農薬情報>殺虫剤>クロロニコチル系



粒剤タイプベストガード粒剤と、作物ステージに応じ、使い分けてご利用下さい。

特長
■有効成分:ニテンピラム・・・10.0% 
■性状:青緑色水溶性細粒
■毒性:普通物
■有効年限:3年
■包装:100gx60、500gx20

生育期のアブラムシ・コナジラミ・アザミウマ類の基幹防除剤としてご活用ください。
顆粒水溶剤で、調製しやすく汚れがつきにくいので、収穫直前まで使用できます。

  • ベストガードはクロロニコチニル(ネオニコチノイド)系殺虫剤です。高い浸透移行性とトランスラミナー効果を兼ね備え、カメムシ目害虫およびアザミウマ目害虫などに対して高い効果を発揮します。
    また難防除害虫のミカンキイロアザミウマやカメムシ類、コナカイガラムシにも防除効果が認められます。
  • ユニークな殺虫作用:ベストガードは従来の神経系殺虫剤(有機リン剤、カーバメート剤、合成ピレスロイド剤など)とは異なった作用を持ち、既存薬剤抵抗性アブラムシ類、ツマグロヨコバイなどに高い効果を示します。
  • 低薬量で高い活性を持つ:低薬量でアブラムシ類・アザミウマ類・コナジラミ類・ヨコバイ類・ウンカ類・カメムシ類・コナカイガラムシに経口および経皮的に作用し、高い効果を発揮します。
  • 効果の持続性に優れる:効果が長く持続するので経済性・省力性につながります。
  • 浸透移行性・トランスラミナー効果に優れる:浸透移行性に優れるため、未処理部においても高い防除効果がみられます。
    また葉表から葉裏へ成分が移行するトランスラミナー効果も兼ね備えています。
  • 薬害の心配が少なく、多くの作物に利用できる:水稲、野菜、果樹、茶、花き、たばこと幅広い作物に適用を持ち、幼苗期の散布においても薬害の心配が少ない薬剤です。
  • 有用生物・天敵等に対する影響が比較的少ない:ケシカタビロアメンボ成虫(ウンカの天敵)、ツマグロヨコバイタマゴバチ(ツマグロヨコバイの天敵)やケナガカブリダニ(ハダニの天敵)、ケシハネカクシ(ハダニの天敵)などに実用濃度で悪影響がなく、圃場試験観察にてクモ類に対する悪影響もないことが確認されています。
    給桑による蚕に対する影響日数は15日です(散布16日目より給桑可能)。
  • 顆粒タイプの水溶性:水に溶けやすい顆粒状。薬液調製時に粉立ちが少なく散布者への配慮もしています。
    作物に汚れがつきにくい事も特長のひとつです。
  • コンパクトなボトル入り:コンパクトな超軽量ボトル入り。紙ラベルをはがすと容易につぶれ、小さくたたむことができます。
適用作物と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 適用場所 散布液量 ニテンピラムを含む農薬の総使用回数
ウンカ類 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 - 60〜150L/10a 4回以内
ツマグロヨコバイ 2000〜4000倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 - 60〜150L/10a 4回以内
だいこん アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 100〜300L/10a 3回以内
きゅうり アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
コナジラミ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
ミナミキイロアザミウマ 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
すいか アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
コナジラミ類 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
ミナミキイロアザミウマ 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
メロン アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
コナジラミ類 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
ミナミキイロアザミウマ 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
トマト アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
コナジラミ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
アザミウマ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
ミニトマト アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
コナジラミ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
アザミウマ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
ピーマン アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
コナジラミ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
ミナミキイロアザミウマ 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
なす アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、株元散布及び水溶剤の散布は合計3回以内)
コナジラミ類 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、株元散布及び水溶剤の散布は合計3回以内)
ミナミキイロアザミウマ 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、株元散布及び水溶剤の散布は合計3回以内)
とうがらし類 コナジラミ類 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
アスパラガス コナジラミ類 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 3回以内
いちご アブラムシ類 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時の土壌混和は1回以内、散布は3回以内)
チビクロバネキノコバエ 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時の土壌混和は1回以内、散布は3回以内)
モロヘイヤ コナジラミ類 2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 100〜300L/10a 3回以内
ねぎ ネギアザミウマ 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、株元処理及び水溶剤の散布は合計3回以内)
ネギハモグリバエ 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、株元処理及び水溶剤の散布は合計3回以内)
レタス アブラムシ類 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 - 100〜300L/10a 4回以内(但し、定植時までの処理は1回以内、水溶剤の散布は3回以内)
食用べにばな(花) ナモグリバエ 2000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 - 100〜300L/10a 2回以内
せり アブラムシ類 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 水田 100〜300L/10a 3回以内
せり(水耕栽培) アブラムシ類 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 ガラス室等の施設 100〜300L/10a 3回以内
かんきつ アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
アザミウマ類 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
かき チャノキイロアザミウマ 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
なし アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
カメムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
チュウゴクナシキジラミ 1000〜2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
ぶどう アザミウマ類 1000〜2000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
フタテンヒメヨコバイ 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
コナカイガラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
りんご アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
もも アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 - 200〜700L/10a 3回以内
花き類・観葉植物(ポインセチア、きく、ばら、ゆりを除く) コナジラミ類 1000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
きく アブラムシ類 1000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
コナジラミ類 1000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
ミカンキイロアザミウマ 1000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
ばら アブラムシ類 2000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
コナジラミ類 1000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
ミカンキイロアザミウマ 1000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
ゆり アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
コナジラミ類 1000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
ポインセチア コナジラミ類 1000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
チビクロバネキノコバエ 1000倍 散布 発生初期 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
かんしょ コナジラミ類 1000倍 散布 育苗期 3回以内 - 100〜300L/10a 3回以内
ばれいしょ アブラムシ類 1000〜2000倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 - 100〜300L/10a 4回以内
チャノキイロアザミウマ 1000〜2000倍 散布 摘採7日前まで 2回以内 - 200〜400L/10a 2回以内
チャノミドリヒメヨコバイ 1000〜2000倍 散布 摘採7日前まで 2回以内 - 200〜400L/10a 2回以内
たばこ アブラムシ類 2000倍 散布 収穫10日前まで 1回 - 100〜180L/10a 1回
上手な使い方
  • トマト
    1. トマト主要害虫に効果の高いベストガード粒剤の定植時植え穴処理を基本に防除体系を組み立てる。
    2. 低密度トマト黄化萎縮症を引き起こすシルバーリーフコナジラミを徹底防除する。
    3. 主要害虫の発生源となる周辺雑草を防除する。
    4. 施設の横窓・入り口に防虫網を設置する。



