農薬情報>殺菌剤


特長
■種類名:シアゾファミド水和剤(ISO申請中)
■有効成分:シアゾファミド・・・9.4%(w/w)[10.0%(w/v)]
■性状:類白色懸濁液
■毒性:普通物
■魚毒性:A類相当
■有効年限:3年
■包装::100ml×60本、500ml×20本
安全性
  1. 藻菌類病害に優れた効果。
    べと・疫病など藻菌類病害とアブラナ科作物の根こぶ病に対し、卓越した高い防除効果を示します。
    ランマンフロアブルの抗菌スペクトラム
  2. 低い処理濃度で優れた病害防除効果。
    実用濃度は50〜100ppm(2000〜1000倍希釈)です。これは、既存のべと・疫病剤に比較して最も低い処理濃度であり、農薬総使用量の低減に貢献します。
    ランマンフロアブルの基本活性(ポット試験)
  3. 優れた残効性と耐雨性。
    残効性
    耐雨性
  4. 病原菌の全ての生育ステージを低濃度で阻害。
    疫病菌のばれいしょでの生活環とランマンの作用部位
  5. 次世代菌密度低減効果(サニテーション効果)。
    予防効果主体の薬剤ですが、胞子(遊走子)のう形成阻害作用に優れ、次世代の菌密度を効率的に抑えます。その結果、未感染葉(上位葉)への病害進展を防ぎ、予防効果を超えた優れた防除効果を示します。
    サニテーション効果
  6. 既存剤と異なる新規な作用機作。
    新規な化合物グループ(シアノイミダゾール)の殺菌剤です。既存薬剤(フェニルアマイド系、ストロビルリン系)が効きにくくなった耐性菌にも優れた効果を示し、耐性菌管理に有用な薬剤です。
    作用機作
  7. 作物に対する薬害が極めて少ない。
    適用作物はもちろん、適用外の各種作物にも薬害事例はなく、極めて安全性の高い薬剤です。
    適用作物に対する高薬量薬害試験
    適用外の各種作物に対する薬害試験
  8. 果面の汚れや、果粉溶脱が少ない。
    影響が少ないとされる既存薬剤と同程度で、収穫物の品質を損ないません。
    果面の汚れおよび果粉溶脱
  9. 有用生物や、ワイン発酵酵母に対する影響がほとんどない。
    マルハナバチ、ミツバチなどの花粉媒介昆虫やオンシツツヤコバチ、チリカブリダニなどの天敵類にも影響はほとんどなく、総合防除(IPM)に適合した薬剤です。また、ワイン醸造への影響はありません。
    有用生物や、ワイン発酵菌に対する影響
  10. 各種の殺虫剤や殺菌剤との混用、近接散布が可能。
    ランマンフロアブルの混用適否表
  11. 人畜・魚介類に対して、極めて優れた安全性。
    人畜毒性は普通物、魚毒性もA類相当と非常に安全性に優れた薬剤です。今後、多くの作物分野への適用拡大が期待されます。
適用病害及び使用方法
作物名 適用病害虫 希釈倍数 使用方法 使用時期 本剤の使用回数 散布液量 シアゾファミドを含む農薬の総使用回数
稲(箱育苗) 苗立枯病(ピシウム菌) 1000倍 土壌灌注 発芽後〜緑化期 1回 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり0.5L 1回
苗立枯病(ピシウム菌) 1000倍 土壌灌注 は種時 1回 育苗箱(30×60×3cm、使用土壌約5L)1箱あたり0.5L 1回
小麦 褐色雪腐病 1000倍 散布 根雪前 3回以内 100L/10a 3回以内
褐色雪腐病 250倍 散布 【ブームスプレイヤー】 根雪前 3回以内 25L/10a 3回以内
褐色雪腐病 8倍 無人ヘリコプターによる散布 根雪前 3回以内 0.8L/10a 3回以内
かぶ 白さび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、は種時の灌注は1回以内、散布は3回以内)
根こぶ病 2000倍 灌注 は種時 1回 2L/m² 4回以内(但し、は種時の灌注は1回以内、散布は3回以内)
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、は種時の灌注は1回以内、散布は3回以内)
キャベツ 根こぶ病 2000倍 灌注 収穫14日前まで 1回 250ml/株 6回以内(但し、育苗期の灌注は1回以内、本圃での灌注は1回以内、散布は4回以内)
根こぶ病 500倍 灌注 定植前日〜当日 1回 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約2.5〜7L)あたり2L 6回以内(但し、育苗期の灌注は1回以内、本圃での灌注は1回以内、散布は4回以内)
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 4回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、育苗期の灌注は1回以内、本圃での灌注は1回以内、散布は4回以内)
だいこん 白さび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ワッカ症 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
はつかだいこん 白さび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
ワッカ症 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
畑わさび 白さび病 2000倍 散布 収穫7日前まで 2回以内 150〜300L/10a 2回以内
はくさい 根こぶ病 500倍 灌注 定植前日〜当日 1回 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約2.5〜7L)あたり2L 6回以内(但し、育苗期の灌注は1回以内、本圃での灌注は1回以内、散布は4回以内)
根こぶ病 2000倍 灌注 収穫14日前まで 1回 250ml/株 6回以内(但し、育苗期の灌注は1回以内、本圃での灌注は1回以内、散布は4回以内)
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 4回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、育苗期の灌注は1回以内、本圃での灌注は1回以内、散布は4回以内)
ピシウム腐敗病 2000倍 散布 収穫3日前まで 4回以内 100〜300L/10a 6回以内(但し、育苗期の灌注は1回以内、本圃での灌注は1回以内、散布は4回以内)
ブロッコリー 根こぶ病 500倍 灌注 定植前日〜当日 1回 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約2.5〜7L)あたり2L 4回以内(但し、灌注は1回以内、散布は3回以内)
べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、灌注は1回以内、散布は3回以内)
わさび 白さび病 2000倍 散布 畑育苗期 2回以内 150〜300L/10a 2回以内
非結球あぶらな科葉菜類 白さび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
なばな類(なばなを除く) 白さび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
なばな 白さび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、灌注は1回以内、散布は3回以内)
根こぶ病 500倍 灌注 定植前日〜当日 1回 セル成型育苗トレイ1箱またはペーパーポット1冊(30×60cm、使用土壌約2.5〜7L)あたり2L 4回以内(但し、灌注は1回以内、散布は3回以内)
かぼちゃ 疫病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
べと病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 150〜300L/10a 3回以内
