稲
葉いもちの発生は、九州の一部で「やや多い」と予想されます。
本年は、梅雨入り後も好天が続いたこともあり、いもち病の発生は全体的に少なく推移しましたが、今後出穂を迎える西日本において、上位葉に葉いもちが見られるほ場では、穂いもちの発生が懸念されます。
このため、ほ場における発生動向に引き続き注意を払い、上位葉に病斑が見られるほ場では、早急に追加防除するなど迅速な対応が必要です。
高温多湿条件で発生が懸念される紋枯病の発生は、「やや多い」から「多い」と予想されます。特に、西日本の昨年多発した地域では、増殖に好適な高温多湿条件が続くと、急激に上位葉および葉鞘まで進展し、減収、品質低下の原因となります。
このため、ほ場における発生動向に十分注意し、穂ばらみ期に防除を実施したほ場であっても、発病株が多いほ場では、更に乳塾期(出穂期の7〜10日後)の追加防除を実施する必要があります。
トビイロウンカの現在までの飛来量は、全国的に少ないものの、梅雨期に飛来が確認されています。トビイロウンカは、飛来量が少なくとも、増殖に好適な高温少雨が続くと急激に増加するので、ほ場の発生動向に引き続き注意して下さい。
斑点米カメムシ類の発生は、全国的に「やや多い」から「多い」と予想されます。
斑点米カメムシ類は、水田周辺の雑草地から水田に飛来しますが、高温によりその活動が活発化し、水田内への侵入が増加します。
今後、出穂を迎える地域においては、ほ場および水田畦畔の発生動向に十分注意し、発生が懸念される場合には、その防除適期である出穂期および乳熟期(出穂の7〜10日後)の2回防除を確実に実施して下さい。
なお、出穂期および乳熟期に防除を実施した場合であっても、その後も発生が認められる場合には、追加防除を実施することが必要です。 |
だいず
大豆のハスモンヨトウおよび吸実性カメムシ類の発生は、「やや多い」と予想されます。
ハスモンヨトウは、齢が進んでからは薬剤の効果が上がらないので、ほ場における発生動向に十分注意し的確に防除して下さい。
吸実性カメムシ類は、開花期後の子実伸長期〜子実肥大期に防除を実施した場合であっても、その後も発生が認められる場合には、追加防除を実施することが必要です。 |
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果樹カメムシ類の発生は、関東以西の地域で「やや多い」から「多い」と予想されます。
果樹カメムシ類は、斑点米カメムシ類と同様に高温で活動が活発化し、果樹園への侵入が増加するとともに、収穫期まで飛来すると見込まれます。
このため、果樹園への飛来動向には十分注意し、その飛来初期に的確に防除することが必要です。なお、発生が懸念される地域で、果樹園での予防的な防除は効果が低く、天敵が減少してカイガラムシ、ハダニ類の多発につながるので避けて下さい。 |
かんきつ
かんきつかいよう病の発生は、関東および九州の一部で「やや多い」と予想されます。かいよう病は、台風による風雨で果実等に傷が付いた場合には、急激に蔓延しますので、今後とも台風の接近が予想される場合には、初期防除を徹底して下さい。
ミカンハダニの発生は、一部地域で「やや多い」と予想されます。ミカンハダニの秋の発生は、果実を直接加害し商品価値を低下させるとともに、冬期の落葉を助長させ、夏季の発生より被害が大きくなります。
このため、発生が懸念される地域では、果樹園における発生動向に十分注意して下さい。
チャノキイロアザミウマの発生は、一部地域で「やや多い」と予想されます。チャノキイロアザミウマは、高温乾燥が続くと多発することがありますので、ミカンハダニと併せて発生動向に注意する必要があります。 |
りんご
斑点落葉病の発生は、東北の一部で「やや多い」と予想されます。
りんごのハダニ類の発生は、「やや多い」と予想されます。
ミカンハダニ同様、発生初期に防除が実施できるよう、果樹園における発生動向に十分注意して下さい。 |
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