農薬情報>殺菌剤


特長
■種類名:ミクロブタニル水和剤
■有効成分:ミクロブタニル…10.0%
■性状:類白色水和性粉末45μm以下
■毒性:普通物
■魚毒性:B類相当(製剤)
■有効年限:5年
■包装:
100gx20袋x4函
250gx20袋x2函
  1. 幅広い病害に有効で、りんごでは黒星病、うどんこ病、赤星病、なしでは黒星病、赤星病の同時防除ができます。
  2. 多くの薬剤と混用事例があります。
  3. 治療効果と予防効果に優れています。
    予防効果を示すだけでなく、顕著な治療効果を発揮します。初期病斑の時期に散布しても菌糸を殺滅し、病斑の進展を阻止します。
    なしの赤星病→ラリー散布による治療病斑
  4. 浸透移行性に優れています。
    速やかに食物体内に浸透すると共に、隣接部にも移行するのでまきむらによる発病を防ぐことができます。
    ラリー50ppm 無処理
  5. 耐雨性に優れています。
    散布後速やかに植物体内に浸透し、高い耐雨性を示します。降雨による影響を受けにくく、安定した効果を示します。
  6. 残効性に優れています。
    高い残効性を示します。このため散布間隔にゆとりが持てます。
  7. ガス効果があります。
    高いガス効果があり、ハウス等の閉鎖的な場所では効果がより安定します。
  8. 耐性菌に対しても有効です。
    ベンズイミダゾール系殺菌剤の効果が大幅に低下した病原菌に対しても、非常に高い効果を示します。
  9. ミツバチ、カイコや他の有用昆虫に対する影響はほとんどありません。
  10. 花粉に対しても安全です。
    花粉の発芽に影響がほとんどありません。りんご、なしの開花期散布でも受粉障害の心配はありません。
  11. 人畜に対する毒性が低く安心して使用できます。
適用病害と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 ミクロブタニルを含む農薬の総使用回数
かぼちゃ うどんこ病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
きゅうり うどんこ病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 5回以内 150〜300L/10a 5回以内
すいか うどんこ病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 5回以内 150〜300L/10a 5回以内
メロン うどんこ病 6000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
トマト 葉かび病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
ミニトマト 葉かび病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
ピーマン うどんこ病 4000〜6000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
斑点病 4000〜6000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
なす うどんこ病 4000〜6000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
すすかび病 4000〜6000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
とうがらし類 うどんこ病 4000〜6000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
斑点病 4000〜6000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
さやえんどう うどんこ病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
実えんどう うどんこ病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
未成熟ささげ うどんこ病 4000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
アスパラガス 斑点病 4000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 150〜300L/10a 2回以内
いちご うどんこ病 4000〜8000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
らっきょう さび病 2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
ねぎ さび病 2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
わけぎ さび病 2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
あさつき さび病 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
ぎぼうし さび病 2000倍 散布 根株養成期(但し、収穫90日前まで) 2回以内 150〜300L/10a 2回以内
いちじく さび病 2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
おうとう 灰星病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
かき うどんこ病 2000倍 散布 収穫7日前まで 5回以内 200〜700L/10a 5回以内
なし 赤星病 2000〜3000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒星病 2000〜3000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
りんご 赤星病 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
うどんこ病 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
黒星病 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
斑点落葉病 3000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
もも 灰星病 2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
西洋芝(バーミューダグラス) ヘルミントスポリウム葉枯病 1500〜2000倍 散布 発病初期 5回以内 1L/m² 5回以内
西洋芝(ブルーグラス) ダラースポット病 1500〜2000倍 散布 発病初期 5回以内 1L/m² 5回以内
西洋芝(ベントグラス) ダラースポット病 750〜1500倍 散布 発病初期 5回以内 0.25L/m² 5回以内
ダラースポット病 1500〜2000倍 散布 発病初期 5回以内 1L/m² 5回以内
炭疽病 750〜2000倍 散布 発病初期 5回以内 0.25L/m² 5回以内
ヘルミントスポリウム葉枯病 1500〜2000倍 散布 発病初期 5回以内 1L/m² 5回以内
日本芝 カーブラリア葉枯病 1500〜2000倍 散布 発病初期 5回以内 1L/m² 5回以内
カーブラリア葉枯病 1500倍 散布 発病初期 5回以内 0.25L/m² 5回以内
さび病 1500〜2000倍 散布 発病初期 5回以内 1L/m² 5回以内
網もち病 1000倍 散布 摘採14日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
炭疽病 1000〜2000倍 散布 摘採14日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
もち病 1000〜2000倍 散布 摘採14日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
たばこ うどんこ病 6000倍 散布 収穫10日前まで 2回以内 100〜180L/10a 2回以内
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 本剤をりんごの斑点落葉病に対して使用する場合は、落花20日頃までの初期防除剤として使用してください。
  • さやえんどうのうどんこ病に対しては、多発生下では効果が不十分な場合がありますので、所定範囲の高濃度で、使用してください。
  • きゅうり、すいか、メロンに使用する場合、幼苗期の散布は、薬害を生ずる恐れがありますので、所定範囲の低濃度で使用してください。
  • メロン(アールス系)では、生育前半(着果前)の散布は薬害を生ずる場合があるので、所定範囲の低濃度で使用してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて調節してください。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意してください。特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
安全使用・保管上の注意
  • 誤飲、誤食などのないように注意してください。
  • 粉末は眼に対して刺激性がありますので、眼に入らぬよう注意してください。眼に入った場合には直ちに十分に水洗し、眼科医の手当を受けてください。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業衣などを着用してください。また、散布液を吸い込んだり、浴びたりしないように注意して、作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • 魚介類に対して影響を及ぼしますが、通常の使用方法では問題はありません。
  • 直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。
製造・販売:ダウ・ケミカル日本(株)