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特長
■有効成分:スピノサド・・・25.0%
■性状:淡褐色水和性細粒
■毒性:普通物
急性経口毒性 LD50 ラット  ♂♀ 5000mg/kg以上
マウス ♂♀ 5000mg/kg以上
急性経皮毒性 LD50 ラット ♂♀ 2000mg/kg以上
■魚毒性:A類相当
コイ LC50(48時間) 1000ppm以上
ミジンコ LC50(3時間) 40ppm以上
■性状:淡褐色細粒
■有効年限:4年
■包装:100gx20ビン
  • 天然物由来の殺虫剤
    土壌放線菌(Saccharopolyspora spinosa)が産生する活性物質を由来とする全く新しい殺虫剤です。
スピノエース顆粒水和剤は、バージン諸島で発見された土壌放線菌(サッカロポリスポラ スピノサ)から生まれた、新しい殺虫剤です。従来の殺虫剤とは全く異なる作用機作を持つため、薬剤抵抗性の発達により既存薬剤では防除が困難なコナガをはじめアオムシなどに優れた防除効果を発揮します。安全面においても人畜や魚介類に対して優れた選択性を示します。また、環境への負荷が比較的少なく散布後は太陽光線や微生物の働きにより、多様な腐植成分、水、炭酸ガスなどに代謝されます。
 スピノエースの由来
  • 速効性と残効性
    効果の発現は速効的で、散布翌日から高い効果が認められます。残効性にも優れ、通常の条件下では7〜10日以上の効果を示します。
  • 難防除害虫にも高い効果
    アザミウマ類、ハモグリバエ類、ハイマダラノメイガにも高い効果を示します。
  • 抵抗性コナガにも優れた効果
    既存薬剤に抵抗性を発達させたコナガにも高い効果を示します。また、交差抵抗性は認められていません。
  • コナガの各ステージに有効
    コナガを使った試験成績から、蛹を除く全ての発育ステージで優れた効果を示します。
  • 食毒・接触毒効果
    食毒・接触毒ともに効果を示します。相対的には食毒の方がより高い効果があります。
コナガのステージ別及び食毒、接触毒の違いによる感受性の差異
試験方法
食毒
キャベツ葉を所定濃度の薬液に浸漬し、風乾後1〜4齢の各ステージのコナガ幼虫に与え、3日後の死虫率からLC50値を算出

接触毒
所定濃度の薬液を小型の散布筒を用いて直接虫体に散布し、3日後の死虫率(卵については殺卵率)からLC50値を算出
作用特性及び試験成績
コナガに対する防除効果
アオムシに対する防除効果
キャベツ葉上での耐雨性試験
交差抵抗性
温度が効果に及ぼす影響
殺虫スペクトラム
作物に対する薬害試験成績
他剤との混用事例
(社)日本植物防疫協会委託試験成績一覧
米国環境保護貢献賞受賞
スピノエースの成分自身と、その製造過程は環境への影響に充分な配慮がなされて開発された化学製品として、1999年に(米)環境保護局よりグリーンケミストリーとして認定され、栄えある賞に輝きました。
特別栽培農産物で使用可能
スピノエースの成分であるスピノサドは、化学合成農薬ではないため「特別栽培農産物のガイドライン」において、化学合成農薬の総使用回数にはカウントされません。しかし、それぞれの地方自治体が独自に定める農薬使用基準において、カウントすることが求められている場合もありますので、必ず使用計画を立てる際には関係機関に確認してください。また、使用に当たっては、製品ラベルの使用方法(登録作物、対象害虫、使用量、使用時期、使用回数等)を必ず遵守してください。
適用害虫および使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 スピノサドを含む農薬の総使用回数
キャベツ タマナギンウワバ、コナガ、アオムシ、ヨトウムシ 2500〜5000倍 100〜300L/10a 収穫3日前まで 3回以内 散布 3回以内
ハイマダラノメイガ 5000倍
メキャベツ ハスモンヨトウ 5000倍 収穫7日前まで
はくさい コナガ、アオムシ、ハイマダラノメイガ 2500〜5000倍 収穫3日前まで
ヨトウムシ 5000倍
ブロッコリー コナガ、アオムシ 5000倍
だいこん 2500〜5000倍 収穫7日前まで
なす アザミウマ類 2500〜5000倍 収穫前日まで 2回以内 2回以内
オオタバコガ 5000倍
トマト アザミウマ類、オオタバコガ、ハモグリバエ類 5000倍
ししとう アザミウマ類 20000倍
ピーマン 5000倍
オオタバコガ 2500〜5000倍
レタス 2500〜5000倍 収穫3日前まで 3回以内 4回以内(定植前は1回以内、本圃では3回以内)
ヨトウムシ 5000倍
ハモグリバエ類 500〜1000倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm・使用土壌約3L)当り500ml 定植前まで 1回 灌注
非結球レタス オオタバコガ 2500〜5000倍 100〜300L/10a 収穫7日前まで 2回以内 散布 3回以内(定植前は1回以内、本圃では2回以内)
ヨトウムシ 5000倍
ハモグリバエ類 500〜1000倍 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm・使用土壌約3L)当り500ml 定植前まで 1回 灌注
いちご アザミウマ類 5000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 2回以内 散布 2回以内
きゅうり(葉) 10000倍 収穫7日前まで 3回以内 3回以内
きゅうり(花) 10000倍 収穫14日前まで
きゅうり、メロン トマトハモグリバエ、アザミウマ類、ウリノメイガ 5000倍 収穫前日まで 2回以内 2回以内
すいか ミナミキイロアザミウマ 5000倍
ねぎ、わけぎ、あさつき シロイチモジヨトウ 5000倍 収穫3日前まで 3回以内 3回以内
