農薬情報>殺菌剤


特長
種類名 イプロジオン水和剤
有効成分 イプロジオン・・・50%
性状 類白色水和性粉末 45μm以下
毒性 普通物
安全性 製品安全データシートバイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)
有効年限 4年
包装 100g×25袋×4箱 500g×20袋
作用機構分類 FRAC 2(E3)[イプロジオン]
  • 各種作物の主要病害に卓効を示します。
    野菜・果樹のアルタナリア属菌、ボトリチス属菌、スクレロチニア属菌、モニリア属菌や ヘルミントスポリウム属菌、カーブラリア属菌などによる重要病害に卓効を示します。
  • 適期防除で優れた効果があります。
    本剤は持続効果が長く、早めの防除で的確な予防効果を発揮します。
  • 各種耐性菌に有効です。
    ベンズイミダゾール系殺菌剤、ポリオキシン剤の耐性菌が問題になっている灰色かび病、 斑点落葉病、黒斑病、灰星病などに高い効果を発揮します。
  • 作物により常温煙霧による使用も可能です。
  • 常温煙霧による使用も可能

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(製造・販売元 バイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)

適用病害名及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数・使用量 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 適用場所 散布液量 イプロジオンを含む農薬の総使用回数
はとむぎ 葉枯病 1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 60〜150L/10a 3回以内
葉枯病 8倍 無人航空機による散布 収穫21日前まで 3回以内 3.2L/10a 3回以内
野菜類 アルタナリア菌による病害 種子重量の0.5% 種子処理機による種子粉衣 は種前 1回 - 1回
ばれいしょ 菌核病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種いも散布は1回以内)
黒あざ病 125倍 種いも散布 植付前 1回 3L/種いも100kg 4回以内(但し、種いも散布は1回以内)
夏疫病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種いも散布は1回以内)
ごぼう 菌核病 1000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
てんさい 葉腐病 500〜1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
にんじん 黒葉枯病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
黒葉枯病 種子重量の0.5% 種子粉衣 は種前 1回 - 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
斑点病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
薬用にんじん 灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
斑点病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
たまねぎ 黒斑病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色腐敗病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
葉たまねぎ 黒斑病 1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
灰色かび病 1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
灰色腐敗病 1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
食用ゆり 葉枯病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
らっきょう 灰色かび病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
あさつき 黒斑病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
小菌核腐敗病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
ボトリチス葉枯症 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
ねぎ 黒斑病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
白絹病 500〜1000倍 株元灌注 収穫14日前まで 3回以内 1L/m² 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
小菌核腐敗病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
小菌核腐敗病 500倍 株元灌注 収穫14日前まで 3回以内 0.5〜1L/m² 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
ボトリチス葉枯症 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
わけぎ 黒斑病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
小菌核腐敗病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ボトリチス葉枯症 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
あずき 菌核病 1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
いんげんまめ 菌核病 500〜1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
だいず 菌核病 1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
らっかせい 灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
えだまめ 菌核病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 1000倍 散布 収穫30日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
