ロムダンは昆虫の脱皮ホルモン様の作用を有し、新しい表皮の形成を誘導します。しかし、この表皮形成が異常に誘導されるため、幼虫は比較的速やかに摂食を停止し、脱皮不能、または不完全な脱皮状態となり、発育できずに死に至ります。脱皮ホルモン(エクジステロイド)は前胸腺から分泌されますが、前胸腺を除去した幼虫の遊離腹部にロムダンを処理しても表皮形成が誘導されます。このことからロムダンは脱皮ホルモンの受容体に作用すると考えられます。