農薬情報>殺虫剤


特長
■種類名:カルタップ粒剤
■有効成分:カルタップ・・・4.0%
■性状:類白色細粒
■毒性:医薬用外劇物
  1. パダンはドロオイムシが加害するほぼ全期間にわたって稲を守ります。
  2. パダンは育苗箱処理でニカメイチュウ(一世代)を防除できます。
  3. パダンはイネミズゾウムシにも他剤をしのぐ効果があります。
イネドロオイムシ
イネミズゾウムシ
適用及び使用方法
作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 カルタップを含む農薬の総使用回数
稲(箱育苗) イネドロオイムシ、イネハモグリバエ、ツマグロヨコバイ、コブノメイガ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50〜100g は種前又は移植当日 1回 は種前に育苗箱床土に均一に混和するか、又は移植当日に育苗箱中の苗の上から均一に散粒する。 6回以内(種もみ浸漬は1回以内、床土への混和、育苗箱への処理及び側条施用は合計1回以内)
イネミズゾウムシ、スクミリンゴガイ(食害防止) 育苗箱1箱当り60〜100g
ニカメイチュウ、イネゾウムシ幼虫 育苗箱1箱当り80〜100g
ニカメイチュウ、イネツトムシ、コブノメイガ、アザミウマ類 3〜4kg/10a 収穫30日前まで 6回以内 手、又は散粒機で田面に均一に散粒する。
サンカメイチュウ第3世代、スクミリンゴガイ(食害防止) 4kg/10a
ひえ アワノメイガ 4kg/10a 収穫21日前まで 2回以内 散布 2回以内
ふき フキノズイバエ 6kg/10a 収穫7日前まで
ふき(ふきのとう) 6kg/10a 収穫21日前まで 4回以内(水溶剤の処理は2回以内、粒剤の処理は2回以内)
とうもろこし アワノメイガ 6kg/10a 収穫7日前まで 株の上から均一に散粒する。 2回以内
はとむぎ アワノメイガ、イネヨトウ 4kg/10a 収穫14日前まで 散布
ほうれんそう ミナミキイロアザミウマ 6kg/10a は種時及び発芽揃時 土壌表面散布及び茎葉散布
だいこん キスジノミハムシ 4kg/10a は種時 3回以内 覆土後土壌表面散布 3回以内
4kg/10a 生育期 但し、収穫7日前まで 株元散布
まこもたけ ニカメイチュウ 4kg/10a 収穫75日前まで 散布
上手な使い方
専用の計量カップで所定量の薬剤を計る。 徒長の少ない健苗に使用し茎葉に付着した薬剤を軽く払い落とす。 苗をいためぬように取り出す。
移植後直ちに2〜3cm(土綿が露出しないよう)の水深に湛水する。 薬剤処理当日に移植する。 薬剤が落ちないように注意し田植機にセットする。
試験成績
イネ体中のパダン濃度消長とイネドロオイムシに対する効果

昭和50 新潟県農業試験場
ニカメイチュウに対する効果

昭和50 長野農試
イネミズゾウムシに対する効果
昭和52年から
最近までの
全試験例(24)
の平均値
パダン粒剤 A粒剤
(有機リン系)
B粒剤
(カーバメイト系)
無処理
80g/箱 100g/箱
幼虫・土まゆ数
(無処理対比)

26.8 50.3 81.5 100
アワノメイガについて
  • 生態
    年2〜3回発生します。成虫は、出穂後まもなくの若い穂を特に好んで産卵します。ふ化した幼虫も若い雄穂に好んで食入し、食入後は茎内やさらに雌穂に移動します。
  • 被害
    幼虫が葉柄基部から雄穂茎内に食入して、加害部が折れたり、雌穂に食入して商品価値を著しく低下させます。

使用上の注意事項
  • 薬量は正確に計り、手でむらなく散粒し、茎葉に付着した薬剤を払い落としてください。
  • 施用は移植当日に行ってください。
  • 必ず健苗に使用し、軟弱徒長苗では薬害の恐れがあるので使用を避けてください。
  • 移植後入水が遅れたり、浅水であったり、代かきが不均衡で凸凹があったりして土面が露出した場合には薬害が出やすいので、代かきを丁寧に行い移植後は直ちに入水し、水深2〜3cmを保つようにし、浅水は避けてください
  • 低温条件下での深植は薬害を生じやすいので、深植にならないように注意してください。
  • 移植後低温が続き苗の活着遅延が予測される時や極端な早植・冷水がかりなど低温障害の起こりやすい場所での使用は避けてください。
  • 稲苗の葉がぬれていると薬剤が付着し薬害が出やすいので、散粒直前の潅水は避けてください。
  • 砂質土壌の水田や漏水田・未熟堆肥多用田での使用は避けてください。
製造: 住友化学(株)