農薬情報>殺虫剤>BT剤


特長
■有効成分
:バチリス・チューリンゲンシス菌の産生する結晶毒素・・・7.0%
:鉱物質微粉・界面活性剤など・・・93.0%
■性状:淡褐色水和性粉末
■毒性:普通物
急性経口毒性:ラット LD50 8000mg/kg以上、マウス LD50 17300mg/kg以上
■魚毒性:A類相当
■有効年限:5年
■包装:(100gx25袋)x4箱、500gx20袋
  • 処方変更により従来品に比べ溶解性をアップし、更に使いやすくなりました。
    左:旧製剤、右:新製剤
    チョウ目害虫の幼虫に対し、選択的に作用し安定した効果を発揮します。
  • 合成ピレスロイド剤、有機リン剤等に抵抗性のコナガにも有効です。
  • チョウ目以外の昆虫には影響はほとんどなく、開花時に使用してもマメコバチ、マルハナバチ、ミツバチなどの有用昆虫にも悪影響を与えないので、開花期の散布も可能です。
    また、チリカブリダニ、クモ、寄生蜂などの天敵にも悪影響を与えません。
  • 水産動植物及び鳥類に対して安全性の高い薬剤です。
  • 薬臭・汚れがほとんどないことや環境に与える影響が少ないため、街路樹・公園などのアメリカシロヒトリなどの防除に好適です。
  • 有機農産物の日本農林規格(有機JAS)に適合する農薬です。
  • 溶けやすくなった新製剤
他農薬との混用性
トアローは強いアルカリ性の薬剤を除く幅広い農薬との混用が可能です。
殺菌剤 殺虫剤
ダコニール1000水和剤
ロブラール水和剤
ベンレート水和剤
ダイファー水和剤
コサイドボルドー水和剤
テランK水和剤
ヨネポン水和剤
ディプテラックス乳剤
ダイアジノン水和剤
パプチオン乳剤
カルホス乳剤
ミクロデナポン水和剤85
エンセダン乳剤
トレボン乳剤
ダイアジノン乳剤40
トクチオン乳剤
テルスター水和剤
ハクサップ水和剤
ダーズバン乳剤40
ノーモルト乳剤
アクテリック乳剤
マブリック水和剤20
エビセクト水和剤
ルビトックス乳剤
アグロスリン水和剤
オルトランナック水和剤
アディオン水和剤
ビニフェード乳剤
レルダン乳剤
デミリン水和剤
トレトレ乳剤
メラード水和剤
バイスロイドEW
ホスクリン水和剤
ミックサン乳剤
サイハロン乳剤
ルーバン水和剤
フルアップ乳剤
ペイオフ乳剤
紫外線に対する安定性試験
独自開発の製法により製造されるトアローは安定性が高く、紫外線の影響を受けにくく、防除効果が持続します。
薬剤名称 LC50(ppm)(対コナガ) 残効率(%)
紫外線照射前 紫外線照射後
トアロー 5.7 18.3 31
市販比較製剤A 26.3 217.9 12
市販比較製剤B 14.6 96.4 15
市販比較製剤C 18.7 125.6 15
1994年「社内試験」
試験方法 プレートに各薬剤を希釈した溶液をまき、乾燥後、ATTO社製の紫外線照射機(HP-6LM)下にプレートを24時間静置し、照射前と照射後の各サンプルのLC50を測定、その百分率を残効率とした。(照射強度は、312nmを中心とする紫外線照射機の波長域で、太陽のそれの2倍程度)
試験成績/キャベツのコナガ
鹿児島県農業試験場(1989年)
  • 試験情報
    キャベツ葉片を薬液(展着剤5000倍加用)に30秒間浸漬、風乾した処理葉を25℃下においた。
  • 調査方法
    1、2、3日後の死中率及び4日後の食害痕を調査した。
    食害痕の数値
    0:食害痕がない、1:食害痕が全体の1/10以下、2:食害痕が全体の1/10〜3/10
  • 考察
    トアロー水和剤CTは、2000倍希釈では最終的な効果(3日後の死中率)が高く、1000倍希釈では食害痕が少なかった。
青森県農業試験場(1990年)
  • 品種:デリシャス甘藍
  • 散布月日:7月20日
  • 散布量
    180g/10a(展着剤5000倍加用)
  • 調査日
    散布前、散布後3・8日後
  • 考察
    トアロー水和剤CTの効果が最も高かった。
和歌山県農業試験場(1990年)
  • 散布月日
    6月4日
  • 散布量
    250日g/10a(展着剤5000倍加用)
  • 調査日
    散布前、散布後3・7・11日後
  • 考察
    トアロー水和剤CTの効果が最も高かった。
千葉県病害虫防除所(1995年)
  • 試験方法
    所定濃度に希釈した各葉液に、3cm角のキャベツ葉を約10秒浸し、5cmのガラスシャーレに入れ、3齢初期幼虫を供試し25℃に保管した。
  • 調査方法
    2日後に幼虫の生死を調査した。
  • 考察
    いずれの薬剤でも感受性の低下が同程度に見られるが、トアロー水和剤CTは他2剤より低下後においても半数致死濃度は低かった。
  • ※注
    通常使用濃度は、トアロー水和剤CT1000倍希釈(70ppm)、他剤1000倍希釈(100ppm)である。
適用害虫と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量
雑穀類(ひえを除く) アワノメイガ 1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 60〜150L/10a
ひえ アワノメイガ 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 60〜150L/10a
イネヨトウ 1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 60〜150L/10a
野菜類(パセリ、えごま(葉)を除く) コナガ 1000〜2000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
ヨトウムシ 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
