農薬情報>殺虫剤


特長
■種類名:DMTP水和剤
■有効成分:DMTP(メチダチオン)・・・36.0%
■性状:類白色水和性粉末
■毒性:劇物
■有効年限:3年
■包装:500g×20袋、667g×16袋
  • スプラサイド水和剤は有機りん系成分DMTPを含む殺虫剤で、吸汁性害虫、食葉性害虫を主体とする幅広い殺虫特性と、温度の影響を受けにくい効果の安定性を兼ね備えた理想的な製品です。特に、コナカイガラムシ類、カイガラムシ類、シンクイムシ類、ハモグリガなどに高い効果を示し、これらの同時防除が可能です。
  • 幅広いカイガラムシ防除効果
    コナカイガラムシ類、カタカイガラムシ類などカイガラムシの種類を問わず安定した効果を示します。
  • 幅広い防除適期巾
    ある程度生育の進んだカイガラムシにも効果が高く、防除適期にゆとりがあります。
  • 幅広い殺虫活性
    カイガラムシ類と同時防除が必要なシンクイムシ、ハモグリガ、アブラムシなど各種害虫の効率的な防除が可能です。
  • 幅広い適用作物と作物への安全性
    幅広い作物登録を有しており、薬害の危険性の少ない有機りん剤です。
適用作物及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数・使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 適用場所 散布液量 DMTPを含む農薬の総使用回数
すいか ミナミキイロアザミウマ 1000倍 散布 収穫3日前まで 5回以内 100〜300L/10a 5回以内
メロン ミナミキイロアザミウマ 1000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
ピーマン ミナミキイロアザミウマ 1000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
なす オンシツコナジラミ 1000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ミナミキイロアザミウマ 1000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
かんきつ(みかんを除く) ヤノネカイガラムシ(幼虫〜未成熟成虫) 1500倍 散布 収穫90日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
カメムシ類 1500倍 散布 収穫90日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
みかん ヤノネカイガラムシ(幼虫〜未成熟成虫) 1500倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内(但し、50〜100倍希釈散布は2回以内)
カメムシ類 1500倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内(但し、50〜100倍希釈散布は2回以内)
おうとう ウメシロカイガラムシ 1500倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
カメムシ類 1500倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ショウジョウバエ類 1500倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
かき カメムシ類 1500倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
カキクダアザミウマ 1500倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
チャノキイロアザミウマ 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
カキノヒメヨコバイ 1500倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ツノロウムシ幼虫 1500倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
フジコナカイガラムシ幼虫 1500倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
キウイフルーツ クワシロカイガラムシ 1500倍 散布 収穫60日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
なし(有袋栽培) アブラムシ類 1500〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
カメムシ類 1500倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
クワコナカイガラムシ 1500〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ナシチビガ 1500倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ナシホソガ 1500倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
シンクイムシ類 1500〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
なし(無袋栽培) アブラムシ類 1500〜2000倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
カメムシ類 1500倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
クワコナカイガラムシ 1500〜2000倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
ナシチビガ 1500倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
ナシホソガ 1500倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
シンクイムシ類 1500〜2000倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
ぶどう ブドウネアブラムシ 500倍 土壌灌注 収穫90日前まで 2回以内 10L/m² 2回以内(但し、休眠期は1回以内)
クワコナカイガラムシ 1500倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内(但し、休眠期は1回以内)
クワコナカイガラムシ 200g/10a 常温煙霧 収穫14日前まで 2回以内 温室、ガラス室、ビニールハウス等の密閉できる場所 9L/10a 2回以内(但し、休眠期は1回以内)
りんご アブラムシ類 1500倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
カメムシ類 1500倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
ハマキムシ類(コカクモンハマキを除く) 1500倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
