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オリブライト1キロ粒剤も参考にして下さい。
特長
■有効成分:メトミノストロビン・・・15.0%
■性状:類白色細粒(製剤)
■毒性:普通物
■魚毒性:原体A類相当
■包装:1kg(50g水溶性パックx20)x12
  • いもち病の新規防除剤オリブライト1キロ粒剤のパック剤です。
  • パックを畦畔から投げ入れるだけでいもち病、紋枯病、穂枯れを防除でき、省力的です。
  • 処理適期幅が広く、ゆとりを持った防除ができます。
  • 速やかに根から吸収され、長い残効性があります。
  • 水生生物などに影響が少ない薬剤です。
適用病害及び使用方法
作物名 適用病害名 使用量(g/10a) 使用時期 総使用回数* 使用方法
いもち病
紋枯病
穂枯れ
(ごま葉枯病菌)
小包装(パック)
20個(1kg)
葉いもち初発
10日前〜10日後
(収穫45日前まで)
1回 水田に
小包装(パック)
のまま投げ入れる
*総使用回数は、本剤およびメトミノストロビンを含む農薬の総使用回数
上手な使い方
  • 処理適期は葉いもちの初発10日前〜初発時です
    葉いもちの蔓延を防ぎ、穂いもちの発生まで抑制します。穂いもちの多発が予想される場合には、穂いもち対象剤を併用して下さい。
  • 湛水状態(水深約5cm)にして下さい。
    水深が十分でない場合、薬剤が均一に拡散せず、効果が十分発揮できない場合があります。田面水の水深を5cm確保して下さい。
  • 1パックずつ、重複をさけて均一に投げ入れて下さい。
    パックは、約10mの距離まで投げられます。幅30m程度の圃場であれば、畦畔(両側)から処理できます。
  • 濡れた手では、パックを扱わないようにして下さい。
    濡れた手で触ると、パックを包んでいるフィルムが溶け、パックが破れてしまいます。同様に、濡れた場所には、パックを置かないようにします。
  • 稲株が繁茂する前に処理します。
    稲株が繁茂してからでは、薬剤が均一に拡散せず、効果が十分発揮できない場合や着水地点付近の稲の葉に褐点が生じる場合があります。
  • アオミドロや藻類が発生している圃場では使用しないで下さい。
    アオミドロ、表層はく離、浮き草などの多い水田では、薬剤が均一に拡散せず、効果が十分発揮できない場合があります。
  • 処理後、4〜5日間湛水して下さい。
    有効成分は約2日で、田面水に均一に広がります。4〜5日間、湛水を保つことにより、安定した効果が得られます。
  • 中干後に使用する場合は、入水1日以上湛水状態を保った後に散布してください。
  • 他のパック剤やサーフ剤との同時処理は避けます。
    双方の薬剤が均一に拡散せず、効果が十分発揮できない場合が考えられるため、処理間隔を3日間程度あけて下さい。
褐点の発生
本剤を散布すると稲の葉に褐点が生じる場合がありますが、今までの試験結果から褐点が生じても、稲の生育・収量には影響は認められていません。 撒き過ぎないように注意します。
■発生部位:主に葉身の中央から基部に葉脈にそって発生する。
■発生葉位:処理時の展開葉のうち上位2葉、その後展開する葉には少ない。
■発生時期:処理2〜4週間後
参照:オリブライトによる稲葉身の褐点
オリブライトパック拡散の様子
処理直後 約2分経過後 約20分経過後
パックが破れ、薬剤が水底に沈みます。 薬剤が浮遊し、拡散を開示します。 ほぼ全ての薬剤が浮遊し、拡散が完了します。
その後、薬剤はまもなく溶解しますが、更に1〜2日間かけて均一に分散します。
試験成績
普通期水稲(東日本)での試験例
薬剤名 薬量/10a 処理時期 株当り葉いもち病斑数 穂いもち被害度
オリブライトパック 1kg 初発期 0.00 0.6

A粒剤 3kg 初発13日前 0.01 0.5
C粉剤 4kg 8/4
D粉剤 4kg 8/12
無処理 1.33 7.0
山形県立農業試験場(1998)
品種 はえぬき
(移植:5/5、出穂:8/6)
発病 葉いもち・穂いもちともに少発生
(7/1に羅病苗を配置し接種)
処理 7/1(葉いもち初発時処理)
調査 7/27(葉いもち)、
9/7(穂いもち)
普通期水稲(西日本)での試験例
