農薬情報>殺菌剤


特長
■種類名:炭酸水素カリウム水溶剤
■有効成分:炭酸水素カリウム・・・80.0%
■性状:類白色水和性粉末
■毒性:普通物
■魚毒性:A類相当
■有効年限:5年
■包装:250gx40袋、500gx20袋
  • うどんこ病・さび病・灰色かび病等のすぐれた防除剤
    うどんこ病などに高い治療効果を示します。
    特に発病初期の散布が効果的です。
    効果は速効的で、カリウムイオンが植物病原菌の細胞に入り込み、細胞内のイオンバランスを崩し、細胞機能に障害を起こし病斑を消滅させます。
  • 人や環境にやさしい
    主成分の炭酸水素カリウムは、食品や医薬品に使用されており、人畜に安全性が高く、本剤の分解物であるカリウムイオンおよび炭酸イオンは広く天
    然に存在しており、環境にやさしい病害防除剤です。
    JAS(日本農林規格)が定める有機農産物にも使用することができます。
  • ミツバチや天敵、魚介類に影響が少ない
    ミツバチや蚕が、本剤のかかった葉を食べたり触れても影響はありません。
    マルハナバチなどの訪花昆虫、チリカブリダニなどの天敵に対しても影響が少なく、天敵利用の防除体系が可能です。
    また、魚介類に対しても影響が少ない薬剤です。
  • 肥料効果も期待できる
    主成分の炭酸水素カリウムは、防除効果を発揮した後、植物に吸収され肥料効果を発揮し、植物の成長を促進します。
    〔肥料登録:生第86632号、肥料の種類:粗製加里塩、保証成分量:水溶性加里 〜37.0%〕。
  • 耐性発達の懸念は少ない
    他剤耐性菌に有効で、耐性菌の出現もほとんどないと考えられ、連続散布が可能です。
  • 使いやすい
    本剤は、マイクロカプセル技術を駆使した水溶剤で、安全性が高く、収穫前日まで使用できます。
    また散布中や散布後に臭いや汚れが少なく、きれいな作物が得られます。
適用病害虫と使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 炭酸水素カリウムを含む農薬の総使用回数
麦類 うどんこ病 500倍 散布 収穫前日まで - 60〜150L/10a -
野菜類(トマト、ミニトマトを除く) うどんこ病 800〜1000倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
さび病 800倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
灰色かび病 800倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
トマト うどんこ病 800〜1000倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
さび病 800倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
灰色かび病 800倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
葉かび病 800倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
ミニトマト うどんこ病 800〜1000倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
さび病 800倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
灰色かび病 800倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
葉かび病 800倍 散布 収穫前日まで - 100〜300L/10a -
りんご うどんこ病 800倍 散布 収穫前日まで - 200〜700L/10a -
ブルーベリー 灰色かび病 800倍 散布 収穫前日まで - 200〜700L/10a -
花き類・観葉植物 うどんこ病 800倍 散布 発病初期 - 150〜500L/10a -
ホップ うどんこ病 800倍 散布 収穫前日まで - 200〜500L/10a -
灰色かび病 800倍 散布 収穫前日まで - 200〜500L/10a -
たばこ うどんこ病 800〜1000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 100〜180L/10a 2回以内

 きゅうりの病害虫防除

 トマトの病害虫防除

 いちごの病害虫防除

 混用事例

カリグリーンの上手な使い方
  • 展着剤を必ず加用してください。
  • 5〜7日間隔で3回散布がより効果的です(たばこは2回)。
  • EBI(DMI)剤などとローテーション散布等がより効果的です。
  • 発病初期(病斑が少し見えはじめた時期)の散布が効果的です。時期を失せず、散布するように注意してください。
  • ベンレート、アリエッティ、アリエッティC、木酢、クエン酸および強酸性の葉面散布剤との混用は避けてください。
  • 接触タイプの治療剤です。菌によく付着するように、十分な量をていねいに散布します。
カリグリーンの効果
カリグリーン散布区
※病斑跡部分の電子顕微鏡写真に胞子や菌糸は死滅している。
対照無散布区(水散布)
※病斑跡部分の電子顕微鏡写真に胞子や菌糸は生きている。
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 使用の際は、展着剤を加用するようにしてください。
  • 病害の発生初期に散布してください。
    なお、多発生の場合は効果が劣ることがありますので、所定範囲の高濃度で使用してください。
  • 散布量は対象作物の生育段階、栽培形態および散布方法に合わせ調製してください。
  • かぼちゃのうどんこ病に使用する場合、効果がやや低いので、多発生時には散布間隔を短くし、十分な散布量を確保してください。
  • メロンに使用する場合、葉に軽微な褐点、もしくは軽い縮葉症状を生じることがあるので、留意してください。
  • 使用にあたっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において、事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
  • ベンレート、アリエッティ、アリエッティC、アリエッティボルドー、アリジマン、木酢、クエン酸、および強酸性の葉面散布剤との混用はさけてください。
安全使用・保管上の注意
  • 眼に対して刺激性があるので眼に入らないよう注意してください。眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当を受けてください。使用後は洗眼してください。
  • 皮膚に対して弱い刺激性があるので皮膚に付着しないように注意してください。付着した場合は直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 魚毒性等
    この登録に係る使用方法では問題ありません。
  • 保管
    密封し、直射日光をさけ、食品と区別して冷涼・乾燥した所に保管してください。
販売 石原バイオサイエンス(株)
OATアグリオ(株)
製造 :東亜合成(株)