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トレファノサイド粒剤2.5も参考にしてください。

特長
種類名 トリフルラリン除草剤
有効成分 トリフルラリン・・・44.5%
性状 赤黄色の可乳化油状液体
毒性 普通物
安全性 製品安全データシート日産化学(株)へのリンク)
有効年限 5年
包装 500mL、5L
作用機構分類 HRAC 3[トリフルラリン]
  • ジニトロアニリン系の除草剤で、土壌処理により雑草の発芽時に幼芽、幼根から吸収され分裂組織の細胞分裂を阻害することにより効果を発揮します。
  • 多くの作物に使えます。
    40食用作物(平成15年9月現在)および、非食用分野でもさまざまな用途に利用でき、栽培方法にあわせた使用方法が選択できます。
  • 安定した効果を発揮します。
    トレファノサイドの有効成分であるトリフルラリンは、「水に極めて溶けにくく、土壌に吸着しやすい」というユニークな特性を持っています。この特性によって、散布後土壌表層に均一な処理層を形成し、安定した除草効果を発揮します。また、処理後に多量の雨が降っても土壌下方へ移動せず、作物の根部への影響はほとんど出ません。このような特性によりトレファノサイドは砂土〜埴土まで幅広い土壌で使用できます。
  • ほどんど薬害がありません。
    処理層は安定で、薬剤の下方への移動はほとんどないため、各種作物の根(種子)・茎葉に対し、通常の使用ではほとんど薬害がありません。
  • ガス化した成分が、処理層を形成します。
    有効成分であるトリフルラリンは蒸気圧が高く、「ガス化(気化)し易い」特性を有しています。この特性により、土壌中に均一に拡散し、また土壌水分にも影響されることが少なく、安定した処理層を形成します。
  • 有効成分は、水に溶けにくく、土壌に吸着しやすい特性があるため、散布後は、土壌表層に安定な処理層をつくります。降雨による下方移動もなく、幅広い土壌で利用することが出来ます。
  • 各種の畑作雑草に有効で、一年生雑草、特にイネ科雑草に高い効果を示します。
    トレファノサイドは一般的にイネ科雑草に高い効果を示し、広葉雑草に弱い傾向があります。即ち、イネ科雑草>広葉雑草の殺草選択性を有しています。

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(製造・販売元 日産化学(株)へのリンク)

適用作物及び使用方法
作物名 適用病害虫名 使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 適用場所 散布液量 適用地帯 トリフルラリンを含む農薬の総使用回数
直播水稲 ノビエ 300mL/10a 乾田状態で全面土壌散布 乾田直播のは種後出芽前(ノビエ発生前)(入水15日前まで) 1回 - 100L/10a 設定なし
麦類(小麦を除く) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 雑草茎葉散布又は全面土壌散布 は種後出芽前〜3葉期(雑草発生前〜雑草発生始期) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 生育期(雑草発生前)(但し、収穫45日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
小麦 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 雑草茎葉散布又は全面土壌散布 は種後出芽前〜3葉期(雑草発生前〜雑草発生始期) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 生育期(雑草発生前)(但し、収穫45日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
一年生イネ科雑草 200〜300mL/10a 雑草茎葉散布又は全面土壌散布 小麦出芽後〜3葉期(イネ科雑草1葉期まで) 2回以内 - 100L/10a 北海道 2回以内
かんしょ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 挿苗前雑草発生前 1回 - 100L/10a 設定なし 3回以内(但し、挿苗前は1回以内、挿苗後は2回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布又は畦間土壌散布 挿苗後雑草発生前(但し、収穫60日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 3回以内(但し、挿苗前は1回以内、挿苗後は2回以内)
こんにゃく 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 植付直後、中耕培土直後(萌芽前) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
さといも 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300〜400mL/10a 全面土壌散布 植付後(但し、植付7日後まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
やまのいも 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 植付直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 生育初期(但し、植付30日後まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
かのこそう 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 定植後萌芽前(雑草発生前)(但し、収穫120日前まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
かぶ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 150mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
甘草 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 出芽前(雑草発生前) 3回以内(但し、1年間に1回以内) - 100L/10a 設定なし 3回以内(但し、1年間に1回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 定植後萌芽前〜萌芽揃期(雑草発生前)(但し、収穫60日前まで) 3回以内(但し、1年間に1回以内) - 100L/10a 設定なし 3回以内(但し、1年間に1回以内)
ごぼう(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
しょうが 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 植付直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
葉しょうが 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 植付直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
だいこん(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 150〜200mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
にんじん 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
はつかだいこん(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 150〜200mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
たまねぎ(本畑) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植後(但し、収穫75日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
にんにく 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 植付前 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 植付後、春期中耕除草後(但し、収穫90日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
らっきょう(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 植付後、春期雑草発生前(但し、収穫120日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
ねぎ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前(但し、収穫30日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