アオムシ 1000〜2000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
えごま(葉) コナガ 1000〜2000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
ベニフキノメイガ 1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
ヨトウムシ 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
アオムシ 1000〜2000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
パセリ コナガ 1000〜2000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
ヨトウムシ 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
ハスモンヨトウ 500倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
アオムシ 1000〜2000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
果樹類(りんごを除く) ハマキムシ類 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 200〜700L/10a
りんご ハマキムシ類 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 200〜700L/10a
ヒメシロモンドクガ 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 200〜700L/10a
ストック コナガ 1000倍 散布 発生初期 - 100〜300L/10a
樹木類(つばき類を除く) イラガ類 1000倍 散布 発生初期 - 200〜700L/10a
アメリカシロヒトリ 1000〜2000倍 散布 発生初期 - 200〜700L/10a
つばき類 イラガ類 1000倍 散布 発生初期 - 200〜700L/10a
チャドクガ 1000倍 散布 発生初期 - 200〜700L/10a
アメリカシロヒトリ 1000〜2000倍 散布 発生初期 - 200〜700L/10a
ヨモギエダシャク 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、摘採7日前まで) - 200〜400L/10a
チャノコカクモンハマキ 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、摘採7日前まで) - 200〜400L/10a
えごま(種子) ベニフキノメイガ 1000倍 散布 発生初期(但し、収穫前日まで) - 100〜300L/10a
たばこ ヨトウムシ 500〜1000倍 散布 発生初期(但し、収穫3日前まで) 4回以内 25〜180L/10a
アオムシ 1000〜2000倍 散布 発生初期(但し、収穫3日前まで) 4回以内 25〜180L/10a
キャベツの病害虫防除
いちごの病害虫防除
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせて薬液を調製し、使いきってください。
  • 所定量を少量の水でとき、のち所要量の水を加えて十分かきまぜて、散布液を調製してください。
  • 散布液調製後はそのまま放置せずできるだけ速やかに散布してください。
  • 使用に当たっては展着剤を加用してください。
  • 石灰硫黄合剤、ボルドー液など、アルカリ性の強い薬剤や葉面施用の肥料などとの混用は避けてください。
  • 若齢幼虫に有効なので若齢幼虫期に時期を失せず散布してください。
  • 蚕に対する毒性があるので、養蚕地帯及び養蚕農家、共同飼育場などの周辺では施用しないでください。また、これら以外の場所でも付近に桑園がある場合は飛散してかからないように、風向等に十分注意して散布してください。なお、本剤の使用に当たっては散布地域の使用規則に従ってください。
    特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 茶に使用する場合は、残臭の恐れがあるので、摘採前7日以内の使用は避けてください。
    誤食などのないように注意してください。
  • 散布の際はマスク、手袋などをして散布液を吸い込んだり、多量に浴びたりしないように注意し、作業後は顔、手足など皮膚の露出部を石けんでよく洗い、うがいをしてください。
  • 吸湿すると固化したり、効果が低下したりすることがあるので、貯蔵に当たっては、湿気に注意し、特に使用残りの薬剤は直射日光を避け、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。
  • 空中散布には使用しないでください。
  • 空袋は圃場などに放置せず、環境に影響のないよう適切に処理してください。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
  • 街路、公園等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
  • ※ たばこに使用する場合は、日本たばこ産業株式会社の指導を受けてください。
安全使用・保管上の注意
  • 直射日光を避け、食品と区別して、なるべく低温で乾燥し子供の手の届かない場所に密封して保管してください。
製造: 東亜合成(株)
販売: OATアグリオ(株)