さやえんどう 灰色かび病 1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
実えんどう 灰色かび病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
未成熟ささげ 灰色かび病 1500倍 散布 収穫前日まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
未成熟そらまめ 赤色斑点病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
きゅうり 菌核病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
つる枯病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
灰色かび病 200g/10a 常温煙霧 収穫前日まで 4回以内 温室、ガラス室、ビニールハウス等の密閉できる場所 5L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
ズッキーニ 灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
すいか 菌核病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
つる枯病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
メロン 菌核病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
つる枯病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
漬物用メロン 菌核病 1000倍 散布 収穫14日前まで 1回 100〜300L/10a 2回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は1回以内)
つる枯病 1000倍 散布 収穫14日前まで 1回 100〜300L/10a 2回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は1回以内)
トマト 灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 200g/10a 常温煙霧 収穫前日まで 3回以内 温室、ガラス室、ビニールハウス等の密閉できる場所 5L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
斑点病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
輪紋病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
ミニトマト 灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 200g/10a 常温煙霧 収穫前日まで 3回以内 温室、ガラス室、ビニールハウス等の密閉できる場所 5L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
斑点病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
輪紋病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
なす 褐色斑点病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
菌核病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
黒枯病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
すすかび病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
ピーマン 菌核病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
とうがらし類(ししとうを除く) 灰色かび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
ししとう 灰色かび病 2000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
のざわな 菌核病 1000倍 散布 収穫35日前まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
畑わさび 墨入病 1000倍 定植時に20時間苗浸漬し、更に定植後に灌注する。 定植時 1回 - 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、苗浸漬は1回以内、定植後は3回以内)
墨入病 500倍 定植時に20時間苗浸漬し、更に定植後に灌注する。 定植後(但し、収穫30日前まで) 3回以内 3L/m² 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、苗浸漬は1回以内、定植後は3回以内)
みずな 菌核病 1000倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
非結球はくさい 白斑病 1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
キャベツ 株腐病 1000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
菌核病 1000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
はくさい 菌核病 1000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
黒斑病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
白斑病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
あしたば 葉枯病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
みつば(軟化栽培) 菌核病 1000倍 散布 根株養成期 地上部切り取り前(但し、収穫35日前まで) 2回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、散布は2回以内、土壌灌注は1回以内)
菌核病 1000倍 土壌灌注 伏込時(但し、収穫30日前まで) 1回 2L/m² 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、散布は2回以内、土壌灌注は1回以内)
レタス 菌核病 1000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
