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特長
種類名 アミスルブロム水和剤
有効成分 アミスルブロム・・・17.7%
性状 淡褐色水和性粘稠懸濁液体
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート日産化学(株)へのリンク)
包装 100mlx60、500mlx20
作用機構分類 FRAC 21(C4)[アミスルブロム]
  • 病原菌への高い活性
    べと病・疫病に高い活性を示すため、低薬量でも優れた予防効果を発揮します。
  • 優れた耐雨性
    成分が葉内にすみやかに浸透・吸着し、雨滴などの葉上の水分に溶け出す「アヴェンゾルブ効果」により、降雨が続いても安定した予防効果が持続します。
  • 予防効果が長期間持続
    病害に対する高活性と優れた耐雨性により、強力な予防効果が持続。そのため、大切な作物を病害感染から長期にわたって守ります。

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(製造・販売元 日産化学(株)へのリンク)

適用病害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 アミスルブロムを含む農薬の総使用回数
ばれいしょ 疫病 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、植付前は1回以内、植付後は4回以内)
疫病 500倍 散布 【ブームスプレイヤー】 収穫7日前まで 4回以内 25L/10a 5回以内(但し、植付前は1回以内、植付後は4回以内)
疫病 50倍 無人航空機による散布 収穫7日前まで 4回以内 3.2L/10a 5回以内(但し、植付前は1回以内、植付後は4回以内)
疫病 25倍 無人航空機による散布 収穫7日前まで 4回以内 1.6L/10a 5回以内(但し、植付前は1回以内、植付後は4回以内)
かぶ 白さび病 2000〜4000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、土壌混和は2回以内、散布は3回以内)
だいこん 白さび病 2000〜4000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
ワッカ症 2000〜4000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
らっきょう 白色疫病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
あずき 茎疫病 2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
だいず 茎疫病 2000〜4000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
べと病 2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
えだまめ 茎疫病 2000〜4000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
きゅうり べと病 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
かぼちゃ 疫病 2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
べと病 2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
すいか 褐色腐敗病 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
メロン べと病 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
トマト 疫病 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
ミニトマト 疫病 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
なす 褐色腐敗病 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ピーマン 疫病 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
とうがらし類 疫病 2000〜4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
カリフラワー べと病 2000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 7回以内(但し、土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内)
ブロッコリー べと病 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 7回以内(但し、土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内)
非結球あぶらな科葉菜類 白さび病 2000〜4000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は3回以内)
キャベツ べと病 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 8回以内(但し、苗床での土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、本圃での土壌混和は2回以内、散布は4回以内)
はくさい 白さび病 2000〜4000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 7回以内(但し、土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内)
べと病 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 7回以内(但し、土壌混和は2回以内、灌注は1回以内、散布は4回以内)
レタス べと病 2000〜3000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
非結球レタス べと病 2000〜3000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ほうれんそう べと病 2000〜4000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
かんきつ 褐色腐敗病 3000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ぶどう べと病 3000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
いちじく 疫病 3000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内

混用事例殺虫剤」「殺菌剤
ライメイフロアブルの製品ちらし「基本版」「果菜版」「葉菜版
ミニ病害図鑑日産化学(株)へのリンク)
日産化学(株)へのリンク)

耐雨性のメカニズム「アヴェンゾルブ効果」
葉内のクチクラ層に成分がすみやかに浸透。 成分が葉内に留まるため、降雨の影響を受けづらい。 葉の上の水分により成分が溶け出し、病原菌の侵入を阻止。
※一般的な予防剤は・・・
「葉に付着する」タイプの予防剤は降雨により薬剤が流れ落ちやすいため、流れ落ちた部分から病原菌が侵入し、発病してしまいます。
葉 の 断 面
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 本剤は貯蔵中に分離することがあるので、使用に際しては容器をよく振ってください。
  • 石灰硫黄合剤やボルドー液等アルカリ性農薬との混用は避けてください。
  • 散布量は、対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守ってください。
    1. 散布は散布機種の散布基準に従って実施してください。
    2. 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用してください。
    3. 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行ってください。
  • ばれいしょに対して希釈倍数500倍で散布する場合は、少量散布に適合したノズルを装着した乗用型の速度連動式地上液剤散布装置を使用してください。
  • メロンに使用する場合、高温時に散布すると葉に薬害を生じることがあるので注意してください。また、薬害を助長することがあるので展着剤の加用はしないでください。
  • ぶどうで使用する場合、無袋栽培は果実肥大中期(あずき大)以降、有袋栽培は果実肥大中期(あずき大)以降袋かけ前までの散布では、果粉の溶脱が生じることがあるので十分注意してください。
  • みずかけな(水掛菜)に使用する場合は、ほ場内に水がない状態で使用してください。また、使用後14日間は入水しないでください。
  • 予防効果主体の剤なので、出来るだけ発病前又は発病初期に散布してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
製造・販売: 日産化学(株)