みずな コナガ 5000倍 1回 1回
みつば ハスモンヨトウ 5000倍 収穫7日前まで 2回以内 2回以内
非結球あぶらな科葉菜類(みずな、長崎はくさいを除く) アオムシ、コナガ、アザミウマ類、ハモグリバエ類、ヨトウムシ類、ハイマダラノメイガ 2500〜5000倍 収穫14日前まで
食用ぎく ミカンキイロアザミウマ 10000倍 収穫3日前まで
いちじく アザミウマ類 5000倍 収穫前日まで 1回 1回
アスパラガス 5000倍 2回以内 2回以内
はつかだいこん アオムシ、コナガ 5000倍 収穫14日前まで
非結球メキャベツ ヨトウムシ 5000倍 3回以内 3回以内
にら アザミウマ類 10000倍 収穫前日まで
モロヘイヤ 5000倍 収穫3日前まで
せり 5000倍 収穫前日まで 2回以内 2回以内
クレソン コナガ 5000倍 収穫3日前まで
みょうが(花穂) アザミウマ類 5000倍 収穫前日まで 散布、但し花穂の発生期にはマルチフィルム被覆により散布液が直接花穂に飛散しない状態で使用する
みょうが(茎葉) 5000倍 みょうが(花穂)の収穫前日まで 但し、花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで 散布
セルリー ハモグリバエ類 2500倍 収穫3日前まで 3回以内 3回以内
パセリ ヨトウムシ 2500倍 収穫14日前まで 2回以内 2回以内
しそ科葉菜類 アザミウマ類 10000倍 収穫3日前まで 3回以内 3回以内
しょくようほおずき 10000倍 収穫前日まで
食用金魚草 10000倍 収穫3日前まで
きく(葉) 5000倍
食用なでしこ 10000倍
食用ミニバラ 10000倍 収穫前日まで
つるな 2500倍 収穫3日前まで
さんしょう(葉) アケ゛ハ 10000倍
しそ(花穂) アザミウマ類 10000倍
かぶ ハモグリバエ類 5000倍 収穫前日まで
らっきょう アザミウマ類 2500倍 収穫3日前まで
とうがん 5000倍 収穫前日まで 2回以内 2回以内
よもぎ 5000倍 収穫3日前まで 1回 1回
カリフラワー コナガ 5000倍 3回以内 3回以内
長崎はくさい アオムシ、コナガ、アザミウマ類、ハモグリバエ類、ヨトウムシ類、ハイマダラノメイガ 5000倍 2回以内 2回以内
にんじん ハモグリバエ類 5000倍 3回以内 3回以内
ラズベリー アザミウマ類 5000倍 2回以内 2回以内
ふだんそう ハスモンヨトウ 4000倍
マンゴー チャノキイロアザミウマ 5000倍
甘長とうがらし アザミウマ類 20000倍 収穫前日まで
実えんどう ハモグリバエ類 5000倍
未成熟ささげ アザミウマ類 5000倍
食用へちま ハモグリバエ類 5000倍
すいぜんじな アザミウマ類 5000倍
食用プリムラ、食用カーネーション、食用エキザカム、食用せんにちこう、食用トレニア、食用パンジー 10000倍 収穫3日前まで 3回以内 3回以内
グアバ(葉) バンジロウツノエグリヒメハマキ 2500〜5000倍 収穫14日前まで
ほうれんそう、エンサイ アザミウマ類 5000倍 収穫前日まで 2回以内 2回以内
きく マメハモグリバエ 5000倍 発生初期
オオタバコガ 2500〜5000倍
ミカンキイロアザミウマ 5000倍
上手な使い方
  • 希釈液の調製のしかた
    希釈表 散布水量
    50g 100g 200g 500g
    希釈
    倍数
    2500倍 20g 40g 80g 200g
    5000倍 10g 20g 40g 100g
    スピノエース顆粒水和剤は2500〜5000倍に希釈して使用します。
  • 散布最適期は作物の生育時期から結球時期
    作物への薬害の恐れも少なく、安定した効果が期待できるので、生育時期から結球時期での使用をおすすめします。速効性に優れ、食害を最小限にとどめることができます。
    • 浸透移行性が少ないので、薬液が葉裏まで十分かかるよう丁寧に散布します。
    • 散布液調製後は速やかに散布します。
    • 抵抗性回避のため、1作1回の散布にとどめ、ローテーション防除を心がけます。
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせて散布量を調節してください。
  • 葉裏にもよくかかるように散布してください。
  • 蚕に長期間毒性があるので、付近に桑園がある所では使用しないでください。
  • 散布時はミツバチ及び巣箱に直接かからないようにしてください。
    【ミツバチに対する影響】
     散布2日後(中1日あけること)導入可能です。
     (マルハナバチは散布3日後導入可能です。)
     ※5000倍散布
  • 使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、とくに初めて使用する場合は、病害虫防除所など関係機関の指導を受けることをおすすめします。
  • 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤をはじめて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用してください。 なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けてください。
安全使用上の注意
  • 眼に入らないように注意してください。眼に入った場合は直ちに水洗し、眼科医の手当てを受けてください。使用後は洗眼してください。
  • 皮膚に付着しないように注意してください。皮膚についた場合は直ちに石けんでよく洗い落としてください。
  • 散布器具・容器の洗浄水は、河川などに流さないでください。空容器・空袋などは環境に影響を与えないよう適切に処理してください。
製造・販売 ダウ・ケミカル日本(株)
販売 日産化学工業(株)