農薬情報>殺虫剤>微生物農薬(糸状菌)

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特長
■有効成分:
糸状菌(不完全菌類)ペキロマイセス フモツロセウス・・・20%
Paecilomyces fumosoroseus strain Apopka97
■含有量:1×109CFU/g(1g当たり10億個の生きた胞子が入っていることを示します。)
■包装:100g
糸状菌を利用した最新の微生物農薬「プリファード水和剤」は、 化学農薬のように耐性の心配がなく、IPM(総合的有害生物管理)体型にも 安全に使用できる画期的な製品です。
  • コナジラミ類の全ステージに強力に感染
    昆虫病原性糸状菌(ペキロマイセス フロソロセウス菌)が主成分で、コナジラミ類の全ステージ(卵、幼虫、蛹、成虫)に感染し、とくに、成虫に対しては非常に顕著な効果を発揮します。また、化学薬剤抵抗性個体にも通常に感染します。
  • 人や有用動物、環境にやさしい
    マルハナバチ・ミツバチ・天敵昆虫には影響がありませんので安心して使用できます。また、人体や鳥類、魚類に対しても極めて安全性が高い成分です。
  • 有機農産物のJAS(日本農林規格)に適合
    JASが定める有機農産物にも使用することができます。
    施設栽培の野菜すべてにOK
    使用回数の制限なし
    収穫前日の散布OK
適用害虫及び使用方法
作物名 適用害虫名 希釈倍数 使用量(g/10a) 使用時期 本剤の使用回数 使用方法
野菜類
(施設栽培)
コナジラミ類、ワタアブラムシ 1000倍 200〜300 発生初期 - 散布
混用表
混用や近接散布が可能 混用や近接散布に適さない 混用はできないが近接散布が可能
殺菌剤 殺菌剤 殺菌剤
スミブレンド水和剤
スミレックス水和剤
フルピカフロアブル
ボトキラー水和剤
ポリオキシンAL水溶剤
ポリオキシンAL水和剤
ルビゲン水和剤
ラリー水和剤
アリエッティC水和剤
オーソサイド水和剤
カリグリーン
サプロール乳剤
セイビアーフロアブル
ジマンダイセンフロアブル
ダコニール1000
トリフミン水和剤
リドミルMZ水和剤
ユーパレン水和剤
Zボルドー水和剤
アミスターフロアブル
ゲッター水和剤
ロブラール500アクア
殺虫剤・殺ダニ剤 殺虫剤・殺ダニ剤 殺虫剤・殺ダニ剤
アドマイヤー水和剤
アファーム乳剤
アプロード水和剤
コテツフロアブル
スピノエース水和剤
ダニトロンフロアブル
ダントツ水溶剤
チェス水和剤
トリガード水和剤
粘着くん
バリアード水溶剤
バロックフロアブル
ベストガード水溶剤
マイトコーネフロアブル
マシン油乳剤
マブリック水和剤
モスピラン水溶剤
アグロスリン乳剤
アディオン乳剤
エスマルクDF
カスケード乳剤
ゼンターリ水和剤
テディオン水和剤
トアローCT水和剤
バシレックス水和剤
ハチハチ乳剤
モレスタン水和剤
ロディー乳剤
サンマイトフロアブル
ピラニカEW
展着剤 展着剤
アプローチBI
スカッシュ
特性リノー
アグラー
アイヤー
上手な使い方
「プリファード」を散布し、胞子がコナジラミに感染した後、菌糸の発育に適した環境条件が維持されるとコナジラミの体の表面上にまた胞子が形成され、それが風に乗って飛んで行ってまた感染するという、いわゆる二次感染を起こすこともあり、これは各試験場での試験でも多数、見られており、当然、効果は長く持続することになるので、こういった二次感染により効果を持続させるには、施設内の環境条件をどのように保つかが重要です。
「プリファード」に含まれる糸状菌も生き物であるから生活しやすい環境を整えてやることが必要です。コナジラミに感染した糸状菌の胞子が発芽し菌糸を伸ばしてコナジラミの体内に侵入するには、散布後8時間から10時間にわたってやや施設内の温度を上げて18℃から28℃に保ち、そして湿度80%以上という条件を整えてやることが理想的で、これが優れた効果につながることになります。