すそ枯病 1000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
非結球レタス 菌核病 1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
すそ枯病 1000倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫21日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
葉ごぼう 菌核病 1000倍 散布 収穫30日前まで 2回以内 100〜300L/10a 3回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は2回以内)
しそ 菌核病 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
バジル 菌核病 2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
アスパラガス 褐斑病 2000倍 散布 収穫前日まで 5回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は5回以内)
茎枯病 2000倍 散布 収穫前日まで 5回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は5回以内)
斑点病 2000倍 散布 収穫前日まで 5回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は5回以内)
うど 菌核病 1000倍 土壌灌注 伏せ込み時(但し、収穫21日前まで) 1回 6L/m² 4回以内(但し、散布は3回以内、土壌灌注は1回以内)
黒斑病 1000倍 散布 根株養成期(但し、収穫50日前まで) 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、散布は3回以内、土壌灌注は1回以内)
くきちしゃ 菌核病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
すそ枯病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
いちご 菌核病 1500倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
黒斑病 1500倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
灰色かび病 1500倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 5回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は4回以内)
オクラ 黒斑病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
灰色かび病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子粉衣は1回以内、は種後は3回以内)
なし 黒斑病 1000〜1500倍 散布 収穫14日前まで 5回以内 200〜700L/10a 5回以内
びわ 灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
おうとう 黒かび病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰星病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
もも 灰星病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ホモプシス腐敗病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ネクタリン 灰星病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ホモプシス腐敗病 1000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
あんず 灰星病 1000〜1500倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
うめ 灰色かび病 1000〜1500倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
環紋葉枯病 1000〜1500倍 散布 収穫45日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
すもも 灰星病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ぶどう 黒とう病 1000倍 散布 開花期〜幼果期(但し、収穫60日前まで) 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
白腐病 1000〜1500倍 散布 開花期〜幼果期(但し、収穫60日前まで) 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 開花期〜幼果期(但し、収穫60日前まで) 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
灰色かび病 200g/10a 常温煙霧 開花期〜幼果期(但し、収穫60日前まで) 3回以内 温室、ガラス室、ビニールハウス等の密閉できる場所 6L/10a 3回以内
食用桑(果実) 菌核病 1000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
マンゴー 灰色かび病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
キウイフルーツ 果実軟腐病 1000〜1500倍 散布 収穫前日まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
貯蔵病害(灰色かび病) 1500〜2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 開花期〜落花期 4回以内 200〜700L/10a 4回以内
花き類 アルタナリア菌による病害 種子重量の0.5% 種子処理機による種子粉衣 は種前 1回 - 1回
スターチス 灰色かび病 1000〜1500倍 散布 - 8回以内 100〜300L/10a 8回以内(但し、種子粉衣は1回以内)
りんどう 苗腐敗症(アルタナリア菌) 1000倍 散布 本葉展開直後〜定植前 2回以内 100〜300L/10a 2回以内(但し、種子浸漬は1回以内)
苗腐敗症(アルタナリア菌) 250〜500倍 48時間種子浸漬 は種前 1回 - 2回以内(但し、種子浸漬は1回以内)
葉腐病(ブラウンパッチ) 1000〜1500倍 散布 発病初期 8回以内 1L/m² 8回以内
