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特長
■種類:シエノピラフェン水和剤
■有効成分:シエノピラフェン・・・30.0%
■性状:淡褐色水和性粘稠懸濁液体
■人畜毒性:普通物
  • 抵抗性ハダニにも効く。
    新規有効成分「シエノピラフェン」が、ハダニ体内にある「電子伝達系複合体U」にしっかり届き、その働きを阻害するので抵抗性ハダニにも優れた効果を発揮。大切な作物をハダニの被害から守ります。
  • 卵から成虫までの全ステージに効く。
    卵・幼虫・若虫・成虫とあらゆる生育ステージが混在して発生するハダニ類。全ステージに効くので、ハダニの様々な発生状況に対応できます。
スターマイトの有効成分「シエノピラフェン」は、ハダニのミトコンドリア内にある「電子伝達系複合体U」にしっかり届き、ミトコンドリアの働きを強く阻害します。
代謝酸素阻害剤併用試験   ナミハダニ雌成虫LC95
日産化学工業(株) 生物科学研究所 リーフディスクスプレー法
PBO散布区には薬剤散布2時間前に500ppmのPBOを2.5ml/カップ散布
あるナミハダニを用いた実験では、対照剤Aは効きませんでしたが、代謝酸素阻害剤(PBO)を混合すると、効き目が改善されました。つまり、このハダニは代謝能力によりA剤に対しての抵抗性を獲得しています。
一方、スターマイトは代謝酸素阻害剤の有無で効果の差はありません。スターマイトはこのハダニの作用点にしっかり届いています。
ミトコンドリアに届いた活性本体が「電子伝達系複合体U」の働きを強く阻害、このため抵抗性ハダニにも優れた効果を発揮します。
この作用性により、実用濃度で抵抗性のハダニにも十分な効果を示すのです。
スターマイト
フロアブル
Bフロアブル Cフロアブル D水和剤
実用濃度 150 150 50 50
LC50(ppm) 2.3 >150 >50 >50
抵抗性ナミハダニ雌成虫
実用濃度で十分な効果 実用濃度で効果が不十分
日産化学工業(株) 生物科学研究所

混用事例

スターマイトフロアブルの詳細(日産化学株式会社へのリンク)

適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 シェノピラフェんを含む農薬の総使用回数
きゅうり ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
すいか ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
メロン ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
ピーマン ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
チャノホコリダニ 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
なす ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
チャノホコリダニ 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
ししとう ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
チャノホコリダニ 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
いちご ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
シクラメンホコリダニ 2000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
しそ(花穂) ハダニ類 2000倍 散布 収穫3日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
チャノホコリダニ 2000倍 散布 収穫3日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
食用ぎく ハダニ類 2000倍 散布 収穫7日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
みょうが(花穂) ハダニ類 2000倍 散布、但し花穂の発生期にはマルチフィルム被覆により散布液が直接花穂に飛散しない状態で使用する 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
みょうが(茎葉) ハダニ類 2000倍 散布 みょうが(花穂)の収穫前日まで 但し、花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで 1回 100〜300L/10a 1回
しょくようほおずき ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
きく(葉) ハダニ類 2000倍 散布 収穫14日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
はすいも(葉柄) ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 100〜300L/10a 1回
しそ ハダニ類 2000倍 散布 収穫3日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
チャノホコリダニ 2000倍 散布 収穫3日前まで 1回 100〜300L/10a 1回
かんきつ ミカンハダニ 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 1回 200〜700L/10a 2回以内
チャノホコリダニ 2000〜3000倍 散布 収穫7日前まで 1回 200〜700L/10a 2回以内
いちじく ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 200〜700L/10a 1回
おうとう ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 200〜700L/10a 1回
かき ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 200〜700L/10a 1回
なし ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 200〜700L/10a 1回
ぶどう ハダニ類 2000倍 散布 収穫14日前まで 1回 200〜700L/10a 1回
りんご ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 200〜700L/10a 1回
もも ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 200〜700L/10a 1回
ネクタリン ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 200〜700L/10a 1回
小粒核果類 ハダニ類 2000倍 散布 収穫前日まで 1回 200〜700L/10a 1回
きく ハダニ類 2000倍 散布 発生初期 1回 100〜300L/10a 1回
りんどう ハダニ類 2000倍 散布 発生初期 1回 100〜300L/10a 1回
カザワハダニ 2000倍 散布 摘採7日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
チャノホコリダニ 2000倍 散布 摘採7日前まで 1回 200〜400L/10a 1回
使用上の注意事項
  • 使用に際しては容器をよく振ること。
  • 石灰硫黄合剤との混用は避けること。
  • ボルドー液との混用及び14日以内の近接散布は効果が劣るので避けること。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ、調節すること。
  • 本剤は植物体への浸透移行性がないので、かけ残しのないように葉の裏表に十分に散布すること。
  • 有袋栽培の洋なしに使用する場合、果実の薬斑が目立つおそれがあるので、袋かけ前の散布はしないこと。
  • ハダニ類の繁殖が早く、密度が高くなると防除が困難になるので、発生初期に散布むらのないようにていねいに散布すること。
  • 本剤の連続散布はハダニ類の本剤に対する抵抗性を発達させるおそれがあるので、できるだけ年1回散布とし、他の殺ダニ剤との輪番で使用する。
  • 蚕に対して影響があるので、周辺の桑葉にはかからないようにすること。
  • 本剤の使用に当っては使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者に責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用すること。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、長ズボン・長袖の作業着などを着用する。
  • 作業後は直ちに手足、顔などを石鹸でよく洗い、うがいをするとともに衣服を交換する。作業時に着用していた衣類等は他のものとは分けて洗濯する。
  • かぶれやすい体質の人は取扱いに十分注意する。
製造・販売 日産化学工業(株)