ベストガード粒剤・水溶剤(果菜類)での上手な使い方
ベストガード粒剤 ベストガード水溶剤
粒剤を穴の上に処理
土に混和しながら定植
対象害虫を30日以上抑制

(30〜60日)
1000〜2000倍散布
野菜全般:定植時植穴処理土壌混和
育苗期後半のポットへの株元処理
ポットから出してそのまま植え穴に定植
なす:育苗期後半株元処理
収穫間際まで使える
ハダニ増加が少ない
薬害試験、委託試験、展示圃試験にて薬害のなかった事例
なし 豊水、幸水、新水、二十世紀、長二十世紀、長十郎、南水、フレミッシュビューティー、ラフランス、ル・レクチェ、マルゲリットマリーラ、バートレット
もも 川中島白桃、馬場白桃、ゆうぞら、志賀白桃、紅清水、あかつき、大久保、塚平大玉白鳳、川中島白鳳、黄金桃、秀峰、フレーバートップ、ファンタジア、シズクレッド
りんご ふじ、陸奥、千秋、つがる、ジョナゴールド、スターキングデリシャス、北斗、王林、デリシャス系、スターキング
ぶどう 巨峰、ピオーネ、デラウェア、キャンベル・アーリー、マスカット・ベリーA、ネオマスカット、高尾、赤嶺
かんきつ 興津早生温州、高林温州、宮本極早生、菊間中生、早生温州、原口早生、宮内伊予柑、吉田ネーブル、川野夏橙、太田ポンカン、スィートスプリング、青見オレンジ、晩白柚、宮川早生温州、普通温州、普通ハッサク、大津4号
かき 平核無、刀根早生、富有
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • ボルドー液などアルカリ性の強い薬剤との混用はしないでください。(分解)
  • ぶどうに使用する場合、袋かけ直前の散布では果粉が溶脱するおそれがあるので、使用をさけてください。(果粉溶脱)
  • せりに使用する場合は、水田以外での使用はさけてください。
  • せり(水耕栽培)に使用する場合は、本剤を使用した施設からの廃液をかんがい水路、排水路、河川等には絶対に流さず、適切に処理してください。
  • ミツバチに対して影響があるので、以下のことに注意してください。
    1. ミツバチの巣箱およびその周辺にかからないようにしてください。
    2. 受粉促進を目的としてミツバチ等を放飼中の施設や果樹園等では使用をさけてください。
    3. 関係機関(都道府県の農薬指導部局や地域の農業団体等)に対して、周辺で養蜂が行われているかを確認し、養蜂が行われている場合は、関係機関へ農薬使用に係る情報を提供し、ミツバチの危害防止に努めてください。
  • 本剤はマルハナバチに影響があるので注意してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調節してください。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、普及指導センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 本剤の使用に当っては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
  • 蚕に対して影響があるので桑にかからないよう注意してください。かかった場合は15日間給桑しないでください。
安全使用・保管上の注意
  • 散布の際は必ず農薬用マスクなどを着用し、作業後はうがいをしてください。
  • 貯蔵上の注意
    1. 使用後、保管の際は必ずキャップをしてください。
    2. 密封し、直射日光をさけ、食品と区別して低温で乾燥した場所に保管してください。
製造:住友化学(株)