稲
葉いもちの発生は、一部地域で「やや多い」と予想されます。
本年は、春先に一時低温があったっものの、平年と比べ好天が続いていることもあって、いもち病の一時低温があったものの、平年と比べ好天が続いていることもあって、いもち病の発生に好適な条件とはなっていません。
しかし、これまでの好天により稲の生育が進み茎葉が繁茂しているので、梅雨による不順な天候が続くと広範囲にわたって発生することも懸念されます。
このため、梅雨明け前に出穂している西日本の早期栽培地帯では、稲いもちの発生に十分注意し、稲の上位葉にいもち病斑が確認されるほ場では、傾穂期に追加防除を検討して下さい。
また、分げつ期である普通期水稲については、今後葉いもちの発生が懸念されますので、まず、ほ場に放置したままの補植用取り置き苗は直ちに処分し、ほ場内の発生状況の把握に努めて下さい。
なお、早期、普通期ともに梅雨期における防除のポイントは、防除適期に降雨が続く場合であっても雨の切れ間を逃がさず防除するなどの、基本技術を励行することです。
アワヨトウの発生は、北海道、東北の一部及び北陸で「やや多い」から「多い」と予想されます。アワヨトウの幼虫は、老齢になってからでは薬剤の効果が劣り、また稲の株元に潜り込む習性があることから防除が難しくなります。このため、発生が懸念される地域においては、ほ場の発生状況に十分注意し、被害が確認された場合には速やかに防除を実施する必要があります。
ヒメトビウンカの発生は、一部地域で「やや多い」と予想されます。
斑点米カメムシ類の発生が、九州の一部で「やや多い」と予想されます。本虫の防除適期は、出穂期と傾穂期の2回の薬剤散布ですが、1回散布では十分な効果が得られない場合があるので、発生が懸念される地域では確実に2回実施することが必要です。
なお、出穂の早い水田には集中的に飛散することがあるので、その発生状況には注意が必要です。 |
野菜
| きゅうりのべと病及びうどんこ病の発生は、一部地域で「やや多い」から「多い」と予想されます。 |
その他
| 前回(平成12年6月8日)以降、各都道府県が発表している注意報は下記のとおりです。 |
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果樹
被害については、昨年全国的に発生が少なかったことで伝染源が少なく、春先からの好天もあいまって、現在までのところ広域な病害の発生は目立っていません。
しかし、梅雨明けまでの間は不順な天候が続くことが多く、病害の発生が問題となることがあります。今後、留意すべきことは、5月以降の高温によって果樹全体の生育が早くなっており、病害の発生時期も早まることです。このため、例年の防除対策にこだわらず、果樹の生育ステージを的確に把握し、適期に防除を実施することが重要です。
なお、現在日本の南海上で台風が発生していますが、今後、台風の接近に伴うかんきつかいよう病等の防除対策を的確に実施して下さい。 |
かんきつ
| ミカンハダニの発生は、東海以西の地域で「やや多い」から「多い」と予想されます。ミカンハダニは、梅雨明け後から急増しますので、ほ場の発生状況に十分注意し、その発生初期に防除を実施します。アブラムシ類の発生は、中国及び四国の一部で「やや多い」から「多い」と予想されます。 |
かき
| フジコナカイガラムシの発生は、東海、近畿、中国、四国及び九州の一部で「やや多い」から「多い」と予想されます。 |
果樹共通
果樹カメムシ類の発生は、関東以西の地域で「やや多い」から「多い」と予想されます。果樹カメムシ類の飛来時期及び飛来量は地域で異なることが多いため、ほ場における発生状況には十分注意し、初期防除を徹底することが必要です。
なお、有袋栽培であっても、今後の果実肥大に伴い袋の上から吸汁被害が発生するので注意が必要です。 |
茶
| カンザワハダニの発生は、近畿及び九州の一部で「やや多い」から「多い」と予想されます。 |
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