摘採14日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
マダラカサハラハムシ 2000倍 散布 摘採14日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
チャノミドリヒメヨコバイ 2000倍 散布 摘採14日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
チャノホソガ 2000〜4000倍 散布 摘採14日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
ツマグロアオカスミカメ 2000倍 散布 摘採14日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
てんさい アブラムシ類 4000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、苗床灌注は1回以内)
テンサイトビハムシ 4000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、苗床灌注は1回以内)
テンサイトビハムシ 200倍 苗床灌注 定植前 1回 ペーパーポット1冊あたり1L(3L/m²) 3回以内(但し、苗床灌注は1回以内)

混用事例

モスピランSL液剤の製品ちらし

  • どの殺虫剤グループに入りますか?
  • ネオニコチノイド系殺虫剤です。
  • どのような作用性ですか?
  • 害虫の神経のアセチルコリンレセプターに直接作用し、興奮させて死に至らせます。また、速効性で浸透移行性を有しています。
  • 薬害の心配はありますか?
  • てんさいに使用する場合、定植初期の幼苗に軽微な薬害を生じる場合あるので使用濃度・使用量を守って処理して下さい。また、散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節して下さい。
  • 希釈にあたっての注意点はありますか?
  • 少量の水で希釈すると、結晶が析出する場合がありますので、所定量の水で希釈して下さい。
  • 水産動植物に対する影響はありますか?
  • 通常の使用方法では問題ありません。
  • 刺激性はありますか?
  • 本剤は眼に入った場合、刺激性があります。この場合、ただちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。
  • 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節してください。
  • 少量の水で希釈すると結晶が析出する場合がありますので、所定量の水で希釈してください。
  • てんさいに使用する場合、定植初期の幼苗に軽微な薬害を生じる場合があるので、使用濃度、および量を守って処理してください。
  • 蚕に対しては長期間毒性があるので、近くに桑園のある場合には絶対に桑葉にかからないようにしてください。
  • ばれいしょに対して希釈倍数 1,000 倍で使用する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
  • 使用に当たっては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種にはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
  • 無人ヘリコプターによる散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
    1. 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
    2. 散布に当たっては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    3. 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管、その他散布装置の十分な点検を行ってください。
安全使用・保管上の注意
  • 医薬用外劇物。取扱いには十分注意してください。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
  • 眼に対して刺激性があるので眼に入らないように注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 使用の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをするとともに洗眼してください。
  • 治療法
    本剤の中毒に対しては、動物実験で L- メチオニン製剤、グリチルリチン製剤およびグルタチオン製剤の注射投与が有効であるとする報告もあります。
  • 保管
    密栓し、火気や直射日光をさけ、食品と区別して、小児の手の届かない冷涼な場所にカギをかけて保管してください。
  • 盗難・紛失の際は、警察に届け出てください。
  • 火災時は、適切な保護具を着用し水・消火剤などで消火に努めてください。
  • 漏出時は、保護具を着用し布・砂などに吸収させ回収してください。
  • 移送取扱いは、ていねいに行ってください。
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきってください。空容器は圃場などに放置せず、3回以上水洗し、適切に処理してください。洗浄水はタンクに入れてください。
製造・販売: 日本農薬(株)
日本曹達(株)