薬剤名 薬量/10a 処理時期 葉いもち発病度 穂いもち被害度
オリブライトパック 1kg 初発期 2.2 0.3

A粒剤 3kg 初発12日前 4.6 0.4
C粉剤 4kg 7/28
無処理 32.7 4.6
兵庫県立北部農業技術センター(1998)
品種 コシヒカリ
(移植:5/14、出穂:8/3)
発病 葉いもち中発生
穂いもち少発生
(自然発生)
処理 6/29(葉いもち初発時処理)
調査 7/27(葉いもち)、
8/26(穂いもち)
早期水稲での試験例
薬剤名 薬量/10a 処理時期 葉いもち発病度 穂いもち被害度
オリブライトパック 1kg 初発期 7.0 0.4
オリブライトパック 1kg 初発10日前 10.0 0.3
B粒剤(パック) 1kg 初発時 6.4 0.5
無処理 19.0 1.2
宮城県総合農業試験場(1999)
品種 コシヒカリ
(移植:3/31、出穂:6/28)
発病 葉いもち・穂いもちともに少発生
(5/25に羅病苗を配置し接種)
処理 5/27(葉いもち初発時処理)又は
6/4(葉いもち初発10日後処理)
調査 6/22(葉いもち)、
7/22(穂いもち)
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 小包装(パック)に使用しているフィルムは水溶性のため、濡れた手で作業したり、降雨などで破袋しないように注意する。
  • 水溶性フィルムで小包装した製剤をそのまま、10アール当たり20個の割合で水田に投げ入れる(効果・薬害)。
  • 葉いもちの初発10日前〜10日後の散布で、葉いもちに有効であり、また、穂いもちに対する効果も期待できるが、穂いもちの多発が予想される場合には、穂いもち対象剤を併用する(効果)。
  • 散布に当たっては、湛水状態(水深3〜5cm)で重複をさけ、所定個数を均一に投げ込み散布し、散布後少なくとも4〜5日間は落水およびかけ流しをせず、湛水状態を保ち、田面を露出させない(効果・薬害)。
  • 本剤の使用により、稲の葉に褐点を生じる場合があるので、所定の使用量を厳守するとともに、次の事項を十分注意する(薬害)。
    • 葉いもちの初発生の遅い地域または早生種に対しては、本剤の使用時期のなるべく早い時期(出穂30日前頃まで)に使用する。
    • 急激な温度上昇が起こる気象条件下では、葉に褐点を生じやすいので、フェーン現象などが予想される場合は使用しない。
  • 藻や浮草が多発している水田では拡散が不十分となり、効果が劣る場合や薬害が生じる可能性があるので使用をさける(効果・薬害)。
  • 本剤を散布した水田の田面水を他作物の灌水に用いない(薬害)。
    ※中干し後に使用する場合は、入水し1日以上湛水状態を保った後に散布する(薬害)。
  • 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法等を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受ける。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は水溶性フィルムで小包装化されているため、濡れた手で触らない。
  • 水溶性フィルムが破袋した場合は、誤って飲み込んだりしない。誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当てを受けさせる。また眼に対して刺激性があるので、眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当てを受ける。
  • 空袋などは河川などに流さず、環境に影響を与えないように適切に処理する。
  • 魚毒性・・・水産動物に影響を及ぼすので、養魚田での使用はさける。
  • 保管:
    • 直射日光をさけ、食品と区別して、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管。
    • 吸湿性があるので湿気には十分注意し、使い残りは外袋の口を堅く閉じて保管。
    • 強く加圧されると包装材フィルムが劣化するおそれがあるので下積みにならないようにする。
製造: シオノギ製薬
バイエルクロップサイエンス(株)