農薬情報>殺虫剤


特長
■種類名:フロニカミド顆粒水和剤
■有効成分:フロニカミド・・・10.0%
■性状:淡褐色水和性細粒
■毒性:普通物
■魚毒性:A類相当
■安全性試験結果
試験項目 原体 製剤品ウララDF
急性毒性 経口/ラットLD50 ♂884 ♀1768mg/kg ♂♀>2000mg/kg
経皮/ラットLD50 ♂♀>5000mg/kg ♂♀>2000mg/kg
吸入/ラットLD50 ♂♀>4.90mg/g ♂♀>2.547mg/g
刺激性 眼刺激性/ウサギ 弱い刺激性 刺激性あり中等度〜重度
皮膚刺激性/ウサギ 刺激性なし 刺激性なし
皮膚感作性/モルモット 感作性なし 感作性なし
変異原性 復帰変異 陰性
染色体異常 陰性
DNA修復 陰性
マウス小核 陰性
環境生物
への影響
コイLC50(96hr) >100ppm 853ppm
オオミジンコEC50(48hr) >100ppm 68.8ppm
藻類EbC50(0→72hr) >100ppm 189ppm
100ppm混餌で影響なし
ウズラ急性経口/LD50 ♂♀>2000mg/kg
ウズラ5日間摂餌/LC50 ♂♀>5000mg/kg
ミミズ無影響量 1000mg/kg
土壌非標的生物 影響なし
  • アブラムシ類に高い効果
    ウララDFはアブラムシ類、コナジラミ類などの半翅目害虫や、アザミウマ類に対して殺虫効果があります。特にアブラムシ類に対しては、種に関わらず高い効果を示し、作物によっては4000倍(25ppm)まで使用することができます。
  • 新しい系統の殺虫剤
    ウララDFは既存剤の何れとも異なる新規な作用性を持っています。このため、ローテーション防除に使用する殺虫剤として最適です。
  • ユニークな作用
    ウララDFは、アブラムシの吸汁を阻害して防除します。吸汁阻害は速効的でアブラムシは直ちに加害できなくなります。但し、アブラムシが衰弱して茎葉から脱落するまでに数日かかるため、見掛け上は遅効的です。
  • 高い浸透移行性
    ウララDFは、高い浸透移行性を持っています。このため、葉巻を作り、薬剤のかかり難いアブラムシの防除にも最適です。有効成分は新梢にも移行しますので、新梢の被害が問題となる果樹のアブラムシ防除にも適しています。
  • 優れた残効性と耐雨性
    ウララDFは葉内で適度な安定性を持ち、概ね2〜3週間の残効性があります。また、耐雨性も良好ですが、有効成分が散布後葉内に取り込まれるため、降雨による琉亡での効果低下をまねくことが少ないものと考えられます。
  • 天敵・有用生物に対する影響が少ない
    ウララDFは、カブリダニ類、寄生蜂などの天敵昆虫、訪花昆虫に悪影響は殆どありません。
適用病害虫及び使用方法
作物名 適用病害虫名 希釈倍数 使用液量 使用時期 本剤の使用回数 使用方法 フロニカミドを含む農薬の総使用回数
りんご リンゴワタムシ 2000倍 200〜700L/10a 収穫14日前まで 2回以内 散布 2回以内
アブラムシ類 2000〜4000倍
なし、もも 2000〜4000倍
ネクタリン 2000倍 収穫7日前まで
うめ 2000〜4000倍
小粒核果類(うめを除く) 2000倍
ぶどう チャノキイロアザミウマ 1000倍 開花前まで
いちご アブラムシ類 2000〜4000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで
コナジラミ類 2000倍
きゅうり、なす アブラムシ類 2000〜4000倍 3回以内 3回以内
コナジラミ類 2000倍
トマト アブラムシ類 2000〜4000倍
コナジラミ類、ミカンキイロアザミウマ 2000倍
ミニトマト アブラムシ類 2000〜4000倍
コナジラミ類、ミカンキイロアザミウマ 2000倍
レタス アブラムシ類 2000倍 2回以内 2回以内
非結球レタス 2000倍 収穫7日前まで
メロン 2000〜4000倍 収穫前日まで
コナジラミ類 2000倍
ばれいしょ アブラムシ類 2000〜4000倍 収穫7日前まで
ねぎ ネギアザミウマ 1000〜2000倍 収穫前日まで 3回以内 3回以内
すいか、キャベツ、はくさい アブラムシ類 2000倍 2回以内 2回以内
チャノキイロアザミウマ、チャノミドリヒメヨコバイ 1000〜2000倍 200〜400L/10a 摘採7日前まで 1回 1回
コミカンアブラムシ 2000倍
上手な使い方
  • 本剤は浸透移行性・侵達性に優れ上位展開葉にも効果を示しますが、散布は作物全体に十分にかかるよう丁寧に散布してください。
  • 散布濃度は本剤のアブラムシ類、オンシツコナジラミに対する長い残効性を生かすためには、2000倍でのご使用をお勧め致します。ただし、ばれいしょ、野菜類のアブラムシ類単独防除の場合、4000倍でも十分な効果があります。
  • 茶芽への高い被害防止効果があります。
  • 抵抗性の発達を防止するため、他剤とのローテーション防除を心掛けてください。
  • 希釈倍数、使用液量、使用時期、使用回数等使用基準を遵守してください。
  • 殺虫スペクトラムが狭いので、発生する害虫種に合わせて、効果のある薬剤と組合せてご使用ください。
りんご/アブラムシ類 きゅうり/アブラムシ類、オンシツコナジラミ
なし/アブラムシ類 メロン/アブラムシ類
もも/アブラムシ類 なす/アブラムシ類、オンシツコナジラミ
うめ/アブラムシ類 ばれいしょ/アブラムシ類
いちご/アブラムシ類 茶/アブラムシ類
試験成績
ユニークな吸汁阻害作用
ウイルス感染阻止効果について
高い浸透移行性
新梢に対する効果
優れた残効性と耐雨性
天敵・有用生物に対する高い安全性
訪花昆虫に対するウララDFの影響
混用事例表
殺虫スペクトル
使用上の注意事項
  • 使用量に合わせ薬液を調製し、使い切るようにしてください。散布器具、容器の洗浄水などは河川などに流さないようにしてください。周囲に影響のない方法で処理を行い、空容器(空ビン)は環境に影響のないよう適切に処理してください。
  • 使用液量は対象作物の生育段階、栽培形態及び散布方法に合わせ調節してください。
  • 本剤の使用に当たっては、使用方法を誤らないように注意し、特に初めて使用する場合は病害虫防除所等関係機関の指導を受けるようにしてください。
  • 本剤は眼に対して刺激性があるので、眼に入らないように注意してください。眼に入った場合は直ちに水洗いし、眼科医の手当てを受けてください。
  • 保管・・・直射日光をさけ、なるべく低温で乾燥した場所に密封して保管してください。
製造・販売: 石原バイオサイエンス(株)
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