農薬情報>殺菌剤

より使いやすいオリブライトパック剤も参考にして下さい。
特長
■有効成分:メトミノストロビン・・・15.0%
■性状:類白色結晶性粉末
■毒性:普通物
■魚毒性:原体A類相当
■包装:1kg(粒剤)
  • いもち病・紋枯病・穂枯れなど多くの病害に高い防除効果を示します。
  • 散布期間幅が広く、ゆとりを持った防除ができます。
  • 速やかに根から吸収され、長い残効性があります。
  • 水生生物などに影響が少ない薬剤です。
適用病害及び使用方法
作物名 適用病害虫 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 メトミノストロビンを含む農薬の総使用回数
いもち病 1kg/10a 散布 出穂10日前まで(但し、収穫45日前まで) 1回 1回
無人ヘリコプターによる散布
黒しゅ病 散布
ごま葉枯病 散布
無人ヘリコプターによる散布
白葉枯病 散布
墨黒穂病 散布
穂枯れ(ごま葉枯病菌) 散布
無人ヘリコプターによる散布
穂枯れ(すじ葉枯病菌) 散布
無人ヘリコプターによる散布
紋枯病 散布
無人ヘリコプターによる散布
葉鞘腐敗病 散布
左:オリブライト1キロ粒剤処理、右:無処理
上手な使い方
  1. 葉いもち・穂いもちの同時防除
  2. 穂いもち剤との体系防除
  3. 箱処理剤との体系防除
  4. 中干後に使用する場合
オリブライトによる稲葉身の褐点
  1. オリブライトによる褐点
  2. 葉の褐点
  3. 発生要因
  4. 稲の生育・収量・品質
試験成績
高い予防効果
品種 :こしひかり
移植 :5/11
葉いもち :少発生(初発6月末)
処理時期 :6/21
処理薬量 :オリブライト1キロ粒剤(1kg/10a)
:A粒剤(3kg/10a)
調査 :8/1
島根県農業試験場(1997)
上位葉へのいもち病の進展を強く阻止
品種 :こしひかり
移植 :5/8
発生程度 :葉いもち-多発生(初発6/19)
:発病株率-100%
:病斑面積率-6/27、0.159
処理時期 :6/27(初発8日後)
処理薬量 :オリブライト1キロ粒剤(1kg/10a)
:A粒剤(3kg/10a)
:B粒剤(3kg/10a)
調査 :8/1
(上位3葉の病斑面積率を調査)
塩野義製薬(株)油日ラボラトリーズ(1997)
圃場では約50日の残効
品種 :ミネアサヒ
移植 :5/24
葉いもち :多発生(初発6/30)
処理時期 :6/18(葉いもち初発12日前)
処理薬量 :オリブライト1キロ粒剤(1kg/10a)
:A粒剤(3kg/10a)
調査 :7/11(株当り病斑数を調査)
:7/17(上位3葉の病斑数を調査)
:8/11(止葉の病斑数を調査)
愛知県農業総合試験場山間農業研究所(1997)
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 本剤は葉いもちの初発10日前〜10日後の散布で、葉いもちに有効であり、また、穂いもちに対する効果も期待できるが、穂いもちの多発が予想される場合には、穂いもち対象剤を併用する(効果)。
  • 散布に当たっては、湛水状態(水深3〜5cm)で重複をさけ、均一に散布し、散布後少なくとも4〜5日間は落水およびかけ流しをせず、湛水状態を保ち、田面を露出させない(効果・薬害)。
  • 本剤の使用により、稲の葉に褐点を生じる場合があるので、所定の使用量を厳守するとともに、次の事項を十分注意する(薬害)。
    • 葉いもちの初発生の遅い地域または早生種に対しては、本剤の使用時期のなるべく早い時期(出穂30日前頃まで)に使用する。
    • 急激な温度上昇が起こる気象条件下では、葉に褐点が生じやすいので、フェーン現象などが予想される場合は使用しない。
  • 本剤を散布した水田の田面水を他作物の灌水に用いない(薬害)。
    ※中干し後に使用する場合は、入水し1日以上湛水状態を保った後に散布する(薬害)。
  • 本剤を無人ヘリコプターで散布する場合は、次の注意点を守る。
    • 散布は使用機種の使用基準に従って実施する。
    • 無人ヘリコプター用粒剤散布装置によって散布する。
    • 事前に薬剤の物理性に合わせて粒剤散布装置のメタリング開度を調整する。
    • 散布薬剤の飛散によって他の動植物などへ影響を与えないよう、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分注意する。
    • 水源池、飲料水などに飛散、流入しないように十分注意する。
    • 機体の散布装置は十分に洗浄し薬剤タンクの洗浄水は河川などに流さず、環境に影響を与えないように適切に処理する。
    • 養魚池、養魚田に本剤が飛散・流入しないように十分注意する。
  • 使用量に合わせ秤量し、使いきる。
  • 散布に使用した器具の洗浄水および空袋などは河川などに流さず、環境に影響を与えないように適切に処理する。
  • 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受ける。
安全使用上の注意
  • 誤飲などのないように注意。誤って飲み込んだ場合には、吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせる。
  • 散布の際は農薬用のマスクなどを着用する。作業後はうがいをする。
  • 眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当てを受ける。
  • 魚毒性・・・水産動物に影響を及ぼすので、養魚田での使用はさける。
  • 保管
    殺菌剤 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管。
販売: 日産化学工業(株)
バイエルクロップサイエンス(株)