きゅうり べと病 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
すいか 褐色腐敗病 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
メロン べと病 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
ズッキーニ べと病 1000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
とうがん 疫病 2000倍 散布 収穫前日まで 2回以内 150〜300L/10a 2回以内
トマト 疫病 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
ミニトマト 疫病 1000〜2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
ピーマン 疫病 2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
なす 褐色腐敗病 2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
とうがらし類 疫病 2000倍 散布 収穫前日まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
えだまめ 茎疫病 1000〜2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
茎疫病 原液 種子塗沫 は種前 1回 種子重量の2% 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
べと病 1000〜2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
いちご 疫病 500〜1000倍 土壌灌注 生育期(但し、収穫30日前まで) 2回以内 100ml/株 4回以内(但し、育苗期は2回以内、定植後は2回以内)
疫病 500〜1000倍 土壌灌注 育苗期 2回以内 50ml/株 4回以内(但し、育苗期は2回以内、定植後は2回以内)
しょうが 根茎腐敗病 500〜1000倍 土壌灌注 生育期(但し、収穫30日前まで) 3回以内 2〜3L/m² 3回以内
根茎腐敗病 500倍 土壌灌注 生育期(但し、収穫30日前まで) 3回以内 1〜3L/m² 3回以内
たまねぎ 白色疫病 2000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
べと病 2000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
葉たまねぎ べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
ほうれんそう べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
みょうが(花穂) 根茎腐敗病 500倍 土壌灌注 生育期(但し、収穫3日前まで) 3回以内 3L/m² 3回以内
みょうが(茎葉) 根茎腐敗病 500倍 土壌灌注 みょうが(花穂)の収穫3日前まで 但し、花穂を収穫しない場合にあっては開花期終了まで 3回以内 3L/m² 3回以内
らっきょう 白色疫病 2000倍 散布 収穫3日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
ねぎ べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 4回以内 150〜300L/10a 4回以内
わけぎ べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
レタス べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
エンサイ 白さび病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
葉しょうが 根茎腐敗病 500〜1000倍 土壌灌注 生育期(但し、収穫3日前まで) 3回以内 3L/m² 3回以内
おかひじき べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 150〜300L/10a 2回以内
バジル べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
みつば べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで(但し、伏せ込み栽培は伏せ込み前まで) 2回以内 100〜300L/10a 2回以内
非結球レタス べと病 2000倍 散布 収穫3日前まで 3回以内 100〜300L/10a 3回以内
かんきつ 褐色腐敗病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
いちじく 疫病 2000倍 散布 収穫前日まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
ぶどう べと病 1000〜2000倍 散布 収穫14日前まで 3回以内 200〜700L/10a 3回以内
あずき 茎疫病 1000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
茎疫病 原液 種子塗沫 は種前 1回 種子重量の2% 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
だいず 茎疫病 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
茎疫病 原液 種子塗沫 は種前 1回 種子重量の1〜2% 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
べと病 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 3回以内 100〜300L/10a 4回以内(但し、種子への処理は1回以内、散布は3回以内)
こんにゃく 根腐病 500〜1000倍 土壌灌注 収穫14日前まで 3回以内 3L/m² 3回以内
ばれいしょ 疫病 1000〜2000倍 散布 収穫7日前まで 4回以内 100〜300L/10a 4回以内
疫病 375倍 散布 【ブームスプレイヤー】 収穫7日前まで 4回以内 25L/10a 4回以内
疫病 600倍 散布 【ブームスプレイヤー】 収穫7日前まで 4回以内 40L/10a 4回以内
疫病 32倍 無人ヘリコプターによる散布 収穫7日前まで 4回以内 3.2L/10a 4回以内
ホップ べと病 2000倍 散布 収穫14日前まで 2回以内 200〜700L/10a 2回以内
上手な使い方
きゅうり、メロンでの上手な使い方
トマトでの上手な使い方
ばれいしょでの上手な使い方
ぶどうでの上手な使い方
きゅうりの病害虫防除
トマトの病害虫防除
キャベツの病害虫防除
いちごの病害虫防除
試験成績
きゅうり、メロンのべと病に対する効果試験例
トマトの疫病に対する効果試験例
ばれいしょの疫病に対する効果試験例
ぶどうのべと病に対する効果試験例
使用上の注意事項
効果・薬害などの注意
  • 使用直前に容器をよく振ってください。
  • 予防効果主体なので、出来るだけ発病前又は発病初期に散布してください。
  • はくさいの根こぶ病に使用する場合、発病が激しい圃場では、効果が劣る場合がありますので注意してください。
  • 使用液量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節してください。
安全使用・保管上の注意
  • かぶれやすい体質の人は、取扱に十分注意して下さい。
  • 散布器具の洗浄水及び残りの薬液は河川などに流さず、容器は環境に影響を与えないよう適切に処理して下さい。
販売:石原バイオサイエンス(株)