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ウララDFの天敵・有用生物に対する高い安全性

天敵に対するウララDFの影響
(社内試験 石原産業中央研究所)
2000倍 1000倍 処理方法
チリカブリダニ(成虫) 直接散布
チリカブリダニ(幼虫) 直接散布
チリカブリダニ(卵) 直接散布
ククメリスカブリダニ(成虫) 直接散布
ククメリスカブリダニ(幼虫) 直接散布
ククメリスカブリダニ(卵) 直接散布
オンシツツヤコバチ(成虫) * 直接散布
オンシツツヤコバチ(成虫) 接触試験
オンシツツヤコバチ(蛹) 浸漬処理
コレマンアブラバチ(成虫) 直接散布
コレマンアブラバチ(成虫) 接触試験
コレマンアブラバチ(蛹) 直接散布
イサエアヒメコバチ(成虫) 直接散布
イサエアヒメコバチ(成虫) 接触試験
イサエアヒメコバチ(幼虫) 直接散布
タイリクヒメハナカメムシ(成虫) 直接散布
タイリクヒメハナカメムシ(成虫) 接触試験
タイリクヒメハナカメムシ(幼虫) 直接散布
タイリクヒメハナカメムシ(卵) 浸漬処理
補正死亡率0〜30%
30〜80%
80〜99%
99〜100%
* 死亡率%±S.D.は25.1±16.0で、30%を超えることもある。
【試験方法】
カブリダニ類は、いずれの発育ステージに対してもウララDFの希釈液を直接散布(自動散布器による100L/10a散布)した。寄生蜂及びタイリクヒメハナカメムシの成虫には直接散布の他に、ウララDFの希釈液にインゲン葉を浸漬処理後導入(接触)した。寄生蜂の蛹には浸漬処理、幼虫には直接散布した。タイリクヒメハナカメムシの幼虫に対しては、直接散布、卵に対しては葉との同時浸漬処理を行った。試験はいずれも3反復実施した。処理2〜6日後(蛹は10日後)に供試虫の死亡数を調査し、最終調査時のControl(水)に対する補正死亡率を用いて、室内試験のIOBC*基準(◎:死亡率0〜30%、○:30〜80%、△:80〜99%、X:99〜100%)に基づいて判定した。本試験では、平均値に標準偏差の値を加えた値(反復3の場合は75%信頼区間の上限値にほぼ相当)で判定した。
* International Organisation for Biological and Integrated Control of Noxious Animals and Plants
(国際生物防除機構)