農薬情報>殺虫殺菌剤>水稲箱処理剤
特長
■種類名:イミダクロプリド・カルプロパミド・チフルザミド・ダイムロン粒剤
■有効成分
:イミダクロプリド…2.0%
:カルプロパミド…4.0%
:チフルザミド…3.0%
:ダイムロン…1.0%
■性状:類白色細粒
■毒性:普通物
■魚毒性:
■有効年限:4年
■包装:1kg×12袋
省力的な箱施用薬剤です。
いもち病防除剤「ウィン」と紋枯病防除剤「グレータム」と殺虫剤「アドマイヤー」との混合剤で、育苗箱施用1回で
水稲の重要病害虫の同時防除
が可能です。
防除回数の削減
が可能です。
ウィンはいもち病菌の稲体への侵入を低濃度で強く抑制し、葉いもちはもとより、稲いもちに対する効果もある薬剤です。
グレータムは 菌類に活性を示し、中でも稲紋枯病菌が属するリゾクトニア属菌に広く卓効を示します。
アドマイヤーは水稲初期害虫のイネミズゾウムシ、イネドロオイムシはもとより、後期のウンカ・ヨコバイ類にも有効な薬剤です。
周辺環境への影響が少ない薬剤です。
有用昆虫や魚介類に対する影響が少ない薬剤です。
育苗箱施用という処理方法のため、単位面積当りの処理薬量が少なく、周辺環境への影響が少ない薬剤です。
適用病害虫と使用方法
作物名
適用病害虫名
使用量
使用時期
本剤の使用回数
使用方法
稲(箱育苗)
いもち病、紋枯病、イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、ツマグロヨコバイ、ウンカ類
育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g
移植2日前〜当日
1回
育苗箱の上から均一に散布する。
イミダクロプリドを含む農薬の総使用回数
カルプロパミドを含む農薬の総使用回数
チフルザミドを含む農薬の総使用回数
ダイムロンを含む農薬の総使用回数
3回以内(育苗箱への処理及び側条施用は合計1回以内、本田での散布は2回以内)
3回以内(育苗箱への処理は1回以内、本田では2回以内)
1回
3回以内(育苗箱散布は1回以内、本田では2回以内)
試験成績
いもち病に対する防除効果
葉いもち病に対する防除効果
品種:関東90号
移植日:6/8
出穂期:8/18
調査日:
葉いもち:7/31
穂いもち:9/8〜9
発生状況:
葉いもち:小発生
穂いもち:中発生
処理日:
ウィンアドマイヤーグレータム箱粒剤(6/8)
C粒剤(7/6)
山口県農業試験場(1998)
穂いもち病に対する防除効果
紋枯病に対する防除効果
品種:黄金錦
移植日:5/20
出穂期:8/14
調査日:9/11
発生状況:小発生(接種)
薬剤処理:
ウィンアドマイヤーグレータム箱粒剤(5/20)
A粒剤(7/27)
日本植物防疫協会高知試験場(1998)
イネミズゾウムシに対する防除効果
品種:日本晴
移植日:5/7
調査日:
6/4(被害度)、7/1(繭・齢期別幼虫数)
発生状況:多発生
処理日:5/7
バイエル クロップサイエンス(1998)
使用上の注意
育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、軽く散水して田植機にかけて移植して下さい。
軟弱徒長苗、ムレ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じる恐れがあるので注意します。
誤って過剰に使用したり、本剤使用後3日以上移植せずに育苗箱中におくと葉枯れ等の薬害を生じることもあるので、所定の使用量、使用時期、使用方法を厳守します。
本田の整地が不均整な場合は、薬害を生じやすいので、代かきは丁寧に行い、移植後田面が露出しないように注意します。
稲苗の葉が濡れていると薬害を生じやすいので、散布直前の潅水はしないで下さい。
本剤の処理により、経度の初期生育遅延を認めることがあるが、その後回復するので通常の管理を持続して下さい。
稲育苗後にピーマンやししとうがらしを栽培する場合には、薬害を生じる恐れがあるので、薬剤が育苗箱からこぼれ落ちないように注意します。(また、本剤を使用した育苗箱の残土をこれらの作物の栽培には使用しないで下さい。)
製造:
バイエル クロップサイエンス(株)