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ぶどう


  • 優れた殺菌活性、残効性および耐雨性により、安定した効果を示します。
  • 新規化合物グループに属し、既存剤の耐性菌にも優れた防除効果を示します。
  • 長い残効性により、1500〜1000倍希釈で10〜14日間隔の散布も可能で、散布回数の低減につながります。
  • 茎葉部の優れた疫病防除効果に加え、高い塊茎腐敗防除効果もあります。

適用病害と使用方法
作物名 適用名 希釈倍数(倍) 10e当り使用量(g) 使用時期 使用回数 使用
方法
ぶどう べと病 1000〜2000 200〜700g/10a 収穫14日前まで 3回以内 散布
上手な使い方
  • 2000倍希釈での使用を推奨します。
  • 前半と後半のべと病防除期に使用して下さい。
    1. 前半:
      開花前後〜果粒大豆大期果粉溶脱の比較的少ない薬剤ですが、果粉溶脱の評価は、品種や産地で異なることにご留意下さい。
      尚、大豆大期から袋かけ前までの時期での使用は避けて下さい。
    2. 後半:袋かけ後〜収穫14日前まで
  • べと病以外の病害(黒とう病、晩腐病、枝膨病、灰色かび病、さび病など)防除が必要な場合には、それらの病害に有効な薬剤と混用して下さい。
  • 浸透移行性が少ないので、茎葉の表裏に均一にかかるよう、丁寧に散布して下さい。