- 本剤はコナジラミ類に寄生する天敵オンシツツヤコバチの寄生蛹(マミー)をカードに張り付けた製剤である。
- オンシツツヤコバチの生存日数は短いので、入手後直ちに使用し、使いきる。
- カードは25〜30株当たり1カードの割合で枝等に吊り下げて放飼する。
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- コナジラミ類の生息密度が高くなってからの放飼は十分な効果が得られないことがあるので、これらの害虫がまだ低密度で散見され始めたときに最初の放飼をする。
- 天敵としてオンシツツヤコバチが有効な密度(1株当たり約2頭)を保つため、オンシツコナジラミとタバココナジラミの発生初期より1〜2週間間隔で圃場全面に放飼することが望ましい。
- オンシツツヤコバチの活動に影響を及ぼすおそれがあるので、本剤の放飼前後の薬剤散布は避ける。
- 本剤の使用に当たっては、使用量、使用時期、使用方法を誤らないよう注意し、特に初めて使用する場合は、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
- 適用作物群に属する作物又はその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用する。なお、農業改良普及センター、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましい。
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