農薬情報>殺虫剤>ネオニコチノイド系チアニコチニル


ダントツ水溶剤ダントツ箱粒剤ダントツ粉剤DLも参考にして下さい。
特長
■種類名:クロチアニジン粒剤
■有効成分:クロチアニジン・・・0.5%
■毒性:普通物
急性経口毒性(LD50) ラット♂♀>5000mg/kg
急性経皮毒性(LD50) ラット♂♀>2000mg/kg
眼一次刺激性 ウサギ 陰性
皮膚一次刺激性 ウサギ 陰性
皮膚感作性 モルモット 陰性
■魚毒性:A類
マゴイ(LC50) >100ppm(24h)
タマミジンコ(LC50) >100ppm(24h)
■有用生物に対する影響
ミツバチ(いちご) 2g/株の定植時植穴処理で、開花期(45日後)導入影響なし
1g/株の生育期株元処理で、開花期(26日後)導入影響なし
マルハナバチ(トマト) 2g/株の定植時植穴処理で、定植21日後導入影響なし
ダントツは、クロロチアゾール基をもつ新しいタイプのネオニコチノイド系殺虫剤で、従来のクロロニコチニル系化合物とは構造的に異なる「クロチアニジン(試験名:TI-435)」を有効成分とする殺虫剤です。
ダントツは、半翅目、双翅目、甲虫目、鱗翅目、アザミウマ目、直翅目の各種害虫に効果を発揮し、低温度で幅広い殺虫スペクトラムを発揮するという特長を有しております。
今回登録(H14/4/24)となりましたダントツ剤は、「ダントツ水溶剤(果樹・野菜・茶・水稲・花卉)」、「ダントツ粒剤(野菜・花卉)」、「ダントツ粉剤DL(水稲)」です。
なお、「デラウスダントツ箱粒剤(水稲箱処理)」につきましても、近日中に登録の予定です。
  • 新しい作用性
    新しいタイプのネオニコチノイド系殺虫剤で、従来のクロロニコチニル系薬剤とは構造的に異なるので、より幅広い害虫に低濃度で高い殺虫活性を示します。既存薬剤に抵抗性を発達させたアブラムシ等にも高い効果を示します。
  • 幅広い殺虫スペクトラム
    アブラムシ、コナジラミ、スリップスに加え、難防除害虫のマメハモグリバエに対して、茎葉散布でも土壌処理でも優れた防除効果を発揮します。
  • 優れた浸透移行性
    葉裏や新しく展開してくる葉に寄生するアブラムシ類に対して、優れた効果を示します。
  • 長い残効性
    1〜2ヶ月程度効果が持続します。
  • 使いやすい
シルバーリーフコナジラミ ワタアブラムシ ミナミキイロアザミウマ マメハモグリバエ モモアカアブラムシ
マメハモグリバエ被害
ダントツは、マメハモグリバエに対してダントツ水溶剤の散布でも、ダントツ粒剤の定植時処理や生育期株元散布でも高い防除効果を示します。
適用作物・害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫名 使用量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 クロチアニジンを含む農薬の総使用回数
ウンカ類、ツマグロヨコバイ、ニカメイチュウ 3kg/10a 収穫7日前まで 3回以内 散布 4回以内(移植時までの処理は1回以内、本田での散布、空中散布、無人ヘリ散布は合計3回以内)
カメムシ類 3〜4kg/10a
稲(箱育苗) イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ、イネヒメハモグリバエ 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱当り50g 移植3日前〜移植当日 1回 育苗箱の苗の上から均一に散布する。
きゅうり アブラムシ類、コナジラミ類、ミナミキイロアザミウマ 1g/株 育苗期後半 株元処理 4回以内(育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)
アブラムシ類、コナジラミ類 1〜2g/株 定植時 植穴処理土壌混和
ミナミキイロアザミウマ 2g/株
アブラムシ類 1〜2g/株 定植後 但し、収穫前日まで 3回以内 株元散布
すいか アブラムシ類、ミナミキイロアザミウマ 1〜2g/株 定植時 1回 植穴処理土壌混和 4回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は3回以内)
メロン アブラムシ類 1g/株 育苗期後半 株元処理 4回以内(育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)
コナジラミ類 1g/株
1g/株 定植時 植穴処理土壌混和
アブラムシ類 1〜2g/株
ミナミキイロアザミウマ、トマトハモグリバエ 2g/株
アブラムシ類 1〜2g/株 定植後 但し、収穫前日まで 3回以内 株元散布
なす アブラムシ類、コナジラミ類 1g/株 育苗期後半 1回 株元処理
1g/株 定植時 植穴処理土壌混和
マメハモグリバエ 1g/株
コナジラミ類 1g/株
アブラムシ類 1〜2g/株 定植後 但し、収穫前日まで 3回以内 株元散布
トマト、ミニトマト アブラムシ類、コナジラミ類 1g/株 育苗期 1回 株元処理 4回以内(育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布及び定植後の株元散布は合計3回以内)
アブラムシ類、コナジラミ類、マメハモグリバエ 1〜2g/株 定植時 植穴処理土壌混和
トマトハモグリバエ 2g/株
アブラムシ類 1〜2g/株 定植後 但し、収穫前日まで 3回以内 株元散布
だいこん 3〜6kg/10a は種時 1回 播溝処理土壌混和 3回以内(は種時の土壌混和は1回以内、は種後は2回以内)
レタス 0.5g/株 育苗期後半 株元処理 3回以内(育苗期の株元処理は1回以内、散布は2回以内)