ギンモンハモグリガ 1500倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
クワコナカイガラムシ 1500〜2000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
モモシンクイガ 1500〜2000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
ナシヒメシンクイ 1500〜2000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
リンゴワタムシ 1500倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
もも クワシロカイガラムシ 1500〜2000倍 散布 収穫21日前まで 2回以内 200〜700L/10a 4回以内(但し、200倍希釈散布は2回以内、1500〜2000倍希釈散布は2回以内)
モモハモグリガ
モモノゴマダラノメイガ
モモシンクイムシ
ナシヒメシンクイ
うめ ウメシロカイガラムシ 1500倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
花き類・観葉植物 オンシツコナジラミ 1000倍 散布 発生初期 6回以内 100〜300L/10a 6回以内
上手な使い方
りんごの場合
  1. クワコナカイガラムシに安定した高い効果があります。
  2. クワコナカイガラムシと同時防除が必要なハマキムシ類、モモシンクイガ、アブラムシ類、ギンモンハモグリガなど主要な害虫に効果があり、併殺が可能です。
  3. りんごの幼果に使用してもサビ果の心配が少なく安心して使用できます。
  • 防除時期(1)5月下旬〜6月上旬:
    クワコナカイガラムシの第一世代幼虫の防除を中心に、ギンモンハモグリガ、アブラムシ類の同時防除が可能です。青森県では、落花10〜20日後での使用が一般的です。
  • 防除時期(2)7月中下旬:
    クワコナカイガラムシの第二世代幼虫の防除を中心に、モモシンクイガ、ギンモンハモグリガの同時防除が可能です。
  • 防除時期(3)4月中旬(発芽10日前後):
    ハマキムシ類、ギンモンハモグリガ、アブラムシの同時防除が可能です。
  • 防除時期(4)8月上旬〜下旬:
    モモシンクイガ、ナシヒメシンクイ、ギンモンハモグリガ等の同時防除を目的とした輪番防除の一剤としての位置づけが可能です。ハマキムシ類の密度抑制効果も期待できます。
かきの場合
  1. フジコナカイガラムシ(幼虫)やツノロウムシ(幼虫)に安定した高い効果を示します。
  2. カキクダアザミウマやチャノキイロアザミウマに防除効果が優れ、輪番防除の一剤として有効です。
  • 防除時期(1)4月下旬〜5月中旬:
    カキクダアザミウマやチャノキイロアザミウマの防除時期に当たります。フジコナカイガラムシの越冬幼虫の同時防除が可能です。
  • 防除時期(2)6月中〜7月下旬:
    ツノロウムシやフジコナカイガラムシの防除適期に当たります。合せてチャノキイロアザミウマ、カキクダアザミウマ等の同時防除が可能です。
  • 問題害虫のカキノヒメヨコバイに効果があります。
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ薬液を調整し、使い切ってください。
  • 水溶性内袋入りの製剤を使用する場合には、次の事項に注意してください。
    1. 内袋は濡れた手で触れないでください。
    2. 外袋の開封後は一度に使い切ってください。やむを得ず保管する場合でも、出来るだけ速やかに使い切ってください。
    3. 薬液の調製は容器内に所定量の水の3分の1程度を入れた後、内袋を開封せずにそのまま容器に投入してください。その後、よく攪拌しながら容器内に水を定量まで加えてください。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液などアルカリ性薬剤との混合はさけてください。
  • 施設内で使用する場合には、野外で散布する場合の注意事項を厳守すると共に、窓を開放するなど換気に十分注意し、散布液が施設内にこもらないようにしてください。
  • カメムシ類に対しては、発生に応じてくり返し散布してください。また園外からの成虫の飛来が多いので、広域一斉防除及び周辺の草木への散布を行ってください。
  • ミナミキイロアザミウマの防除に使用する場合、生育密度が高まると効果が劣るので、初発生をみたら直ちに散布してください。なお本剤は卵、蛹に対する効果は劣るので約一週間間隔で2〜3回くり返し散布してください。
  • ミナミキイロアザミウマは繁殖が早いので、散布はかけ残しのないようていねいに行ってください。
  • ブドウネアブラムシに使用する場合には、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 施設メロンに使用する場合、幼果期(交配後〜玉吊期まで)及び日中高温時の散布は薬害を生ずるおそれがあるのでさけてください。
  • なしに使用する場合、5月〜6月上旬の新葉展開時の散布では、新水、幸水、豊水には薬害を生ずるおそれがあるのでさけてください。
  • ももに使用する場合は特に散布濃度を厳守し、樹勢のおとろえた園における散布は時に薬害のおそれがあるのでさけてください。
  • 花卉・花木類は、品種・栽培条件などによっては薬害を生ずる恐れがあるのであらかじめ安全を確めてから使用してください。
    特に開花時に散布すると、花卉や苞等に薬害を生ずる恐れがあるので使用はさけてください。
  • 本剤は長期間高温下に放置すると固まるおそれがあるので、密封して鍵のかかる乾燥した冷暗所に保管してください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
安全使用・保管上の注意
  • 医薬用外劇物。取扱いには十分注意してください。
    誤って飲み込んだ場合には吐き出させ、直ちに医師の手当を受けさせてください。
    本剤使用中に身体に異常を感じた場合には直ちに医師の手当を受けてください。
  • 本剤の解毒剤としては、動物実験で硫酸アトロピン製剤及びPAM製剤が有効であると報告されています。
  • 散布の際は防護マスク、不浸透性手袋、不浸透性防除衣などを着用してください。
    作業後は手足、顔などを石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • 常温煙霧の際は薬剤処理中にはハウス内に入らないてください。また、薬剤処理終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室してください。
  • 散布薬液の調製容器、散布器具などは水でよく洗浄してください。また、洗浄した廃液は河川等に流さないでください。
  • 使用後の空袋等は環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
  • 通常の使用方法では魚介類に対して影響は少ないですが、一時に広範囲に使用する場合は注意してください。
  • 直射日光をさけ、鍵のかかるなるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。
  • 水溶性フィルムで包装した製剤は、吸湿性があるので湿気には十分注意し、使い残りは外装の口を固く閉じて保管してください。
製造・販売: シンジェンタ ジャパン(株)
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