わけぎ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前(但し、収穫30日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
あずき 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前 1回 - 100L/10a 北海道を除く全域 1回
いんげんまめ 一年生イネ科雑草 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種後6日〜出芽2日前まで 1回 - 100L/10a 北海道 1回
だいず 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、全面土壌混和及び全面土壌散布は合計1回以内、畦間土壌散布は1回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、全面土壌混和及び全面土壌散布は合計1回以内、畦間土壌散布は1回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 生育期(但し、収穫45日前まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、全面土壌混和及び全面土壌散布は合計1回以内、畦間土壌散布は1回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌混和 は種前 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、全面土壌混和及び全面土壌散布は合計1回以内、畦間土壌散布は1回以内)
べにばないんげん 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
らっかせい 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
えだまめ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、全面土壌混和及び全面土壌散布は合計1回以内、畦間土壌散布は1回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、全面土壌混和及び全面土壌散布は合計1回以内、畦間土壌散布は1回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 生育期(但し、収穫45日前まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、全面土壌混和及び全面土壌散布は合計1回以内、畦間土壌散布は1回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌混和 は種前 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、全面土壌混和及び全面土壌散布は合計1回以内、畦間土壌散布は1回以内)
さやいんげん(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
さやいんげん(露地・マルチ栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種前(マルチ前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
さやえんどう(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
実えんどう(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
きゅうり(露地栽培(直播栽培)) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜250mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
きゅうり(露地栽培(移植栽培)) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜250mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜250mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
しろうり(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 150〜200mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
ズッキーニ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
すいか(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植キャップ後(但し、収穫45日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
すいか(トンネル・マルチ栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前)(マルチ前) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 収穫45日前までの生育期(トンネル除去前) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
漬物用すいか(トンネル・マルチ栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前)(マルチ前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
まくわうり(露地栽培(トンネル・マルチ栽培)) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前)(マルチ前) 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、定植前は1回以内、生育期は1回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 収穫45日前までの生育期(トンネル除去前) 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、定植前は1回以内、生育期は1回以内)
メロン(露地栽培(トンネル・マルチ栽培)) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 150〜200mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前)(マルチ前) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 収穫45日前までの生育期(トンネル除去前) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
漬物用メロン(露地栽培(トンネル・マルチ栽培)) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 150〜200mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前)(マルチ前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
トマト(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
ミニトマト(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
なす(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
ピーマン(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
とうがらし類(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
ブロッコリー 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
非結球あぶらな科葉菜類 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 150〜200mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
なばな類(直播栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 150〜200mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
あすっこ(移植栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
なばな(移植栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
