資材情報>マルチ

特長
  • 液体マルチとは、活性炭・分散剤・水から構成された黒い液体で、米の安全性や環境汚染への影響を十分に配慮しています。
  • 活性炭
    オガ粉、ヤシガラなど天然物質を焼成賦活した特殊炭素で、飲み水、食品及び医薬品などの脱色精製に用いられています。
  • 分散剤
    天然物質由来の食品または食品添加物で、安全性が高く生分解がしやすい物質です。
黒さ見本 荷姿
投入直後の水の色 再投入前の水の色 1缶:10kg
雑草抑制のしくみ
水田に液状活性炭液体マルチを入れると、黒くにごったマルチ層が形成されます。これによって、雑草の種子には日光があたらなくなり、発芽を抑制し生育を阻害します。代かき直後から雑草の発芽が始まりますので、早めに液体マルチを使用すると効果的です。
使い方
  1. 第一回目の投入は代かき後5日以内に行います。
  2. 第二回目の投入は第一回投入から7日〜10日目位の間が目安です。
  3. 第三回目の投入は第二回投入から7日〜10日目位の間が目安です。
効果的な使い方
  • 大きな苗で深水栽培
    中苗〜成苗またはポット苗による深水栽培が液体マルチの抑草効果を高めます。
  • 稚苗は他の防除方法と併用で
    • 除草機との併用
      液体マルチ投入後15=20日に雑草が発生した場合、除草機を1〜2回使用して下さい。
    • アイガモとの併用
      アイガモとの併用は抑草効果を確実に高めます。
      アイガモを放すまでに発生する雑草を液体マルチが抑えます。
      アイガモの数は通常より少なくすることが可能です。
    • 米ヌカとの併用
      初期の雑草は活着に影響しない液体マルチで抑え、20日以降に米ヌカを撒いて分解による還元力で雑草の抑制と幼芽を枯死させます。
  • 米ヌカエキスの利用
    米ヌカエキスが液体マルチの濁りを持続させ、分解による還元力で雑草を抑えます。 米ヌカは水中に約35%溶解するので、そのエキス(上澄液)を利用します。 使用量は、液体マルチ10%に米ヌカ10〜30kgの割合です。 使用方法は、米ヌカの10培量(重量比)の水に米ヌカを入れてかき回し、水に溶解したエキスをタンクに入れ、液体マルチ+用水+エキスを混合して投入液とします。
  • 水田管理
    均平であること 水持ちの良いこと 深水ができること(水深:好ましくは8cm以上)
  • 投入のタイミング
    1回目は雑草が発芽する前に
    液体マルチ投入までの日数:代かきから5日以内
    2回目・3回目はにごり状態を見て7日前後の間隔で投入。
  • 注意点
    大雨や強風の場合は土壌が舞い上がるため、濁りの持続が短くなります。 泥水や雑廃水もにごりの持続を短くします。 製品は直射日光を避け、風通しのよい室内に保管して下さい。
散布方法
1. 水口からの流し込み
  • 特徴
    水口の水の勢いで混合し、水田の隅々まで均一に拡散します。
    にごりの持続性が優れています。(にごりの持続日数:7〜10日間)
  • 作業手順
    水抜きし、再度水入れする時に、10培以上に薄めた液体マルチを水口に流し込み、用水に混合・拡散させます。
  • 希釈タンク
    容量の大きなローリータンクは、用水との調節が容易です。
サイフォン方式 コック方式
2. ブームスプレーヤによる散布
  • 特徴
    水抜き作業の必要がありません。
    30アール以上の大型圃場に適しています。
    にごりの持続が少し短くなります。(にごりの持続日数:6〜8日間)
  • 作業手順
    液体マルチを10倍以上に薄めて散布します。

3. 畦からの散布
  • 特徴
    水抜き作業の必要がありません。
    液体マルチを畦から散布します。
    にごりの持続が少し短くなります。(にごりの持続日数:5〜7日間)
  • 作業手順
    10培以上に薄めた液体マルチを風土の畦から散布します。
    動力噴霧が効果的ですが、簡便的にはひしゃくなどを使って撒くことも可能です。
液体マルチ散布前 液体マルチ散布後
製造:大日精化工業(株)