こういう使い方をするには、例えば、冬季は暖房機が回ると湿度が下がってしまうので、秋口あるいは春先の、夕方に散布して朝まで施設を閉め切っておける時期に使用するのが適しています。
プリファード散布から効果発現までのメカニズム
  1. 散布によりプリファードの胞子が害虫の体上に付着する。
  2. 胞子が発芽し虫体内に侵入する。
  3. 侵入したプリファードの菌糸は、虫体の体液を養分として急速に増殖し、害虫を死滅させる。
  4. その後条件が良ければ感染した虫体上に胞子が形成され、二次感染効果を期待できる。
【プリファードに感染し、虫体が菌糸で覆われているコナジラミ幼虫】
なお、プリファードは人体・マルハナバチ・天敵には感染しません。
ヨーロッパでは天敵の働きをサポートする目的でも使用されています。
使用上の注意事項
  • 本剤は入手後4〜6℃(冷蔵庫)で保管し、開封後は早めに使い切って下さい。(4〜6℃で6ヶ月間保管できます)
  • 若干、水に溶けにくいということがあるので、散布液を作る場合には、まず本剤の所定量に少量の水(15℃〜20℃)を加えクリーム状になるまでかき混ぜ、高温や直射日光が避けられる場所で2時間程度静置し、この後所定量の水を加え十分に攪拌して下さい。これは懸濁性を向上させるだけでなく、胞子の発芽準備を促し、効果を高める作用があります。またその際展着剤を加えて下さい。
    また、水道水を使用すると、他の昆虫病原性糸状菌製剤と同様に水道水中の塩素の影響により胞子が死滅することがあるので、散布液を作る水は汲み置きをして下さい。
  • 他の殺菌剤との混用はできません。糸状菌の生育に大きな影響を及ぼすことがあり、場合によっては死んでしまうものもあります。ほとんど影響のないものがあることもわかってきましたが、例えば、タコニール、ジマンダイセン等のように総合的防除薬剤として、総合的にどんな菌の侵入も阻止するような殺菌剤は「プリファード」の効果にも影響します。
  • 本剤の効果を十分に発揮させるためには、散布後8〜10時間に亘って施設内を温度18℃〜28℃・相対湿度80%以上に保つことが望ましいため、施設を閉め切ることの出来る条件下で使用して下さい。
  • 散布後の湿度を保持する為に、夕方散布し翌朝まではハウスを閉め切ってください。コンクリート床の養液栽培等のハウスでは、湿度を一時的に高める為に通路に散水することが必要な場合もあります。散布翌日から曇雨天が続く時は、プリファードの使用に最も適しています。散布翌日からの天候を推測して散布することも重要です。
  • コナジラミ類の少発生時から1,000倍液を7日程度の間隔で合計3回散布することが基本的な使用方法です。プリファードの病原性は圃場の諸条件(温度・湿度・害虫ステージの混在)によって大きく変動します。一般の施設では、菌の発育に必要な諸条件が伴わないことが多いので3回連続散布で感染の機会を高めることが必要です。中発生時以降に散布し、菌の生育に好適な環境を維持出来ない場合には害虫が増殖してしまい被害に及ぶことも考えられます。しかし、ある程度発生量が多くても、菌の生育に好適な環境が整えば1回の散布で十分な防除効果が期待できます。
  • 散布は十分な希釈液量を散布して下さい(200〜300リットル/10a)。また、葉裏と生長点に十分にかかるように丁寧に散布して下さい。また本剤の有効成分は生菌ですので、散布液調整後は出来るだけ速やかに散布して下さい。
  • 遅効性で、効果の発現までには7日以上が必要です。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。 なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
製造 :サーモトリロジー社(USA)
輸入元 東海物産株式会社