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NCS試験成績

キャベツの根こぶ病に対する試験成績


群馬県総農試東部分場(平成元年)
品種 金春
発生 多発生
処理 3月14日(定植1ヶ月前)、トラクターに装着したNCS散布機を用いて散布混和処理し、
ポリマルチで被覆した。くん蒸期間6日間、3月29日にガス抜きを行う。
調査 6月26日、根部の羅病程度を調査
考察 NCS30g/10aポリ被覆処理は対照薬剤処理に比べ優れた防除効果を示した。
本剤は雑草の抑草効果も顕著であった。薬害は認められなかった。

山梨県総合農業試験場(平成2年)
品種 秋早生
発生 多発生
処理 5月24日(定植25日前)、NCSの3倍希釈液をトラクターで散布混和処理し、
ポリマルチで被覆した。くん蒸期間10日間、6月3日にガス抜きを行う。
調査 8月27日、根部の発病程度を調査
考察 NCS30g/10aポリ被覆処理は対照薬剤と同等の防除効果が認められた。
従って本剤は実用性があると思われる。薬害は認められなかった。

茨城県園芸試験場(平成3年)
品種 綿秋強力152
発生 少発生
処理 7月26日(定植14日前)、NCSの3倍希釈液を全面に散布し、
直ちにトラクターで土壌混和してビニールで被覆した。
くん蒸期間7日間、8月4日にロータリーでガス抜きを行う。
調査 10月29日、根部の発病程度を調査
考察 対照薬剤処理に比較して、高い防除効果が認められた。
薬害は認められなかった。