キャベツ アブラムシ類、ハイマダラノメイガ 0.25g/株 は種時 覆土後セル成型育苗トレイまたはペーパーポットの上から散布する 3回以内(は種時の散布、育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内)
ネキリムシ類、コナガ、アオムシ、アブラムシ類、ネギアザミウマ、ハイマダラノメイガ 0.5g/株 育苗期後半 株元処理
アブラムシ類 1g/株 定植時 植穴処理土壌混和
ハイマダラノメイガ 1〜2g/株
コナガ、アオムシ 2g/株
かぼちゃ アブラムシ類 1〜2g/株 4回以内(定植時の土壌混和は1回以内、散布は3回以内)
ねぎ(露地栽培) ネギアザミウマ、ネギハモグリバエ 3〜6kg/10a 収穫21日前まで 2回以内 株元散布 4回以内(植付時の植溝処理は1回以内、株元散布は2回以内)
6kg/10a 植付時 1回 植溝処理
あさつき(露地栽培)、わけぎ(露地栽培) 3〜6kg/10a 収穫21日前まで 2回以内 株元散布 2回以内
ばれいしょ アブラムシ類 6kg/10a 植付時 1回 植溝処理土壌混和 4回以内(植付時の土壌混和は1回以内、植付後は3回以内)
かんしょ コガネムシ類 6〜9kg/10a 植付前〜植付時 作条処理土壌混和 1回
アブラムシ類 6kg/10a 育苗期 株元処理
ピーマン 1g/株 育苗期後半 3回以内(育苗期の株元処理及び定植時の土壌混和は合計1回以内、散布は2回以内)
1g/株 定植時 植穴処理土壌混和
いちご 1g/株 1回
かんきつ(苗圃) ミカンハモグリガ 10〜20g/樹 育苗期 3回以内 株元散布 3回以内
れんこん クワイクビレアブラムシ 4〜6kg/10a 収穫7日前まで 湛水散布
さとうきび ハリガネムシ類 4〜6kg/10a 植付時 1回 植溝処理土壌混和 1回
げっきつ ミカンキジラミ 30〜40g/株 発生初期 4回以内 生育期株元散布 4回以内
ブロッコリー アブラムシ類、ハイマダラノメイガ 0.25g/株 は種時 1回 覆土後セル成型育苗トレイまたはペーパーポットの上から散布する 4回以内(は種時の散布、育苗期の株元処理及び定植時の植穴処理土壌混和は合計1回以内、散布は3回以内)
0.5g/株 育苗期後半 株元処理
コナガ 0.5g/株
アオムシ 0.5g/株
ハイマダラノメイガ 0.5g/株
アブラムシ類 1g/株 定植時 植穴処理土壌混和
コナガ、アオムシ、ハイマダラノメイガ 2g/株
非結球レタス アブラムシ類 0.5g/株 育苗期後半 株元処理 3回以内(育苗期の株元処理は1回以内、散布は2回以内)
セルリー 2g/株 定植時 植穴処理土壌混和 1回
だいず 6kg/10a は種時 播溝処理土壌混和 4回以内(は種時の土壌混和は1回以内、散布は3回以内)
らっきょう ネギアザミウマ 6kg/10a 収穫21日前まで 2回以内 株元散布 2回以内
ばら アブラムシ類 6kg/10a 発生初期 4回以内 生育期株元散布 4回以内
1〜2g/株
ミカンキイロアザミウマ 2g/株
きく アブラムシ類 6kg/10a
1g/株
マメハモグリバエ、アザミウマ類 2g/株
カーネーション アブラムシ類 6kg/10a
1g/株
試験成績
マメハモグリバエ(きく)
オンシツコナジラミ(きゅうり)
ミナミキイロアザミウマ(メロン)
残効性
浸透移行性
防除マニュアル
使用上の注意事項
  • 稲(箱育苗)に使用する場合は次の注意をお守り下さい。
    • 育苗箱の上から均一に散布し、葉に付着した薬剤を払い落とし、そのまま田植機にかけて移植して下さい。
    • 軟弱徒長苗、むれ苗、移植適期を過ぎた苗などには薬害を生じるおそれがあるので注意して下さい。
    • 誤って過剰に使用したり、本剤使用後4日以上移植せずに育苗箱中におくと葉枯れなどの薬害を生じることもあるので、所定の使用量、使用時期、使用方法を厳守して下さい。
    • 本田の整地が不均整な場合は薬害を生じやすいので、代かきはていねいに行い、移植後田面が露出したりしないように注意して下さい。移植後は直ちに入水し、水深2〜3p程度を保ち浅水はさけて下さい。
  • 水稲の本田(3p前後の湛水とする)及びれんこんに使用する場合、田面に均一に散布し、散布後4〜5日間は湛水状態を保ち、散布後7日間は落水、かけ流しはしないで下さい。
  • 蚕に対して影響があるので、桑に付着するおそれのある場所では使用を避けて下さい。
  • ミツバチを放飼している地域では使用をさけてください。
  • マルハナバチを利用する場合、本剤使用後20日目ごろより後に導入して下さい。ただし、影響日数は環境条件により多少変動する場合があるので注意して下さい。
  • キャベツに使用する場合は、薬害を生じるおそれがあるので使用量を厳守してください。
  • キャベツのは種時に使用する場合は、薬害が生じる場合があるので覆土後に使用し、覆土前の使用はさけてください。
  • 薬剤を株単位で使用する場合には、10a当り25kgを超えないように適用の範囲内で単回使用量を調整してください。
  • かんきつに使用する場合は、今期に収穫の見込みのない苗木使用し、散布後軽く散水してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合には、病害虫防除所など関係機関の指導を受けて下さい。
  • 街路、公園等で使用する場合は、使用中及び使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう網囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払ってください。
製造: 住友化学(株)
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