ヘルミントスポリウム葉枯病 1000〜1500倍 散布 発病初期 8回以内 1L/m² 8回以内
西洋芝(ベントグラス) ダラースポット病 1000〜1500倍 散布 発病初期 8回以内 1L/m² 8回以内
日本芝 葉腐病(ラージパッチ) 1000〜1500倍 散布 発病初期 8回以内 1L/m² 8回以内
灰色かび病 1000〜1500倍 散布 摘採21日前まで 2回以内 200〜400L/10a 2回以内
たばこ 菌核病 1500〜2000倍 株元灌注 大土寄時 1回 200mL/株 1回

ロブラール水和剤の製品カタログ (バイエルクロップサイエンス(株)へのリンク)

使い方のポイント
  • 野菜の灰色かび病の例
    • 灰色かび病菌( Botrytis cinerea)は、なす、いちご、きゅうり、トマトなどの果菜類だけでなく、豆類、果樹など数多くの作物に感染、発病させる病原菌です。
    • 灰色かび病菌は低温・多湿条件で急激に増加し、また感染発病が長期間にわたるのが特徴です。このため、どうしても薬剤散布の回数が多くなり、菌そのものの性質も相まって 耐性菌が発生しやすくなっています。
  • 発生をおさえる。まん延を防ぐ。これが防除のカナメ。
    1. 栽培環境に気を配り、たとえば受精後の雌花の花弁や雄花は早めに摘みとり、伝染源となる罹病果・茎葉はすみやかに除去し、焼却を実行するなどして灰色かび病の発生条件を少なくするように努めてください。
    2. 予防的散布(早めの散布)が基本です。
      作物の感染箇所を取り除く。
      発病前や発病初期からの予防的散布で早め早めに防除する。
    3. 同一薬剤の多用はさけ、異なる薬剤グループを組み合わせて使用してください。
      【Aグループ】 【Bグループ】 【Cグループ】
      ロブラール水和剤
      スミレックス水和剤
      スミブレンド水和剤(混合剤)
      これらの成分を含む混合剤、くん煙剤、フロアブル剤等
      ベンレート水和剤
      トップジンM水和剤
      ゲッター水和剤(混合剤)
      これらの成分を含む混合剤等
      ユーパレン水和剤
      ダコニール1000
      ポリオキシン水和剤
      ポリベリン水和剤(混合剤)等
      ※使用に当たっては、地区の指導に従ってください。
使用上の注意
効果・薬害などの注意
  • 本剤の所定量に少量の水を加えて糊状にねり、のち所要量の水を加え、十分かきまぜて散布液を調製して下さい。
  • 散布液調製後はできるだけ速やかに散布して下さい。
  • ボルドー液、石灰硫黄合剤との混用は避けて下さい。
  • 使用の際は展着剤を加用して下さい。
  • 畑わさびの墨入病に使用する場合、定植時に20時間苗浸漬した後、さらに定植後に1u当り3Lを約30日間隔で3回散布して下さい。
  • ぶどうに使用する場合、果実肥大期以降の散布は、果実に汚染を生ずる恐れがありますので避け、開花〜幼果期までにして下さい。
  • すいかに使用する場合、草勢が弱っている時の散布は薬害を生ずる恐れがありますので注意して下さい。
  • 薬剤耐性菌の出現を防ぐため、過度の連用を避けてなるべく作用性の異なる薬剤と組み合わせ輪番で使用して下さい。
  • みつばに使用する場合、伏込前または土寄せ前に切り取った地上部を食用に供さないで下さい。
  • ハウスなどの常温煙霧として使用する場合、以下の事に注意して下さい。
    1. 専用の常温煙霧機により所定の方法で煙霧して下さい。とくに常温煙霧装置の選定および使用に当っては病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
    2. 作業はできるだけ夕刻に行い、作業終了後6時間以上密閉して下さい。
    3. 定植直後や幼苗、軟弱苗など草勢の弱っている時は、薬害を生ずる恐れがありますので使用は避けて下さい。
    4. ぶどうに使用する場合、巨峰以外の品種では薬害を生ずる恐れがありますので注意して下さい。
  • 本剤を無人航空機による散布に使用する場合は次の注意事項を守って下さい。
    1. 散布は散布機種の散布基準に従って実施して下さい。
    2. 散布に当っては散布機種に適合した散布装置を使用して下さい。
    3. 散布中、薬液の漏れのないように機体の散布配管その他散布装置の十分な点検を行って下さい。
    4. 周辺に栽培されている作物に飛散しないよう十分注意して下さい。
    5. 散布薬液の飛散による他の分野への影響に注意して、散布地域の選定に注意し、散布区域内の諸物件に十分留意して下さい。
    6. 散布終了後は次の項目を守って下さい。
      1. 使用後の空袋は放置せず、安全な場所に廃棄して下さい。
      2. 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。
      3. 機体の散布装置は十分洗浄すること。また、薬液タンクの洗浄廃液は河川等に流さないで下さい。
  • 蚕に対して影響がありますので、桑に使用後15日間は蚕に桑葉を給餌しないで下さい。
  • 適用作物群に属する作物またはその新品種に本剤を初めて使用する場合は、使用者の責任において事前に薬害の有無を十分確認してから使用して下さい。なお、病害虫防除所等関係機関の指導を受けることが望ましいです。
安全使用・保管上の注意
  • 本剤は眼に対して刺激性がありますので、眼に入らないよう注意して下さい。眼に入った場合には直ちに水洗し、眼科医の手当を受けて下さい。
  • 使用の際は不浸透性手袋などを着用して下さい。使用後は洗眼して下さい。
  • 常温煙霧においては、薬剤処理中はハウス内へ入らないで下さい。また、薬剤処理終了後はハウスを開放し、十分換気した後に入室して下さい。
  • 公園等で使用する場合は、使用中および使用後(少なくとも使用当日)に小児や使用に関係のない者が使用区域に立ち入らないよう縄囲いや立て札を立てるなど配慮し、人畜等に被害を及ぼさないよう注意を払って下さい。
  • 水産動植物(魚類・甲殻類)に影響を及ぼすおそれがありますので、河川、養殖池等に飛散、流入しないよう注意して使用して下さい。
  • 無人航空機による散布で使用する場合は、飛散しないよう特に注意して下さい。
  • 使用残りの薬液が生じないように調製を行い、使いきって下さい。散布器具および容器の洗浄水は、河川等に流さないで下さい。また、空容器、空袋等は水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
  • 浸漬後の薬液は、河川等に流さず、水産動植物に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
  • 直射日光を避け、なるべく低温な場所に密封して保管して下さい。
  • 漏出時は、保護具を着用し掃き取り回収して下さい。
  • 火災時は、適切な保護具を着用し消化剤等で消化に努めて下さい。
  • 移送取扱いは、ていねいに行って下さい。
製造: バイエルクロップサイエンス(株)