はなっこりー(移植栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、定植前は1回以内、定植後は1回以内)
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植後(但し、収穫21日前まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 2回以内(但し、定植前は1回以内、定植後は1回以内)
キャベツ(直播栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
キャベツ(移植栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
はくさい(直播栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
はくさい(移植栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
コリアンダー(葉) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前(雑草発生前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
みつば 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
レタス(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
非結球レタス(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植前(植穴掘前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
葉ごぼう(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
しそ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 畦間土壌散布 定植後雑草発生前(但し、収穫30日前まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
アスパラガス 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 萌芽前又は収穫打切後(雑草発生前) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
ふき 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 定植直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
食用べにばな(花) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
ほうきぎ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植後(但し、定植14日後まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
やまのいも(むかご) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 植付直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 生育初期(但し、植付30日後まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
おうごん 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 定植後雑草発生前(但し、収穫90日前まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
しゃくやく(薬用) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 萌芽前(雑草発生前) 5回以内(但し、1年間に1回以内) - 100L/10a 設定なし 5回以内(但し、1年間に1回以内)
まおう 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
なし 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300〜400mL/10a 全面土壌散布 春〜秋期雑草発生前(但し、収穫30日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
りんご 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300〜400mL/10a 全面土壌散布 春期雑草発生前(但し、収穫150日前まで) 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
もも 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300〜400mL/10a 全面土壌散布 春〜秋期雑草発生前(但し、収穫30日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
ぶどう 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300〜400mL/10a 全面土壌散布 春〜秋期雑草発生前(但し、収穫30日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
きく(露地栽培) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間土壌散布 定植後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
しゃくやく 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 植付後〜萌芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
すいせん 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 萌芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
チューリップ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 植付後〜萌芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
ひまわり 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
べにばな 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
ゆり 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 植付後〜萌芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
樹木類 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 畦間・株間土壌散布 植付後、生育期(雑草発生前) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
林木苗(すぎ・ひのき・あかまつ・からまつ(播種床)) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 は種後〜生育中 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
林木苗(すぎ・ひのき・あかまつ・からまつ(床替床)) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300mL/10a 全面土壌散布 床替後〜生育中 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
樹木等 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300〜400mL/10a 植栽地を除く樹木等の周辺地に全面土壌散布 雑草発生前 3回以内 公園、庭園、堤とう、駐車場、道路、運動場、宅地、のり面等 100L/10a 設定なし 3回以内
ごま 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300〜400mL/10a 全面土壌散布 1番茶萌芽前、摘採後(雑草発生前)(但し、摘採40日前まで) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
なたね 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
ひまわり(種子) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種後出芽前 1回 - 100L/10a 設定なし 1回
桑(苗床) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜300mL/10a 全面土壌散布 は種後、伏込後(挿木) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
桑(本畑) 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 300〜400mL/10a 全面土壌散布 桑発芽前、春切後、夏切後(雑草発生前) 2回以内 - 100L/10a 設定なし 2回以内
たばこ 一年生雑草(ツユクサ科、カヤツリグサ科、キク科、アブラナ科を除く) 200〜250mL/10a 畦間土壌散布 大土寄直後 1回 - 100L/10a 設定なし 1回

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トレファノサイド乳剤の技術資料 (日産化学(株)へのリンク)

使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使いきる。
  • 本剤は発生している雑草には効果がないので、雑草の発生前に均一に散布するか、又は中耕除草・培土等により除草してから散布する。
  • 土壌が非常に乾燥しているときは、効果が劣る場合があるので、土壌を適当に湿らせるか、降雨の後に散布を行う。
  • 本剤はイネ科雑草に比べ広葉雑草に対してはやや効果が劣るので、イネ科一年生雑草の優占する圃場で使用するのが効果的である。
  • 畑作物のは種後に使用する場合には、作物が出芽してからの使用は薬害を生じるおそれがあるのでさける。
  • 畦間、株間に使用する場合には、作物にかかると薬害を生じるおそれがあるので、かからないように使用する。また実散布面積に応じて使用量を調節する。
  • 定植後の畦間土壌への散布は定植直後から雑草の発生する前までに行う。
  • 野菜及び畑作物に使用する場合には、砕土及び整地はていねいに行っておく。また覆土は細かく砕いた土を用いてうすすぎないようにていねいに行う。特に、麦類、さやいんげん、いんげんまめ、あずきは薬害を生じやすいので、覆土深は2〜3cmになるように注意する。
  • 間引き菜、つまみ菜に使用しない。
  • ぶどう、りんご、もも、なしのハウス栽培では使用しない。
  • 直播のキャベツ、はくさい及びだいこんに使用する場合には、露地栽培(無マルチ)で使用する。
  • だいこんに使用する場合には、薬害をさけるために、薬量を厳守し、砂土では低薬量で使用する。
  • レタスに使用する場合には、6葉展開期以前では薬害を生じるおそれがあるので使用しない。
  • 非結球あぶらな科葉菜類、なばな類及びかぶに使用する場合には、薬害をさけるために、薬量を厳守し、砂土での使用はさけ、覆土はていねいに砕土した土壌を用いて厚めに行なう。雨よけ施設で使用する場合は薬害をさけるため、両すそを上げ通気を良くし、加温はさけ、低薬量で使用する。は種前に十分灌水し、薬剤散布後1〜2日間は灌水しない、また高温時の散布はさける。密閉した施設及びトンネル栽培での使用はさける。
  • すいか、メロン及びまくわうりのトンネル・マルチ栽培に使用する場合には、薬害をさけるために特に次の注意を守る。
    1. 定植7日以上前に散布し、マルチをかけ、定植の数日前に定植箇所のマルチを切開し、気化した薬剤を飛散させてから定植する。
    2. 定植後、株のまわりのマルチを本剤のかかっていない土壌でおさえ、キャップは使用しない。
    3. 生育期の畦間(トンネル間)に散布するときは、茎葉にかからないようにするために必ずトンネル除去前に散布する。
  • 漬物用すいか及び漬物用メロンのトンネル・マルチ栽培に使用する場合には、薬害をさけるために特に次の注意を守る。
    1. 定植7日以上前に散布し、マルチをかけ、定植の数日前に定植箇所のマルチを切開し、気化した薬剤を飛散させてから定植する。
    2. 定植後、株のまわりのマルチを本剤のかかっていない土壌でおさえ、キャップは使用しない。
  • しろうりに使用する場合には、薬害をさけるために、壌土〜埴土では薬量を厳守し、砂壌土では低薬量で使用する。砂土での使用はさける。
  • きゅうりに使用する場合には、薬害をさけるために次の注意を守る。
    1. 砂土〜砂壌土での使用はさける。
    2. 地這栽培では使用しない。
    3. 直播きゅうりの場合には、は種後の覆土を厚くし、まきつぼをおがくず、切りわらなどで覆った後に土壌全面に散布する。
    4. 定植前に使用する場合には、植穴を掘る前に使用する。
  • なすに使用する場合には、薬害のおそれがあるので、定植3日前までに使用する。
  • さやいんげんのは種前マルチ前に使用する場合には、露地マルチ栽培で使用し、は種部分のマルチ開孔後2〜3日してからは種し、無処理の土で覆土する。
  • ごほう及び葉ごぼうに使用した場合には、初期の本葉に薬害症状を生じることがあるが、その後の生育には影響はない。
  • かんしょに使用する場合には、薬害をさけるために、活着するまでに使用する。
    また、有機質含量の少ない砂質系土壌では薬害を生じるおそれがあるので使用しない。
  • アスパラガスに使用する場合には、加工用(ホワイト)栽培では培土直後または培土くずし後に使用する。
  • 乾田直播水稲に使用する場合には次の注意を守る。
    1. 薬害をさけるため覆土は2〜3cm以上にする。
    2. ノビエ以外の雑草には効果が劣るので、ノビエ優占田で使用する。
  • 水田裏作の麦類に使用する場合には、排水不良田等土壌がしめりすぎていると砕土や覆土が不十分となり効果むらや薬害の原因となることがあるので、過湿状態での使用はさける。
  • 大麦には薬害を生じやすいので、砂質土壌での使用はさける。
  • 大豆及びえだまめに使用する場合には、薬害をさけるために、マルチ栽培では使用しない。
  • 茶に使用する場合には、なるべく茶にかからないように散布する。
  • ごまに使用する場合には、以下のことに注意する。
    1. 散布後に降雨が予想される場合には、使用をさける。
    2. 本剤を使用した場合には初期生育の抑制及び本葉に薬害症状を生じるが、その後の生育には問題ない。
    3. 重複散布は薬害を助長するためさける。
    4. 薬量を厳守し、砂土での使用はさけ、耕起、砕土をていねいに行い、種子が露出しないようていねいに覆土を行う。
  • 桑に使用する場合には、給桑葉にかからないように注意する。なお、春切後又は夏切後に使用する場合は、腋芽期までに使用する。
  • 林木苗畑のは種床に使用する場合には、出芽直後の使用はさける。
  • たばこの大土寄直後に使用する場合には、茎葉にかからないよう畦間に均一に散布する。
  • 散布薬液の飛散あるいは本剤の流出によって有用植物に薬害が生じることのないように十分に注意して散布する。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法などを誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
  • 本剤はマルチ、トンネルやハウス栽培では薬害をさけるために特別の注意が必要であるので、使用する前に必ず農業技術者によく相談する。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は自動車等に散布液がかかると変色するおそれがあるので、散布液がかからないように注意する。
  • 本剤は靴、作業着等に付着すると着色するので取り扱いに注意する。
  • 誤飲などのないよう注意する。誤って飲み込んだ場合には吐かせないで、直ちに医師の手当を受けさせる。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意する。
    眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受ける。
  • 本剤は皮ふに対して刺激性があるので皮ふに付着しないよう注意する。
    付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落とす。
  • 散布の際は農薬用マスク、手袋、不浸透性防除衣などを着用するとともに保護クリームを使用する。
    作業後は直ちに身体を洗い流し、洗眼・うがいをするとともに衣服を交換する。
  • 作業時に着用していた衣服等は他のものとは分けて洗濯する。
  • かぶれやすい体質の人は作業に従事しないようにし、施用した作物等との接触をさける。
  • 夏期高温時の使用をさける。
  • 公園、堤とう等で使用する場合は、散布中及び散布後(少なくとも散布当日)に小児や散布に関係のない者が散布区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払う。
  • 水源池等に本剤が飛散・流入しないように十分注意する。
  • 使用残りの薬剤は必ず安全な場所に保管する。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきる。散布器具及び容器の洗浄水は、河川等に流さない。また、空容器等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理する。
  • 危険物第四類第二石油類に属するので火気には十分注意する。
  • 火気をさけ、直射日光が当たらない低温な場所に密栓して保管する。
製造・販売 日産化学(株)